カレーにウンコが混じった
Oisix 博多華味鳥 手羽元カレー(レトルト・中辛) 価格:(税込) 発売日: |
サブプライムローンというのは、世界の金融界を舞台にした壮大なババ抜きだったんじゃないかという気がするんだが、ババ抜きと違うのは、みんながババを引いてしまった、という事だ。で、面白い例えを言っている人がいる。
第三次世界大戦は始まるのかどうか・・・なんて議論があるよね。きかっけはイランだとかなんとかって。
もしかしたら、もう始まっているのかもしれんよ。
ただし、前にソ連崩壊に関してカキコしたんだけれど、戦争の概念が変ってしまった。
もうドンパチではなくてマネーなんだな。第一次、二次のように通常兵器の大量投入という方法はもう使える時代じゃない。
世界大戦というのは文字通り世界規模ということなのだから、きっかけは何かと言えば、サブプライム問題だろう。マジな話、どうも大変なことになっているらしい。これは、単にサブプライムの規模が問題なんじゃない。面白い喩えがあったが、ようするに
カレーライスの中にひとつぶウンコが混じったために、全部食べられなくなるのと同じなんだそうだ。
ババ抜きだったら、ババを引いた人以外は損害はないんだが、ウンコの混じったカレーは誰も食べられない。プレイヤー全員が被害者という事になる。
「今後、一層問題になることは150兆円の債務の、米国サブプライム・ローンだけでない。
信用危機は、金融工学が生んだ合成証券である『債務担保証券(CDO:』の流通価値つまり市場価格が、理論価値を大きく下回ったことから始まっています。
【CDO】
(1)個人の住宅ローン・消費者ローン・自動車ローン、企業の社債、国の国債など「あらゆる債務」を、ちゃんこ鍋のようにごった煮にし、
(2)信用度(=1-破綻確率)の違いで、3層に切り分けた結果から、3種の別の証券を作ったものが『債務担保証券(CDO)』です。」
というわけで、そしてこれが
「CDO(債務担保証券)の売買不能という危機に展開」
という危険性があるらしい。「売買不能」がカレーライスが食べられなくなるということなんだろう。
2ちゃんころの政治板なんだが、コレだけの大きな問題になるとコトは経済だけにとどまらないわけだ。で、この件では日本は一方的な被害者なんだが、既に野村証券が730億円の損失なんぞ出してるわけだが、いやいや、そんなのまだ良い方だ、とぐっちーさんが言ってます。なんでも、現在額面の80程度で評価されているCDOの債権部分を叩き売った人がいるんだが、20/100でも売れなかったんだそうで。
よく考えてみて欲しい。中身が1000銘柄にもスライスされているプールの毀損をどれだけ正確に測れるというのか。こんなものは作った当人しか査定できないという際物で、しかも作った本人は既に退職しているのという場合がほとんどなので本当の価値は誰にも分からない。モルガンのビットが余りに低いのでゴールドマンに査定してもらう、という訳にはいかない商品なのだ。
金融庁もこの数字を信じるしかなく、ではいざ売ったら本当はいくらなのか・・・という実態は誰にも分かっていないのだ。
あまりに複雑怪奇な仕組みなので、誰にも理解できないらしい。つうか、そんな怪しいモノを平気で売り買いしていたのかと思うとゾッとするんだが、中にはCDOオブCDOなんていうのもあって、コレは「CDO自体、大数の法則を用い、個々のアセットにかかるリスクを分散することで、高リスクの商品を低リスク化することを可能にしている(つまり低格付けの商品から高格付けの商品を生み出すことを可能にしている)が、これらCDOの中からお互いにコリレーション(相関)が低い複数のCDOをまとめて新しいCDOを生み出すことで、さらに低リスク化することが可能である。」by.Wikipediaというモノらしい。なんだかねぇ。カレーにウンコが混じるとウンコ臭くなるのでオシッコも混ぜてみました、みたいなもんか? おいらのカレーの隠し味はヴァンホーテンのココアなんだがね。
欧米の金融機関は8000億どころではなく、まともにゼロ、と評価したら、総資産がぶっ飛んでしまう・・・・・この現状に対してアメリカも、ヨーロッパも中央銀行及び政府が大恐慌を越える資金供給を繰り返している訳だ。
これが一大事ではなくなんなのか・・・・・
再度象牙の塔にこもる学者、及び年収何億ももらっているエコノミストに答えを求めたいと思う。誰も買わない、価値算定ができなくかつ無形な価値が何も残っていないスライスされたローン債権とは永遠に価値はゼロ、これがCDOという商品の宿命であることはみんな分かっていた筈である。
とりあえず、やたら紙幣を増刷してバラ撒いて誤魔化している状態なんだが、それって、将来的には壮絶なインフレを招くのは確実であって、世界経済がアメリカの貧乏人どものアッケラカンのカーのせいで破滅するのが目前に迫っているわけだ。しょせんユダヤなんざ、他人のふところに手を突っ込んで稼ぎを盗んで行くしか能がない連中なので、いくら理屈を捏ねても下手糞な手品が長続きするわけがない。で、まぁ、あとはいつ、日銀砲が火を噴くのか楽しみだという状態なんだが、さて、どうなる事か楽しみです。国際金融資本の手羽先やってる某宗教団体さんも大変ですね、というような話がないでもないんだが、あんまりアレするとまたナニがソレなので、おいらキムチでも食って寝ます。
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