福岡県筑前町で、いじめを苦に自ら命を絶った男子中学生の遺族らが、きょう、文部科学省を訪れました。

学校で何が起きたのか、遺族の知る権利などについて質問状を提出しました。

福岡県筑前町の森美加さんら、いじめを苦に自殺した子供の遺族は、きょう午後に文部科学省を訪れ、池坊保子副大臣に質問状を提出しました。

森さんらは、今年5月にも文部科学省にいじめなど学校での出来事について、当事者や親が知る権利を尊重してほしいという要望書を提出しています。

今回は、その後、文部科学省としてこの問題にどのように取り組んできたのかを明らかにしてほしいなどとして、質問状を提出したものです。

森さんらは、「学校での出来事について知る権利を立法化してほしい」としています。