 |
2007年10月17日(水) 19:10 |
|
 |
元大原町農協組合長の控訴棄却
岡山県・旧大原町の農協で15億円を着服したとして一審で業務上横領などの罪で懲役9年の判決を受けた元組合長の控訴審で、広島高裁岡山支部は被告側の控訴を棄却しました。
判決を受けたのは大原町農協の元組合長・土居保和被告(65歳)です。 判決によりますと、土居被告は農協の元理事らと共謀して2001年から2002年にかけて農協が所有する有価証券などを勝手に売却して15億円を横領し、大阪府の乳業会社の買収資金に充てていました。 土居被告は一審で業務上横領などの罪で懲役9年の判決を受けましたが、事実誤認だとして控訴していました。 しかし控訴審で広島高裁岡山支部の小川正明裁判長は「原判決に事実誤認は認められない」として控訴を棄却しました。
|
|