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「同盟国を信頼するのは当然」 米声明で石破防衛相

2007年10月19日10時55分

 石破防衛相は19日、閣議後の記者会見で、米国防総省がインド洋で海上自衛隊が給油した燃料の転用疑惑を否定する一方で、使途をたどるのは複雑だとする声明を発表したことについて、「唯一の同盟国である米国の表明を信頼するのは当然、政府としてあるべきこと」と述べた。

 高村外相も「あれで十分なのではないか。米国が(対テロ作戦に)全部使ったうち、日本から提供したのはほんの一部だと発表した。これが大人の議論だ」と述べ、転用疑惑を否定する材料になるとの認識を示した。町村官房長官は「結論は流用や転用を否定したものと受け止めている」としながらも、「彼らが言っているように、油の色が違うわけでもないから、どこまで検証できるのかという難しさはあるんだろうなと思う」と話した。

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