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開会中の中国共産党大会に出席した曽慶紅国家副主席=15日、北京の人民大会堂(共同)
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【北京18日共同】中国共産党の最高指導部、政治局常務委員会の現行メンバー8人のうち、序列5位の実力者、曽慶紅国家副主席(68)と呉官正(69)、羅幹(72)両氏の3人が引退することが18日分かった。北京で開会中の第17回党大会で選ばれる新中央委員の候補者名簿に3人の名前がなかった。複数の中国筋が共同通信に明らかにした。 党大会では、江沢民前国家主席(81)に重用された曽氏の去就が最大の焦点。江前主席の影響力が薄まることで胡錦濤国家主席=党総書記=(64)は政権掌握力を一段と強化、指導部の世代交代が一気に進むことになる。 新常務委メンバーには、次世代指導者候補として注目される習近平・上海市党委書記(54)、李克強・遼寧省党委書記(52)らが有力視されている。 曽氏は、常務委から退くことで、来年3月の全国人民代表大会(全人代=国会)で国家副主席からも引退する。 |