前々回のブラウザのFirefox、前回のメールのGmail、この2つを組み合わせることで、さらに便利な使い方ができる。
Firefoxには「アドオン」という、さまざまな拡張機能があるのだけれど、Gmailについてもそれが利用できるのだ。インストールするとブラウザの右下(ステータスバーの右)にメールが来ているかどうかがわかる。赤いマークは未読メールがないが、青いマークだと未読メールがあるということになる。未読メールの件数も出る。さらにカーソルをその上の置くとメールのタイトルなどがわかる仕組みで、クリックすると受信トレイのタブが開く仕組みになっているのだ。 Gmailの考え方は、ブラウザを立ち上げていれば他のアプリケーションを立ち上げなくてもいいというものだ。たとえば、mp3ファイルを再生させる機能がある。わざわざプレーヤーを立ち上げなくてもいいのだ。 このようにGmailはメールというよりも、便利なツールといったほうがいいかもしれない。 Gmailを開くと左上には、 [Google] [Gmail] [カレンダー] [文書とスプレッドシート] [写真] [詳細] という具合にメニューが並んでいる。 [カレンダー][文書とスプレッドシート][写真]というのは、他人との共有が可能である。たとえば、アップロードした文書ファイルを共有している人が修正すると、その履歴なども残るというもので、添削などに使えば便利である。ちなみにワードやエクセルなどのファイルをアップロードし、そのまま修正などもできる。[詳細]をクリックすると、ここにはGoogleのサービスやツールがたくさんある。 便利なのは [Googleトーク]。これはチャット機能だ。Gmailのアドレス帳にリンクしていて、アドレスの頭に緑色のランプがついていればオンラインということで、相手がGmailを使っているか、[Googleトーク]をインストールしていればチャットができる。他にも便利なツールがいろいろとあるので、ぜひ試してみてほしい。 再びGmailの左上に戻ろう。[Google]をクリック。ここは自分で表示内容をカスタマイズできる、[iGoogle](パーソナライズドホームページ)である。Gmailの新着メッセージ表示、ニュースのヘッドラインを表示、天気予報、株価情報などを表示できる。これらの各セクションはドラッグ アンド ドロップで好きな場所に移動できる。しかも、ここもタブが追加できる。 iGoogleの画面(ログイン前) iGoogleで[コンテンツの追加]をクリックするとこの画面が表示される ■関連リンク Mozilla Japan - 次世代ブラウザ Firefox とメールクライアント Thunderbird の公式サイト Gmail へようこそ
総合1点(計3人)
※評価結果は定期的に反映されます。
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