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ぜんそく抑止 マウス実験成功

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理化学研究所の佐藤克明リーダーの研究チームは、免疫機能の過剰反応が引き起こす「アレルギー性ぜんそく」の治療法を開発しようと、免疫機能を持つ白血球に着目し、マウスを使って研究を進めてきました。その結果、白血球の種類の1つで免疫を働かせるための指令をいちばん最初に出す樹状細胞と呼ばれる細胞を特殊な環境で培養すると、免疫機能を抑える効果が加わることがわかり、この細胞をアレルギー性ぜんそくの30匹のマウスに注射したところ、すべて症状が完治し、副作用も出なかったということです。研究チームでは、これまでの治療法と違い、副作用のない新たな治療法につながる可能性があるとして、今後、ヒトに対しても効果があるか調べることにしています。佐藤リーダーは「患者自身の細胞を使うこともできるので、副作用や拒絶反応などもなく、患者の負担を大幅に軽減できる。医療機関などと連携し、ヒトへの応用研究を進めたい」と話しています。
もどる10月18日 5時56分
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