大名古屋ダメポツアー>愛知県豊田市・保見団地 | ||||||
こんにちは。長らく「大阪民国ダメポツアー」の取材と管理人をやっているmasaです。 大阪での多国籍社会と言えば圧倒的にアジア系で在日朝鮮人と在日中国人がメインですけど、愛知県の場合は少し事情が違います。イランやパキスタン、特に目立つのは南米系日系人の出稼ぎ住民です。 工業がさかんな愛知県及び名古屋周辺の衛星都市は瞬く間に出稼ぎ外国人が多く住み着くようになりました。目的は出稼ぎによる一時的な移住ですが、中には目的の半ばでそのまま日本に暮らし続ける人もいます。 彼らの存在や来歴については当事者でなければ、自分から調べでもしない限り詳しく知ることができないのが実情なだけに、元から住んでいた人々との軋轢が社会問題になっています。 なんせブラジル人だけでも国内に約28万人と言われている。 日系とは言え日本語が喋れる訳ではありません。 文化や生活習慣の壁、言葉の壁に閉ざされるコミュニティ、そして住民のDQN化、少子化や人口減少社会で外国人受け入れの必要性が論じられる傍らで年々外国人出稼ぎ労働者が増える日本社会。無視できない問題です。
自動車王国愛知県の底辺を支える外国人派遣労働者
東海四県の主なブラジリアン地帯は愛知県豊田市、小牧市、豊橋市、豊川市、岐阜県美濃加茂市、可児市、静岡県浜松市、湖西市、三重県鈴鹿市などである。 これらの街には、ブラジル人専用スーパーや飲食店もあったりなんかして、 いやがうえに異国気分が満喫できるのだが、その一方で治安悪化も併発している。 そもそも出稼ぎ目的で来た彼らは元々日本に永住するつもりで来た訳ではない。 なので、真剣に地域社会に溶け込もうと考える人はどうしても少数派である。 ブラジル人学校や、サポート施設で頑張る方々の努力もあるが、日系人と言えども基本的に彼らは自ら日本国民となる意思はないのだ。だからこそ学校に子供を通わせない親がいたり、平然とこの異国の地で犯罪に走る者もいる。 彼らは物価の高い日本で労働者として生活をして健気に貯蓄をしていく。 なんとブラジルでは150〜200万円もあれば庭付き一戸建てが買えるのだという。いわゆる「出稼ぎ御殿」。 その為に日本に来て一儲けしようと考えるブラジル本国での口コミがもとで彼らはやってくるのだ。 彼らを受け入れたのは紛れもなく日本政府。 1980年ごろから日系ブラジル人の移住が始まったと言われる。その頃から既に保見団地はブラジル人が増え始めていたのだ。それが1990年の「出入国管理法」の改正により日系ブラジル人の無条件受け入れが始まった。それからは雪崩の如く外国人が出稼ぎ目的で日本に流入。今に至る訳だ。 「日系人受け入れは失敗だった」政府認める外国人受け入れのために十分な下地作りもろくに行われないまま、日本語もまともに喋れない外国人を「日系人」だからという理由で無差別に受け入れたツケが回りに回って、治安悪化や外国人自身の学業や職業選択の自由等の人権問題もほったらかしのままで今日に至ったことを政府はようやく顧み、「日系人の受け入れは失敗だった」と渋々認め、この「日系人無条件受け入れ」にやっと見直しが行われるようだ。朝日新聞:日本語分からない日系人、在留資格更新せず 法務省試案 - 社会 河野副大臣は、日系人の子供が十分な教育を受けられない問題が起きていることなどを指摘。「日本社会として、彼らを受け入れる態勢も意思も欠け、労働力としてしか見ていなかった。社会への統合が進まないと、犯罪が生まれることにもなりかねない。失敗を素直に認め、やり直す必要がある」と述べた。役人の都合で、既存の日本社会と外国人の人生の両方を狂わせてしまった失態を、ようやく政府は認めたのだ。 1ページ目へ続く> 参考記事・リンク Wikipedia - 日系ブラジル人 Wikipedia - 保見団地 保見団地はこんなところ 保見ヶ丘ラテンアメリカセンター
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