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米兵を集団女性暴行容疑で捜査 広島県警 '07/10/19

 米海兵隊岩国基地(岩国市)の海兵隊員四人が今月中旬、広島市中区内で、同市内の女性(19)に集団で乱暴した疑いが強まり、広島県警捜査一課と広島中央署が集団女性暴行の疑いで捜査を始めていることが十九日、分かった。

 調べでは、十四日午前三時半ごろ、岩国基地の海兵隊員四人が、中区の駐車場に止めた乗用車内で、女性に集団で乱暴した疑いが持たれている。海兵隊員は中区の流川・薬研堀地区にある飲食店で知り合った女性を連れ出したとみられる。

 事件後、現場に置き去りにされた女性が、付近をパトロール中の警察官に事情を話したことから発覚。女性が警察に被害届を出し、県警が捜査を始めた。女性が車のナンバーなどを覚えていたことから、海兵隊員四人は特定できているという。

 県警は今後、日米地位協定に基づき、四人の身柄引き渡しを米軍に求める。

 流川・薬研堀地区の繁華街では週末、岩国基地の海兵隊員が集まり、明け方まで大勢で騒いだりすることがあり、付近住民から苦情が出ることもあった。

 ▽米海兵隊岩国基地報道部のコメント

 疑いを持たれていることについては承知している。事案については、現在捜査中であり、地元関係機関には、全面協力しているところです。




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