O157感染で4歳女児死亡 福岡県内で初2007年10月18日20時10分 福岡市は18日、福岡県粕屋郡内の4歳の女児が病原性大腸菌O(オー)157に感染し、死亡したと発表した。同菌の感染症で死者が出たのは同県内では初めて。市から連絡を受けた県は近く、感染経路などを調べるとともに、注意を呼びかけている。 市保健予防課などによると、女児は12日から39度ぐらいの高熱が続き、15日に福岡市内の病院に入院。その後も、症状は悪化し、18日に死亡した。原因は不明だが、5人家族で症状が出たのが女児だけなので、「食中毒は考えにくい」とみている。 国立感染症研究所によると、9月中旬までの同感染症の感染者は全国で3151人で、01年に次ぐハイペース。うち福岡県は152人で全国3番目だという。
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