温暖化で途上国支援、日本に７６７０億円負担責任　[10/13]

1 ：CASIOPEA(第拾三期卒業生)φ ★：2007/10/13(土) 16:25:02 ID:???0

　地球温暖化によって貧しい発展途上国が被害を受けることを防ぐには年間約五百億ドル
（約五兆九千億円）が必要で、日本はこのうち１３％に当たる約六十五億ドル（約七千六百
七十億円）を負担する責任がある−。途上国の貧困問題に取り組む国際的な民間団体
オックスファム（本部英国）が十二日までに、各国の二酸化炭素（ＣＯ２）排出量などを基に
このような試算をまとめた。

　オックスファム・ジャパンの山田太雲（たくも）さんは「先進国が大量のＣＯ２を排出した結果
貧しい途上国が食料難や水不足など大きな損害を被る。先進国には途上国が温暖化の影響
に適応するための支援をする責任がある」と、各国に途上国支援のための基金への拠出を
求めている。

　オックスファムによると、産業革命以来の温度上昇を二度程度に抑えたとしても、途上国は
新たなインフラ建設や医療費、農業対策や水資源確保のための費用などで年間少なくとも
五百億ドルの出費を新たに迫られる。

http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2007101302056204.html