歌詞とメロディを入力するとバーチャルアイドルが本物の人間のように歌ってくれることで人気のパソコン用ソフト「初音ミク」。14日に放映されたTBS系「アッコにおまかせ!」もこの初音ミクについて紹介したが、その内容にネットユーザーからは「初音ミクをダシにオタクを叩いて視聴率稼ごうとする浅はかで悪意ある構成」「初音ミクがマスコミの印象操作に使われてしまった」など批判が集中している。
批判の的となっている番組は14日のお昼に放映されたもの。“オタクの聖地”東京・秋葉原での街頭インタビューでアイドル「初音ミク」の人気を紹介やさらにユーザーが制作したオリジナル曲を演奏するなど、「初音ミク」について解説していた。
番組はその後、「初音ミク」ユーザーに焦点を合わせた内容に一転。ユーザーの「3次元には興味がない」といったコメントや、ユーザーがコンビニでアルバイトをしていることについてナレーターが「ふーん、ご立派ですねえ」と発言するなど、「初音ミク」とは無関係の内容となっている。
取材を受けた別の初音ミクユーザー、Otomaniaさんのブログによると、取材段階では和田アキ子さんの名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」をOtomaniaさんが制作し、初音ミクに歌わせる予定であったとしている。また同ブログにはユーザーからの「馬鹿にするつもりだったのがあまりにも出来が良くて、(番組制作側にとって)面白くないから無理矢理放送しなかったようにしか見えない」とのコメントも掲載している。
「初音ミク」の企画制作を担当したクリプトン・フューチャー・メディア社の佐々木渉さん(27)も、この番組内容について同社の公式ブログで「余りにも幼い、、、初音ミクやニコニコ動画などのムーブメントに対する喧嘩の売り方に呆れてしまいます」と怒りをあらわにしている。
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