恥ずかしい学長選考
きょう夕方のNHKニュースで、高知大学の学長が現学長の再任に決まったと伝えていた。対抗馬のマック高橋先生は、職員の投票で勝っていたのに選ばれなかった。選考のしくみとしては、職員の投票だけで決定されるのではなく、その投票結果を見て、学長選考会議が決定するということだった。どういう理由で、投票で勝っていたマック高橋先生を落として、現学長を選んだのか?学長選考会議から職員に対して、一切説明がない。そのままマスコミに発表してしまった。なんの説明もなく、学長を決めてしまうのなら、投票なんか必要ない。投票させたなら、説明する義務がある。これが、国の最高学府「大学」のやることだろうか。こんな頭の悪い組織に属していると考えると、恥ずかしくて情けなくなってくる。
ちなみに高知大学ホームページにある大学のキャッチフレーズ↓
「5つの能力で社会の力に!4つのCで高知から世界へ!!」
Chance
人間関係を作る力など社会性の不足や権利と責任のバランスの喪失、規範意識の希薄化、あるいは他人への思いやりの不足が叫ばれている中、自らの能力向上にむけ たゆまぬ努力を惜しまない人材を育成します。
Challenge
人間性、社会性に富み、活力のある人材の育成を目指します。
Change
教養教育、専門教育や正課外教育あるいはインターンシップを通じて5つの能力(表現力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、異文化理解能力、情報活用能力)を身に付けさせます。
Create
21世紀の知識創造社会で活躍できる人材を輩出します。
・・・今回の学長選考のやり方は、この宣伝文句を完全に裏切る行為。学生達にどう説明すればよいのか?!「人間関係を作る力など社会性の不足や権利と責任のバランスの喪失、規範意識の希薄化、あるいは他人への思いやりの不足」の教員が指導しても・・・説得力ないよな~
これはヒドイ話ですね。
大学自体のイメージにも悪影響かもしれません。
ところで、こういう場合、過半数の職員の力で
学長を罷免するとかできるんですかね?
投稿 K川 | 2007年10月18日 (木) 00時07分