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8億5000万人余 飢餓状態

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16日の世界食糧デーにあわせてFAO・国連食糧農業機関がまとめた報告書によりますと、世界に供給される食糧は世界の総人口の2倍にあたる120億人分と十分な量ですが、その一方で今もおよそ8億5700万人が飢えに苦しんでいるとしています。特に内戦の続くコンゴ民主共和国をはじめサハラ砂漠より南のアフリカ諸国では、飢餓人口が、およそ3人に1人の割合に上り、世界全体でも飢えに苦しむ人は増え続けているとしています。FAOでは、地球温暖化を背景に食糧がバイオ燃料として活用されたり、経済成長を続ける国々で食糧の需要が高まったりしていることが、食糧が行き渡らない状況を助長しているおそれがあると指摘しています。こうした状況について、国連のパン・ギムン事務総長は、「すべての人々が『食べる権利』を手にするための資源や知恵、それに方法はある」と述べ、食糧支援や農地の環境整備などあらゆる支援を国際社会が進めていくよう呼びかけました。
もどる10月17日 8時41分
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