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平塚の男児重体事故、国交相がシンドラー社批判

10月19日11時52分配信 読売新聞


 神奈川県平塚市のスーパー「西友平塚店」で小学3年の男児がエスカレーターの手すりと事故防止用の保護板の間に首を挟まれ重体となった事故で、冬柴国土交通相は19日の閣議後記者会見で、保護板の長さが国の基準より短く、建築基準法に違反した状態だったことに触れ、「基準を勘違いされているのではないか」と述べ、エスカレーターと保護板を製造・設置したシンドラーエレベータ(東京都江東区)を批判した。

 基準では保護板の長さは、手すりより20センチ以上、下に延ばすよう定めているが、現場の保護板は手すりから約2センチしかなかった。冬柴国交相は、全国のエスカレーター約6万基の緊急点検を指示したことを踏まえ、「基準に従っているかどうか確認し、改善してほしい」とした。

最終更新:10月19日11時52分

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