石破茂防衛相は18日夜のCS放送の番組で、インド洋で海上自衛隊が給油活動を始めた01年以降の補給艦、護衛艦の航海日誌を公開する考えを示した。4年の保管期間を過ぎた日誌の大半が廃棄されており、現存する日誌のみの公開となる。
具体的な活動位置や給油先の艦船名については原則的に非公開とする方針。海自が補給した燃料のイラク戦争への転用疑惑をめぐり、民主党が情報公開を請求していた。
また、補給艦「とわだ」の航海日誌の廃棄問題については、2人以上の隊員によってシュレッダーで廃棄処分されたことを明らかにした。【田所柳子】
毎日新聞 2007年10月18日 23時08分 (最終更新時間 10月18日 23時27分)
10月18日 | 海自給油活動:現存の航海日誌公開へ 防衛相が表明 |