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北京日本語会議が開幕、平和テーマに若者が討論

 【北京=尾崎実】世界と日本の懸け橋となる人材育成を目指す「北京日本語会議」=主催・特定非営利活動法人ジャパン・リターン・プログラム(JRP)、特別協賛・日本経済新聞社=が16日、中国の北京大学で開かれた。日本や中国、メキシコなど7カ国の若者9人がパネリストとして参加。「平和―民族の壁を越えて」をテーマに日本語で活発に意見交換した。

 パネリストの若者らは過去、JRPなどが開いた「日本語サミット」に参加した146人の中から選抜。中国の王文博さん(22)は「言葉は民族の壁でもあり、それを越えるカギでもある。日本語をさらに磨いて、心の距離を縮めたい」と語った。

 韓国の李愛林さん(21)は「平和のために、外から自分の国を顧みるバランスを得た民族意識が必要」と主張。日本の吉沼啓介さん(21)は「多様な人々と同じ人間として向き合い、直接話し合わないことには何も始まらない」と訴えた。(23:48)

社会 | おくやみ