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最終更新:2007年10月17日(水) 10時8分

トンプソン候補、テロ指定解除に反対

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 来年のアメリカ大統領選で共和党から立候補しているトンプソン元上院議員は、北朝鮮をテロ支援国家指定リストから外すことに反対との姿勢を示しました。有力候補が指定解除反対を明言したのは初めてのことです。

 「私の懸念は、北朝鮮がシリアに核開発計画を横流ししているのではないかということです」(共和党・トンプソン元上院議員)

 16日、ワシントンで行われた共和党団体の大会で、トンプソン元上院議員は、北朝鮮がシリアの核開発計画に協力しているのではないかという疑惑に、強い懸念を示しました。

 トンプソン氏はさらに、北朝鮮はこれまでことごとく合意を破ってきており、今回も非核化のプロセスが正しく行われているかどうか検証することは、ほぼ不可能だと切って捨てました。

 (北朝鮮のテロ支援国家指定を解除するべきだと思いますか?)
 「思いません。北朝鮮は今ある合意だけでなく、既存の核を手放す決断をしたことを証明しなければなりません」(共和党トンプソン元上院議員)

 先月出馬を宣言し、現在ジュリアーニ氏に次いで2番手につけているトンプソン氏の発言は、ブッシュ政権の北朝鮮政策に対し、共和党の中に根強い不信感があることを物語っています。(17日09:18)



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