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【連載第4回】ゲームライフに役立つグッズをレポート

表面全体を保護するPSP用保護シート
「OverLay Brilliant for PSP」を試す


当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。



●ゲームグッズフラッシュ!(まだ仮称) ――「OverLay Brilliant for PSP」を試す

・液晶画面だけでなく表面も保護することができる入魂の一作!

 本連載の第1回で、PSPの液晶画面を傷から守るための液晶保護シートを紹介したところ、ミヤビックスから、1月下旬に発売を予定しているPSP用保護シート「OverLay Brilliant for PSP」のサンプルを頂くことができた。この製品は液晶画面とその近辺を保護する「液晶保護シート」に加え、液晶画面と本体前面にある可動部分以外のほとんどを保護する事ができる「本体保護シート」がセットになっている。形が違うモノがなぜセットに? ということだけでも不思議に思うところだが、さらに液晶画面以外も保護してしまうという画期的かつ斬新な「本体保護シート」の方が“おまけ”という扱いなのだ。一体なぜ……。

 その理由は、ミヤビックスが運営するオンラインショップ「Vis-a-Vis」にある「OverLay Brilliant for PSP」の説明文から垣間見ることができる。「本体保護シート」は通常の10倍以上の時間をかけて採寸し、ミクロン単位での抜き型作成を行なうなど正月休みを返上して開発された入魂の一作だったのだが、その結果、貼り付け作業の難易度が非常に高くなってしまったという。

 確かにカーソルやボタンを避けて貼り付ける必要があるため、液晶画面のみをカバーする保護シートに比べて位置調整が難しくなることは容易に想像できる。また、「本体保護シート」に関しては一切サポートを行なわないと書かれていることから、“おまけ”という形でしか世に出せないモンスター級の難易度と判断されたのかもしれない。しかし、PSPをいつまでも美しく、そしてアグレッシブに利用したいという筆者にとって「本体保護シート」は非常に魅力的な一品でもある。この勝負、受けて立とうではないか!

見ただけで難易度が高そうだと感じ取れる「本体保護シート」。ちなみにパッケージには「上級者と自任するあなたにプレゼント」と書かれている こちらは「液晶保護シート」。「本体保護シート」に比べると液晶画面以外のカバー面積は狭い

 「OverLay Brilliant for PSP」を購入した時、一体どちらを先に貼り付けるべきなのか? と迷ってしまうところではあるが、まずは上級者向けの「本体保護シート」に挑戦するべきだと筆者は思う。万が一失敗してしまった場合は通常の「液晶保護シート」を貼り付ければよい。最低でも液晶画面を傷から守ることは可能だ。ということで今回は「本体保護シート」に重点を置いたレポートをお送りしよう。使用感だけでなく上手に貼り付けるためのポイントも紹介していくので是非参考にして頂きたい。

・ちょっとした工夫と地道な作業で少しでも難易度を下げる

 上級者向けで難易度が高いとなれば、貼り付け作業を行なう前にそれなりの下準備をしておかなければいけない。まず始めに行なったことは、PSPのアナログパッド取り外し作業である。保護シートにはアナログパッドより若干大きな穴が開けられているので取り外さなくても貼り付ける事は可能だが、穴の大きさはアナログパッドをなんとか通す事ができるという程度で、ほとんど余裕が無いのだ。下手をすると保護シートがアナログパッドに引っかかってしまう可能性があるため、取り外しておいた方が貼り付けの難易度が下がることは間違いない。少し気が引ける行為かもしれないが、美しく貼り付けるためにも思い切ってアナログパッドをズボッと引き抜いてしまおう。

アナログパッドは接着剤で固定されているわけではないので、指で摘んで上に引っ張れば簡単に外すことができる。外した後は紛失しないよう大切に保管しておこう

 次は本体表面のクリーニング。ホコリや指紋などの汚れは、気泡の発生や、貼り付け後に保護シートが浮かび上がり隅から剥がれてしまうというトラブルの元となるので、地味ながらも手を抜いてはいけない作業である。「OverLay Brilliant for PSP」にはクリーニングクロスは付属していない。メガネ拭きなど傷が付きにくい素材でできたクリーニング用品を事前に用意しておこう。

はじめはソフトなタッチでホコリを取り除く。ホコリが付着したままゴシゴシと擦ると傷が付いてしまう場合もある
 クリーニングの際は表面の汚れを落とすだけではなく、カーソルやボタン周辺の溝に手アカが付いている場合があるので、それらも丹念に拭き取っておくとよい。装着後、この溝に保護シートが被さる事はないのだが、貼り付け作業中に手元が狂って粘着面が溝に触れてしまった場合に手アカで汚れてしまう場合もあるからだ。「神経質過ぎやしませんか? 」と思うかもしれないが、不安要素をあらかじめ取り除いておくことが成功への鍵となる!

 最後に、「本体保護シート」をPSPの上に被せ、本体のカーソルキー、ボタン、アナログパッド、スピーカーなどと、保護シートの形状との間に、どのくらいの余裕があるのかを見極め、貼り付け作業のイメージトレーニングを行なう。保護シートの、カーソルなど突起物が当たる部分には、穴が開けられているので、本体前面にピッタリと合わせて正確な貼り付け位置を測ることが可能だ。保護シート(PSPに貼り付ける側) を保護フィルムから剥がした後にアレコレ考えている余裕はないのでしっかりと目に焼き付けておくべし。

・「セロハンテープ」、それは上手に貼るための強い味方

 下準備が整ったところでいよいよ貼り付け作業に突入だ。ここからは精度だけでなくスピードも要求される作業になるので、一息ついて精神力を高めておこう。

保護フィルムは、切れ目に沿って軽く曲げることで簡単に剥がすことができる
 まずは保護シートを保護フィルムから剥がしていく。保護フィルムは2つに分割されているのだが、はじめはカーソルとアナログパッド側に貼る部分だけを剥がそう。先走って保護フィルムをすべて剥がしてしまうと、手で触れる事ができる部分が無くなり難易度の大幅アップは間違いないので十分注意して頂きたい。

 カーソルやアナログパッド、液晶画面の形を目安に位置を定め、早速本体に貼り付けて行こうと思ったのだが、ここで早くも緊急事態発生だ。保護シートの端は非常に細く柔軟性がなくなっているため、例えば上端を先に貼り付けた場合、ちょっとでも手元がぶれると保護シートがよれ、曲がってしまい、下端とのバランスをとりづらくなってしまう。その結果、なかなか貼り付け位置を定める事ができないという状況に陥ってしまったのだ。ナルホド、今までに当研究所で何種類もの保護シートを貼り付けてきた筆者もこのような経験をしたことは無いわけで、上級者向けというのもうなずける。

 そこで、保護シートの端をセロハンテープで固定する事にした。この処置により上端と下端を同時に貼り付けることが容易になるため、先述したトラブルを回避することができる。また、保護シートの両端を手で持つ事ができるようになり、貼り付けやすさは格段にアップするはずだ。

 端の部分が貼り付け終われば、後は残りの保護フィルムを剥がしながら全体に貼り付けて行くだけだ。もたもたしていると保護シートの粘着面やPSP本体にホコリが付着してしまうので、素早く! そして慎重に行なおう。万が一気泡が発生してしまった時は、すぐに貼り直そうとせずに気泡をじっくりと観察しよう。気泡の中にホコリが入っている場合は、一度ホコリが付着している部分まで剥がし、セロハンテープを使って除去する。ホコリが入っていない気泡は貼り付けた後に指で押して消すことができる。また、時間が経つと消えることもあるので無理して貼り直しをしないことも大切なのだ。

 最後に保護シートへ貼り付けたセロハンテープを慎重に剥がし、取り外したジョイパッドを元に戻せば作業はすべて完了だ。さすが「上級者向け」と公言しているだけのことはあり液晶画面のみの保護シートよりは苦労したが、綺麗に貼り付けることができた。入念な下準備を行ない、セロハンテープを活用すれば敬遠するほど難しいというわけではないと言えよう。

カーソル部へ被らないようにセロハンテープで端を固定する。手で持つ部分は折り返し、手へ貼り付かないようにしておく 貼り付け位置を間違えてしまった場合でも、セロハンテープを引っ張るだけで簡単に剥がすことが可能だ 丸めたセロハンテープで保護シートの粘着面や本体をトントンと軽く叩いてあげればホコリは簡単に除去できる

・パッと見では貼ってあることも気が付かない?

 それでは装着後の使用感をみていこう。本製品は反射防止処理を施さず、逆に光沢処理を施し積極的に光を取り入れ色のにじみを抑制し、映像の再現度を向上させているという。実際にPSPの画面半分に保護シートを貼り付けて比較してみたところ、筆者の目からは映像に差を感じることは無く非常にクリアであった。また、パッケージには「反射の低減効果」も記述されているが、その効果はあまり感じられなかった。

 もう1つの特徴として、紫外線を99% カットする効果を備えている。これにより目への負担を軽減するだけでなく、太陽などの外光による液晶画面の劣化を抑制することができるそうだ。さすがに効果を検証する事はできなかったが、「熱中していつのまにか画面に急接近している事がある」、「屋外でよくプレイしている」という人にとっては気持ち安心できる嬉しい効果ではないだろうか。

 次に液晶画面以外の部分を見ていくことにしよう。「本体保護シート」を綺麗に貼り付けることができたPSPを当研究所所員に見せたところ、「え? これってもう貼ってあるの? 」という感想を貰うほど本体に良く馴染んでいる。これも光沢処理の効果であろうが。さすがに明るい場所で光が当たると、保護シートと本体の反射具合が若干異なるため、特に両端の切れ目で保護シートの存在がはっきりとわかる。しかし、普段使用している分には気になることはなく「不格好になるのではないか?」という心配は無用と感じた。

 ゲームをプレイすると、当然ながら保護シートに指が触れることになるが、滑りが悪くなったり本体と保護シートの境目に指が引っかかったりするということはなかった。操作感が装着前と大きく変わるということは無いのでその点は安心して頂きたい。

「本体保護シート」装着後のPSP。写真で見ると保護シートが若干目立つように感じるかもしれないが、実際にはもう少し控えめに見える 左が何も貼り付けていない状態、右が「本体保護シート」を貼り付けた状態。見ての通りなんら差は感じられない

・初心者でも安心な「液晶保護シート」を装着してみる

 残念ながら「本体保護シート」の貼り付けに失敗してしまった、もしくは自分には貼り付ける事ができないと悟ったという場合は気を落とさずに「液晶保護シート」の貼り付けに全力を尽くそう。こちらは傷から保護する範囲が狭くなっている分、難易度も低くなっている。

 貼り付け方は基本的に「本体保護シート」の時と同じだ。本体のクリーニング、貼り付け位置の確認を行ない、まずは端の保護フィルムのみを剥がして本体に貼り付け、残りの保護フィルムを剥がしながら全体に貼り付けていく手順となる。アナログパッドの取り外しとセロハンテープの貼り付けを行なう必要は無いので「本体保護シート」よりは手軽に作業を進めることができる。

 装着後の具合だが、「液晶保護シート」は「本体保護シート」と同じ素材で作られているので、画面の見え方や本体への馴染み具合も変わらない。ただ、全面を覆っていない分、保護シートの存在が若干目立つ感があるというのは仕方がないところであろうか。

カーソルとボタン周辺の3分の1、ちょうどプレイ中に親指が触れやすい部分はしっかりと保護されているため、指紋で汚れてしまった時にも大胆に拭き取ることができるわけだ

・「洗って使える」と書いてあるので実際に洗ってみた!

 「本体保護シート」は難易度が高いだけに、貼り付けミスを連発して保護シートが「ホコリまみれになった!」とか「皮脂がべっとり付いて粘着力が弱くなった上にかなり目立つ!」という事故が起きやすいかもしれない。セロハンテープだけでは除去しきれない汚れが付いてしまったケースも発生するかもしれないが、諦める前に一度水洗いを試してみるべきである。パッケージにも「洗って使えるスクリーン保護シート」という文字が躍っているのできっと大丈夫だ。ということで、「本体保護シート」をわざと絨毯に落としたり、粘着面を指でさわりまくったりするという保護シートの神様に怒られそうな行動でおもいっきり汚したあと、洗ってみることにした。

 ホコリは水に流すだけでサッと流れていくが、皮脂汚れはなかなか頑固である。脂汚れには食器用洗剤だろうということでアワを立てながら手のひらで撫でるようにやさしく擦り、水で濯ぐ。その結果、保護シートはフィルムから剥がしたばかりのようにピカピカな姿に戻ってくれた。もちろん濡れているので机の上に置いて自然乾燥を行なう。

 約15分後、水分は蒸発してくれたものの乾燥中に付着した若干のホコリと、水跡が残ってしまった。しかしここで慌ててはいけない! これらはセロハンテープで取り除く事ができるからだ。ただ、ホコリはセロハンテープを1回当てるだけですぐに除去できるが、水跡はなかなかガンコなので消えるまでちょっと強めに数回当てる必要があるので頑張って頂きたい。

 綺麗サッパリになった保護シートをPSPに貼り付けてみたところ、粘着力も十分、そして粘着剤が剥がれていることもなく見事復活させることができたのである! ただ、やはり水跡を除去する作業に時間と手間がかかることは覚えておいてほしい。

「本体保護シート」を洗浄中。両端は細くて柔な部分なので優しく洗ってあげよう 水跡さえ付かなければ水洗いも苦では無いのだが……。

・私は「本体保護シート」でPSPをアグレッシブに使えるようになりました

 現在、筆者はPSPに「本体保護シート」を装着している。PSPをバッグに入れて持ち運ぶときは今まで通りケースに収納しているが、外出先で一時的にしまう時や音楽を聴いている時なんかはケースを使わずおもむろにコートのポケットへ突っ込んでいたりする。筆者自身でも「アグレッシブな使い方をしているなぁ」と驚いてしまうほどだ。よくよく考えればカーソルやボタンなどの隙間から本体と保護シートの間に異物が侵入する恐れもあるのだが……。とにもかくにも、綺麗に「本体保護シート」を貼り付けることができた際の恩恵は大きい。透明度も申し分なく、難易度に見合った、もしくはそれ以上の結果を得られることが期待できる製品だ。

 ここまで強気にさせてくれた「OverLay Brilliant for PSP」だが、1つネックになるのは1,470円という価格だろうか。2枚セットということを考えれば他の液晶保護シートと比べても「高い!」とまでは言えないが、「液晶保護シート」が「本体保護シート」どちらか一方だけを使いたいという場合は話が変わる。筆者的には画期的かつ斬新な「本体保護シート」が“おまけ”から1つの製品として脱皮し、価格が少しでも下がれば嬉しいと思った次第である。


●読者の方から教えてもらいました! UMD収納編

 読者の方から、「UMDの収納には、カメラ用フィルターケースが使えるのではないでしょうか? サイズはピッタリですが検証はしていません」とメールをいただいた。そこで今回、「Kenko Filter Case FC-100」と「Action Filter Case FCA-105」という、62mm径までのカメラ用レンズフィルターを収納できるケースを試してみた。

 カメラのレンズフィルターというのはレンズの先端につけて、レンズに入ってくる光を調節したり、写真の特殊な効果を狙うもの。ほかにも、レンズを保護したり、紫外線を遮断したりしてくれる効果のあるもの(プロテクター)もある。薄型のガラス状になっており、フィルターを装着したままで撮影を行なえる。それを収納するケースはもちろん、ガラス面に傷などが付かないような素材で作られており、特に「Kenko Filter Case FC-100」は、ネオプレーン素材という素材でフィルターを保護している。

 早速、当研究所所員が某量販店にてケースを購入。まずは「Kenko Filter Case FC-100」にUMDを挿入してみると、感触はばっちり。購入したケースは収納スペースが3段に分かれており、手前のポケットに1枚、中央には2、3枚、奥側に1枚のUMDを収納することができそうだ。収容量も外に持ち運ぶという観点から実に丁度いい量だと思われる。

 続いて「Action Filter Case FCA-105」をテスト。こちらは折りたたみ式の形状になっており、3枚を個別に収納するポケットと単独で1枚用の収納部がついている。早速ポケットにUMDを挿入してみたところ、「FC-100」同様にこちらもジャストフィット。各ポケットに1枚づつ、合計4枚のUMDを収納することができる。ケースの素材はこちらもネオプレーン素材でできているため、安全性に関しても問題はないだろう。ただ、ケースを乱暴に扱う(ひねったりなど)と、今までに紹介してきた軟質素材のケースと同じく、UMDに被害が及ぶ可能性は否定できない。ケースごと大切に扱ってほしいところだ。

 「Filter Case FC-100」と「Action Filter Case FCA-105」を使用してみたが、どちらの製品も充分に実用的な使用感を得ることができた。保護に関しても前述のとおり、内容物はネオプレーン素材によって保護されるため、安全性は高そうである。またしても思わぬ製品が実に見事に流用できるという結果を得ることができたので、「これだ」という自分のベストUMDケースがまだ見つかっていないという方は、ぜひ視野に入れてみてもらえると幸いだ。

Kenko「Filter Case FC-100」:購入価格 1,200円
外観はシンプルな作りとなっている3枚用フィルターケース「FC-100」。ケース自体が柔らかいスポンジのようなネオプレーン素材で構成されている フタを開けてUMDを挿入してみたところ。フタの開閉はマジックテープで行なう フタを開けて上側から撮影した。ポケットは3つに分かれており、若干真ん中のポケットには余裕がある。真ん中には2枚収納してもよさそうだ
Kenko「Action Filter Case FCA-105」:購入価格 1,500円
折りたたみ式の形状になっている4枚用アクションフィルターケース「FCA-105」。こちらのケースも素材はネオプレーン素材でできている ケースを広げてUMDを挿入してみたところ。中央部のポケットには3枚、左側のポケットには1枚を収納することができる
「Action Filter Case FCA-105」をベルクロで装着して、アクティブに使用してみたところ。ケースからディスクを素早く出し入れすることができる


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(2005年1月28日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]



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