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ページ更新時間:2007年10月18日(木) 00時42分
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■死亡 小2女児“大人の男の人に刺された” 〜兵庫・加古川市〜
16日夜、兵庫県加古川市で小学2年生の女の子が自宅の玄関先で何者かに刺し殺された事件です。女の子は救急車で運ばれる途中に「大人の男の人に刺された」と話していたということがわかりました。加古川市の現場から中継でお伝えします。 【現場から中継】 事件から一夜明けました、兵庫県加古川市の現場です。
警察の規制線が引かれまして、この奥およそ100メートルほど入ったところに女の子が殺害された自宅前があります。
そちらで朝から警察による現場検証が続いております。
事件が起きたのは16日午後6時すぎでした。
兵庫県加古川市別府町の水間一さんの家から、「子供が何者かに襲われた。少しぐったりしている」と消防に通報がありました。
女の子は水間さんの孫で、小学2年の鵜瀬柚希ちゃん(7)で、玄関先で家の方に頭を向けて、うつ伏せで倒れていたということです。
救急隊が到着した時、母親の江梨香さんに抱かれてぐったりしていて、右胸と腹部に刃物で刺された跡がありました。
柚希ちゃんはこの時はまだ意識があり、病院に運ばれる途中、救急隊員の問いかけに対し、「大人の男の人に刺された」と答えたということです。
「女児に対して問いかけをしたところ、大人の男の人に(刺された)』という内容を話したと」(加古川市消防本部会見・午前9時半)
柚希ちゃんは病院で手当を受けましたが、およそ1時間40分後、死亡しました。
「(柚希ちゃんは)優しい、可愛らしい子です。小さい子の面倒をよくみて、かわいがってくれてましたけど…」(近所の人) 「明るく、家族思いの優しいお子さんで、音楽会に向けて今練習をしているところでした」(通っていた小学校の校長)
これまでの調べによりますと、柚希ちゃんは自宅近くの公園で、同級生らと遊んでいて、自転車で帰宅して、すぐ何者かに刺されたとみられます。
近所の人の話では突然「キャー」という叫び声が聞こえ、続いて「大丈夫?」と動転した声が聞こえたため部屋から外を見たところ、柚希ちゃんが倒れていたということです。
警察は殺人事件として捜査本部を設置しましたが、これまでのところ有力な目撃情報はなく、通り魔と顔見知りの犯行の両面で調べています。 (10/17 15:11)
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