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イラク副首相、越境攻撃姿勢のトルコに警告

 【カイロ=金沢浩明】イラクのサレハ副首相は16日、英BBC放送に対し、トルコがもしイラク北部を拠点とする武装組織、クルド労働者党(PKK)を越境攻撃すれば「極めて重大な結果を招く」として、トルコ政府に攻撃に踏み切らないよう警告した。副首相は「越境攻撃は地域の安定を損ね、別の周辺国の介入も引き起こすだろう」と述べた。

 イラクのハシミ副大統領は16日にトルコを訪れ、ギュル大統領やエルドアン首相と会談した。ハシミ副大統領は地元メディアに対し「政治的な解決を望む」と強調したが、会談内容については明らかにしていない。

 トルコ政府はすでに議会に越境攻撃の承認を求め、議会は17日に承認する見通し。(15:01)

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