旧大原町横領 元組合長の控訴棄却
10/17
11:41 |
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岡山県の旧・大原町農協の元組合長が約15億円を横領した事件の裁判で広島高裁岡山支部は17日、主犯の元組合長の控訴を棄却し一審の懲役9年を支持しました。判決を受けたのは旧・大原町農協の元組合長土居保和被告(65)です。土居被告は息子で元理事の土居隆典被告らと共謀して2001年から2002年にかけて組合の金約15億円を横領しました。横領した金は大阪府の乳製品販売会社の買収と運営資金にあてていました。また土居保和被告は農協が町から管理運営を委託されていた「大原町ライスセンター」の改築事業費を水増しして、約1億2000万円を騙し取っていました。土居被告は一審で懲役9年の判決を受けましたが、「横領も詐欺も意図はなく量刑も重過ぎる」として控訴していました。広島高裁岡山支部の小川正明裁判長は、「私利私欲のために横領した事実は明らか」と判決理由を述べました。土居被告は上告する方針です。
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