更新:10月18日 13:41インターネット:最新ニュース
「海賊版ダウンロード違法化」に反対・津田氏らがネットユーザー団体立ち上げ
音楽ジャーナリストの津田大介氏や法政大学の白田秀彰准教授らは18日、東京・渋谷で会見し、「Movements for Internet Active Users(MIAU)」という一般インターネット利用者の意見を伝えていくための任意団体を設立したと発表した。文化庁の審議会で検討が進んでいる海賊版など違法コンテンツのダウンロードを違法化する制度改正案や地上デジタル放送の録画のコピーを制限する「ダビング10」などに反対意見を表明していく。 団体の発起人は津田氏や白田准教授、AV機器評論家の小寺信良氏ら11人で、来年以降に社団法人や有限責任事業組合などの組織に転換することを検討している。 活動内容としては、新たに制定されるインターネット利用者に影響を与える法制度などに対して、利用者の声を汲み取って意見表明する。具体的な手段としては政府が募集するパブリックコメントに対して団体として意見を提出したり、一般ネット利用者がパブリックコメントを出すことを支援したりする。 現段階で掲げている意見としては、権利者に許諾を得ずにネットに掲載されたコンテンツのダウンロード違法化への反対、デジタル放送のコピーワンスやダビング10を採用することへの反対、著作権の保護期間を70年に延長することへの反対の3つ。 [2007年10月18日/IT PLUS] ● 関連記事● 記事一覧
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