いじめによる自殺や部活動中の事故などで子どもを亡くした父母ら10数人が19日、子どもの電話相談を受ける「チャイルドライン」を支援する議員連盟の勉強会に出席し、遺族への実態報告を学校に義務付ける法律の制定や、仕組みづくりの必要性を訴えた。
勉強会は衆院第1議員会館で実施。1991年に中2の二女をいじめ自殺で亡くした東京都町田市の前田千恵子さん(61)は「教員は保身のために情報を開示しない。生徒がいじめについて書いた作文を読めるようになるまで、11年間悩み続けた」と、報告の必要性を強調した。
94年、担任教師による暴行の後、小6の長男が自殺した兵庫県たつの市の内海千春さん(48)は「遺族の多くは真実を知る最後の手段として裁判を起こす」と現状を語った。
議連幹事長の馳浩衆院議員は「チームをつくり文部科学省などと交渉を進めたい」と語った。
勉強会は衆院第1議員会館で実施。1991年に中2の二女をいじめ自殺で亡くした東京都町田市の前田千恵子さん(61)は「教員は保身のために情報を開示しない。生徒がいじめについて書いた作文を読めるようになるまで、11年間悩み続けた」と、報告の必要性を強調した。
94年、担任教師による暴行の後、小6の長男が自殺した兵庫県たつの市の内海千春さん(48)は「遺族の多くは真実を知る最後の手段として裁判を起こす」と現状を語った。
議連幹事長の馳浩衆院議員は「チームをつくり文部科学省などと交渉を進めたい」と語った。