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悪質酒気帯びで即免職も 悪質運転の処分厳罰化 道教委(10/19 07:32)道教委は十八日、悪質な酒気帯び運転や無免許運転は即座に懲戒免職とし、ひき逃げや当て逃げの項目も新設するなど懲戒処分規定を改正、道立学校と各教育局、それに札幌市を除く各市町村教委に通知した。昨年十月に「酒酔い運転」を一発免職にするなど厳罰化したが、その後も教職員による飲酒運転が続発。九月の改正道交法施行も受け、さらなる対応に踏み切った。 現行は酒気帯びで摘発されると停職一カ月だが、新規定では悪質度により「停職三カ月から免職」とした。悪質な例として「周囲の制止を振り切り運転する」などを挙げている。酒気帯びによる事故は現行の「停職二カ月から免職」から、人身事故は即免職に、物損事故は「停職四カ月から免職」と差をつけた。無免許運転も酒気帯び運転と同じ規定を適用する。 また、改正道交法で「ひき逃げ」が厳罰化されたことを受け項目を新設し、一発免職とした。「当て逃げ」は「停職二カ月から免職」。新規定は十一月一日以降の事案に適用する。 道教委によると、今年三月時点で十七都府県教委が「酒気帯び違反は理由を問わず即免職」としており、「厳しさは中ぐらい」(教職員課)という。 飲酒運転による道教委の懲戒処分は二○○六年度が六件、本年度も既に五件に達する。道の規定は見直さないため、道と処分の重さに差が出るが、道教委は「飲酒運転は、事務職員も含め教育に携わる公務員として許されない信用失墜行為」(同)と説明している。 |
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