医療事故の被害者や、医療訴訟で患者側に協力した医師らが語り合う「医療の良心を守る市民の会 シンポジウムinおおさか」が20日、大阪市中央区の「エル・おおさか」で開かれる。テーマは「改ざんや隠蔽(ぺい)と闘う医師と医療被害者を偏見や誹謗(ひぼう)中傷から守るために」。
市民の会は昨年4月、医療過誤で真実を語るなど良心的な医師を支援しようと設立された。シンポジウムでは、東京都で99年、割りばしがのどに刺さって死亡した男児の父や、昨年の奈良・大淀病院の妊婦転送問題の遺族、無断で臨床試験の対象にされた患者遺族の訴訟に協力した金沢大病院の医師らが参加する。
午後1時15分~5時。参加無料。定員200人で事前登録優先。問い合わせは、電子メール(liaison_office@yahoogroups.jp)かファクス(047・380・9806)で同会へ。【根本毅】
毎日新聞 2007年10月18日