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「日本との合意に従った」 給油問題で米国防総省声明

2007年10月19日01時44分

 米国防総省は18日午前(日本時間同日深夜)、インド洋での海上自衛隊による給油活動をめぐって声明を発表し、油の使途をたどることは複雑な作業だとしたうえで、「米国政府は(対テロの)『不朽の自由作戦』(OEF)に参加する艦船だけに油を供給するとした、日本政府との合意に忠実に従ったと信じる」との立場を明らかにした。

 油が最終的に消費されるまでの経路をたどることが複雑な理由として、声明は(1)海上自衛隊から提供された油は別のタンクに貯蔵されるわけではない(2)他の補給艦を経由した場合にはさらに複雑になる(3)(米海軍の)艦船は複数の任務を帯びることもある、の3点を挙げて説明した。

 声明はさらに、OEF全体で消費した油の量は、日本が提供した量を上回ると指摘し、「日本の提供した油はすべて、OEFに参加した艦船によって消費されたと説明できる」と結論づけた。

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