亀田大毅、内藤に直接謝罪=史郎氏は電話で「すみませんでした」−ボクシング

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトル戦(11日)で亀田大毅(協栄)が反則行為により1年間のボクサーライセンス停止処分を受けた問題で、父親の亀田史郎氏は18日、亀田大が同日朝、対戦したチャンピオンの内藤大助(宮田)を訪ね、直接謝罪したことを明らかにした。亀田側が内藤に謝罪したのは初めて。
 史郎氏によると、亀田大は内藤の東京都内の自宅を1人で訪ね、反則行為についてわびた。内藤はこれまでに、「もう終わったこと。もう怒っていない」と話しており、謝罪を受け入れた上で再起へ向け亀田大を激励した。
 史郎氏は混乱を避けるため謝罪には同行せず、内藤に電話で「迷惑を掛けすみませんでした。次の試合も頑張ってください」と伝え、内藤は「いいですよ、お父さん」と応じたという。
 亀田父子は17日に日本ボクシングコミッション(JBC)を訪ね謝罪。引き続き開かれた記者会見で亀田大は一言も発言できず内藤側への謝罪はしていなかった。 

[ 時事通信 2007年10月18日 13:01 ]


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