作品名: 「nature pot」
作者: Oh Seung Jae, Lee Do Myeong, Jo Ha Jin

I: 室内のオゾン濃度を調整して空気を除菌するという、馴染みがなく目にも見えないこの機能を、直感的に理解できる明快な表現にまとめている。
S: 造形の魅力が提案に説得力を持たせていたデザインです。
ユニットの展開にややリアリティーが乏しい感がありましたので
集合になった時の見え方や、連結の構造などにもう一工夫ほしかったと思います。
作品名: 「luminous umbrella」
作者: 関田苦学

I: 誰もがイメージできる雨の中での視認性という機能だけでなく、暗く憂鬱な雨の街を明るく彩るという、夢と可能性を感じさせる素直な強さが共感を呼ぶ提案。
S: やさしい思いやりをカタチにしたアイデアです。
普通の傘との違いをさりげなくカタチに表現出来ていたなばら
より説得力を持った提案になると思います。
作品名: 「WATER ELECTROLYZER」
作者:河井大輔

I: 電解水の取り扱いやすさ、安全性が素直に生かされたアイデア。人が使う技術の1つのあり方を明快に提示している。コンセプトの明快さをもっとデザインで表現しようという意識が欲しかった。
S: シンプルなアイデアがこのデザインの大きな魅力だったと思います。
そのシンプルさや、水の清潔感などをデザインの魅力として表現したなら
もっとメッセージが強くて明快なものになり、多くの共感を得られたと思います。
作品名: 「kaya」
作者: 小石和則

I: クリーンルームが家庭にあるというのは一昔前では SF の世界でしかありえなかった想像だが、今の私たちには十分現実味を帯びてきた。
S: 新しいテクノロジーを昔ながらの「蚊帳」というスタイルに融合させたところが
コンセプトへの理解を深めていると思います。
実際の使用シーンがより豊かでポジティブな生活をイメージできるような表現があると、よりアイデアに魅力を感じられると思います。
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