初めてのお客様
昨晩、アパートに帰ると、棚にのっていたゴキブリホイホイが落ちていた。ネズミでも走り回ったのだろうか。窓は全部閉まっている。このアパートに住んで3年半だが、以前にも一度だけなにか入った形跡があった。でもそのときは、犯人は逃げ去った後だった。犯人はきっと風呂場の細い通風孔から出入りしたんだろう。今回は部屋の隅にうずくまっていた。この部屋にこれまで誰も来たことはないから、初めてのお客様。つついてみると少し動いた。でも力なく、目を閉じてしまった。ガラス窓に頭をぶつけて、気絶している鳥を何度か見たことがあり、だいたいしばらくしたら正気に戻って飛び立っていった。このスズメも・・・と期待したが、朝になっても目を覚まさなかった。せっかく初めてのお客様だったが、いきなり寂しいお別れになってしまった。冷たくなった小さな亡骸は草叢に置いた。
学長選考から一夜明けて、「出直し選挙を実現する会」というものが発足して、署名活動が始まった。もちろん署名した。ついでに発起人にも名前を連ねることになった。明日は、メインキャンパスで立て看板を出して、大々的に署名の呼びかけをやるらしい。申し訳ないけれども、明日私は室戸に出張です。
今回の問題を整理しておくと、
1.意向投票の結果を参考にして、選考会議で候補者が選考されなければならないのに、意向投票の結果とは違う候補者が選ばれている。これについては、なぜそういう決定になったのか、明確な説明が必要。
2.選考会議では、「決議には出席者の過半数の賛成が必要」という規則になっているが、実際には10人の委員が出席し、5人が賛成したのみ。これは半数が賛成しただけで、過半数ではない。にもかかわらず、選考が決定されてしまった。これは、規則違反。
以上のようなゴリ押し決定を認めては、大学の恥でしょう。“バカ大学”と呼ばれないように、選考をやり直しましょう!ということが、出直し選挙を実現する会の趣旨です。
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