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【野球】

「デーブ大久保」1軍打撃コーチ 西武・人気回復への目玉に

2007年10月17日 紙面から

 西武は16日、渡辺久信新監督(42)を支えるコーチングスタッフを発表した。ヘッドコーチには黒江透修氏が復帰し、2軍監督には片平晋作編成部長プロ担当が就任。打撃コーチの「デーブ」こと大久保博元氏には、集客の目玉としての期待もある。

 大久保・新打撃コーチが「明るく強いレオ」の柱になる。西武時代よりも、4番も打った巨人時代や引退後のタレント活動のイメージが強いが、知名度は抜群だ。

 「大久保コーチは、人気回復への目玉。技術面だけでなく、キャラクター面でも期待しています。『デーブを見たい』という人で、観客動員が増えてくれればいいですね」。小林オーナー代行の声が弾んだ。

 大久保氏の入閣は、現役時代から親交が深い渡辺監督の要請。「明るいし、米国で勉強したから指導力には心配していない」。1986年に西武から米国へ野球留学。その経験も踏まえ、厚い信頼を口にした。さらには「登録名をデーブ大久保? いいんじゃないの」と、首脳陣では異例のニックネーム登録にも前向きだ。

 大久保氏はポストシーズンもマスコミの仕事を多くこなすが、できるだけ秋季練習にも顔を出す意向という。「明るい雰囲気をつくる人と、野球に精通して強いチームをつくる人を入れた」と小林オーナー代行は自信の表情で説明する渡辺内閣。未知数の部分は多いが、とにかく第一歩は踏み出した。 (林原弘)

 

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