十八歳未満の女子高校生に売春をさせたとして、兵庫県警少年育成課と甲子園署などは十六日、児童福祉法違反の疑いで、尼崎市、飲食店責任者の女の容疑者(49)=売春防止法違反容疑で逮捕済み=を再逮捕した。
調べでは、同容疑者は今年五月ごろ、尼崎市内の飲食店で、阪神間に住む高校三年の女子生徒=当時(17)=に、男性客と性行為をさせた疑い。同容疑者は「十八歳未満とは知らなかった」と容疑を否認している。
女子生徒はホストクラブへの借金返済のため、指定暴力団山口組系組員の男の容疑者(35)=児童福祉法違反容疑で逮捕済み=を介して、同店で複数の男性客を相手に売春をさせられていたという。