｢酔っていないから捕まらないと思った｣と話しています。
酒を飲んだ夫が運転する車に乗った妻に、道内で初めて｢飲酒運転の同乗罪｣が適用されました。その夫が取材に応じ、酔っていないから大丈夫という認識の甘さが明らかになりました。
(車を運転していた夫)｢｢(Q.車で帰るとき捕まるとは考えなかった？)考えなかった。酔っている感じがないから｣
酒を飲んで運転したが捕まるとは思わなかったと話す夫ー、夫は、函館市湯川町の市道で酒気帯び運転をしていたところを飲酒運転取締り中の警察官に摘発されました。そして、隣に乗っていた62歳の妻も酒を飲んだ夫の車に乗せてもらうことを依頼しその車にのったとして書類送検されました。
(東海林記者)｢スナックで働いていた夫婦は客に勧められて酒を飲んでいましたがその後、家まで車で帰ったということです｣
｢飲酒運転同乗罪｣は先月19日に施行された改正道路交通法で新しく定められ今回、道内で初めて摘発されました。
飲酒運転同乗罪は運転手が飲酒運転になることを知りながらその車に乗せてもらうよう依頼して乗った場合、同乗者も罰せられるというものです。
(車を運転していた夫)｢自分でもものすごく反省しているというかどうしようもないくらい悔やんでいる｣
調べに対し書類送検された妻は｢同乗罪ができたことを知っていたもののついつい出来心で乗ってしまった｣と話しているということです。
（2007年10月19日(金)「どさんこワイド１８０」） |