Morita Hiroyukiの自己宣伝のためのblog アニメーション作画・演出・研究 「猫の恩返し」「ぼくらの」監督
森田宏幸のブログ
DVDリテイクによせて
タモツというのは、すべてを失った人間が、最後に何を支えにして生きるのか、それを体現してくれるキャラクターのつもりで描きました。人が生きるために必要なものは強さと優しさだと思いますが、その表現にあたって、規律を重んじて仲間を大切にするヤクザ者の気質を私はヒントにしました。
もちろん、私はヤクザの反社会的な行為を肯定するものではありませんし、ヤクザ話に重きを置いた理由もまた他にあります。ただ、それは長くなるので、次の機会に。また、タモツについても、改めてちゃんと書きます。田中美純のこと、桂木のことと、書きたいことがたくさんあって、順番に書こうと思ってあとまわしにしていただけなのですが、タモツについて書いて欲しいという声がすごく多いので、取り急ぎ短く書きました。でも、私自身こんな簡単にすませたくないと思ってるし、読んだ皆さんが、これで納得するとも思っていません。でも、タモツについて書くことは、私がここ数年で到達した人生観について書くことと同じことなので、簡単には行きません。すいません。
ちなみに、私の話が長くなる理由は、去年の12月の記事「ごあいさつ(上)」にあるので、興味のある方は参照してください。
ただ、念のためですが、作品の解説をするような立場に、自分が立ってしまっているのは、考えどころですね。少なくとも、作品解釈の答えを示すようなことは、するべきじゃないのに。だから、私がこのブログで書くことというのは、裏話程度に思って欲しいのですが。
誰かが書いている通り、作品がすべてです。作品を通してタモツが何なのか、伝わらなかったなら、しょうがない。それを言葉で説明してひっくり返そうなどとは思っていません。作品を見て、興味がわいて、「何々について、もう少し知りたい」という方と、いろいろ語り合いたいというだけです。
あと、支配者が気になるんでしたね。あの支配者は神でも宇宙人でもなくて、「力を持った、普通の家族」のつもりでした。(見たまんまですが・・)ただ、皆さん自由に、自分の生活の中で感じる「手の届かない逆らえない存在」というものを当てはめていただければいい。ちなみに、私の意識では、インド人という洞察は、いいセンに来てます。
実は前回、作品の内容について書くと約束したのは、売春婦の問題について書くつもりでした。だけど、ここ一週間私はDVDリテイクの作業が忙しいのと、皆さんのコメントを細かく読んでいたら、簡単に半日や一日たってしまって、なのに未だに読み終われないという、困った状況に陥っていました。それでかわりに、タモツと支配者について短く書いた次第です。これで勘弁してください。
先週終わったDVDリテイクは、13、14,15話の作業です。13話で、自分たちの地球に帰ってきた時のマキの表情、14話の佐久間、15話のタモツの表情を主に直しました。もうスタッフは解散してますし、時間もあるようでないので、メインスタッフ数人と、動画と仕上げ、撮影による、限られた範囲のちょっとした手直しばかりですが、キャラクターの表情が曖昧になっていた部分を明確に整えるだけで、とても効果が上がることが分かって嬉しくなって、先週は夢中で作業してました。やっぱりキャラクターは表情が命ですね。
ところで、以下に、「『ぼくらの』12話によせて」の記事のコメント欄より転載します。
__________________________________
DVDのリテイクとは?(Unknown)
2007-09-27 12:35:13
>「非常に限られた範囲しか直しません。まったく違うものにするというのは絶対にしたくないし、できないことなんです。それは制作上の都合ではなく、気持ちとしてやりたくない。質的に至らなかった点をこっそりちょっと直す程度で、たぶん見られたお客様も気がつかないようなレベルだと思います。
「こっそり」「気がつかないよう」
ブログの記事と同じ手法だな
この人間性は救いようがない
それに嘘つきだ
見ればすぐ分かるような性描写の差し替え
最終回ではないが、やってるじゃないか
_______________________________
(転載終わり)
なんのこっちゃ? 嘘つきっておまえ、嘘つきが「こっそり直してます」って、自分で言うか? あと、性描写はべつにあとから描き加えたものじゃないです。もともと描いていたものを、テレビ放送には向かないと判断して自粛しただけです。
こっそり直してると言った意味は、新たにセールスポイントを付加するようなことはしてません、という意味です。そう言っておかないと、「テレビと違うものが見られるかと思ってDVDを買ったのにがっかりした」となるでしょう? この時まだ、実際どのくらい直せるかどうか分からなかったから、ほとんど直さないというニュアンスで言いました。実際作業を進めてみて、どんな風に直していくか、見えてきたので、今それを書いているだけの話ですから。あくまで、別物に直したりはしてません。質的に至らなかった点を少しでもよくしようと、直せるところだけを直しています。
もうひとつ、同じ記事から転載します。
_______________________________
Unknown?(Unknown)
2007-09-27 14:08:51
どちらかといえばアニメ援護派ですけど、ちょっと批判させてもらいます。ORERAの監督インタビュー読みました。色々な責任を部下達に押し付けようとしているように思えます。卑怯です。監督になれるだけあって相当腹黒いように感じました。自分の尻拭いくらい自分でしましょうよ。周りから批判されてもブログを継続する根性に多少好意を持っていたのですが、失望ものです。
あと、ぼくらののアニメ化の企画が今から始まればもっと違う結果があったんじゃないかと思います。
______________________________
(転載終わり)
私が腹黒い? 卑怯? それはあなたの解釈に過ぎないのではないですか? そう思うのは自由ですが、そうやって文章に書いて発表するほどまでに、確信を持って分かるのですか?
私は自分の仕事に満足しています。特にヤクザ話の19話は、西田さんに助けられて、自分が思っていた以上の域まで行けたと思っているのです。取材を受けたときそれを思い出して感謝したくなっただけじゃないですか。曲解しないでください。
コメントにいちいち噛みつかないで、作品の内容について書いてくれという意見が多いので、その通りにしたいと思っていますが、今、友人たちと今後の運営について議論している最中なので、私の基本的な考え方は小出しにでも表明していきたたいと思います。
それで、無記名によるコメントについての議論をいくつか、「ふたつ、考えを改めた(2)」のコメント欄よりK.Aさんのコメントを転載します。
__________________________________
Unknown?(K.A)
2007-10-08 08:49:55
>無記名で、自分は安全なところから、人のことを悪く言う方がよっぽど卑怯ですよ。
とありますが、じゃあどうすればいいのでしょうか?
自分はblogも持っておらず、ここに書けるようなHNもURLも持っておりません。メールアドレスでも記入すればよろしいのでしょうか?
(とりあえず自分の本名のイニシャルでも入れておきますが…)
______________________________
(以下 略して転載終わり)
自分で自分のことがどうしようも出来ないのなら、せめて人のことを嘘つきだの卑怯だのと書くのをやめればいいのではないですか? どうすればいいかと聞かれても、困ります。あなたの書いていることですから。人のせいにせず自分で考えて下さい。
ただし、あとで私なりのアドバイスは送ります。ちなみにイニシャルを書いていただけるのは嬉しいです。助かります。
上のK.Aさんのコメントの続きを転載します。
(コメントの中盤を略して途中から転載)
_____________________________
>ひとかけらの敬意も払っていただけないとなると、私としても許容することが難しくなるのが正直なところです。
すいませんが、自分は一切森田監督に敬意を払っておりません。
作品の質を見ても blogで監督の人間性を見ても、ひとかけらの敬意も持てませんでした。煽りではなく、本当にです。
ですがつたないながらも真剣に書いた文章ですので、公開したままにしていただけると嬉しいです。
_________________________________
(転載終わり)
今のところ、私自身に対するコメントは多少ひどい内容でも削除していません。その理由は前回書きました。
K.Aさんが、私を悪く思うのは自由ですが、こうして私に呼びかけるからには、最低限の敬意は払っていただきます。もちろん、私もK.Aさんに敬意を払います。何も、私のことを尊敬してくれと言っているわけではありません。悪く書くのは構いません。それを真摯に受け止めたいからこそ、最低限の礼儀は守って欲しいと言っているだけです。
同じく、「ふたつ、考えを改めた(2)」のコメントよりいくつか転載します。
_______________________________
Unknown?(Unknown)
2007-10-08 09:20:46
>自分はblogも持っておらず、ここに書けるようなHNもURLも持っておりません。
フリーのブログならいくらもあるじゃない。 自分はlivedoor と楽天ブログを使ってるけど。この gooブログもフリーじゃなかったかな。
初期設定はちょっと面倒だけど、ブロガーデビューもいいんじゃない?
_________________________________
監督に質問?(Unknown)
2007-10-11 11:44:02
>無記名で、自分は安全なところから、人のことを悪く言う方がよっぽど卑怯ですよ。
ネットで良く使用されるハンドルネーム(ニックネームのようなもの)でも書けばいいの?
まさか監督と対等な立場として本名や住所まで書けなんて言っているんじゃないよね?
ただでもネット上での個人情報流出が問題になっているのにそれはできないよね?
ところで、具体的にどうすればいいんですか?何を書けばいいんですか?
___________________________________
Unknown?(Unknown)
2007-10-11 21:32:34
>無記名で、自分は安全なところから、
>人のことを悪く言う方がよっぽど卑怯ですよ。
“無記名で、自分は安全なところから、人のことを誉める”コメントに対してはどう思ってるの? まさかこちらは両手を広げて大歓迎・・・・・・って訳じゃないよね?
___________________________________
(転載終わり)
最後のコメントについてですが、別に人のことを根拠もなく卑怯だとか嘘つきだとか、書いていないのなら、それは気になりません。
具体的にどうすればいいのか、ということで、それはもちろん、ブロガーデビューしてくれれば上等ですが、そこまで行かなくても、よくある礼儀の示し方としては、簡単な自己紹介をコメントの最初に入れていただくと、それだけで、そのコメントに信頼度が増すと思います。性別や年齢、職業、或いは住んでいる都道府県とか。それらが嫌なら、たとえば、普段こういうものが好きです、とか、こういう考え方を信じているとか、そのコメントがどんな立場から発せられているのか? どんな背景から生まれた考え方、感じ方なのかが分かると、いろいろイメージしやすいです。やりとりも多少柔らかくできるのではないでしょうか?
そして、もちろん本名を書くことは出来ないでしょうから、何か一貫したペンネームを考えてもらえると、こちらも、その方の発言を追いかけて、理解を深めることができます。これまでも何人か、そういう方はおられて、説得力がありました。読んでいて面白いですし、この人がまた書いてくれている、と嬉しくもありますし。
ただ、他人の名前を勝手に語る悪質な輩もいるので、その難しさは分かります。ですが、ただそれだけのことで、モラルを失って欲しくないというのが私の考えです。これは試しですが、そういう悪質な書き込みでお困りの方は、記事「ごあいさつ(下)」の最後のところに公開しているメールアドレスに一報いただいて、私と信頼関係を築いていただくという方法もあります。先日書いたとおり、ある程度、コメントを管理して行こうと私は思っていますから。ただ、これも必ず対応できると約束することは出来ません。私も今、方法を探っているところです。
以上、私が書いたことは今のところ規約でもなんでもありません。こんな方法もあるのでは? という一例をあげさせていただきましたが、これらのような、些細な努力をする気もないくせに、乱暴に人を貶めるようなことを書いてくるコメントに関しては、残念ながら、私も敬意を払うことはできかねると、そういうことです。
もちろん、私はヤクザの反社会的な行為を肯定するものではありませんし、ヤクザ話に重きを置いた理由もまた他にあります。ただ、それは長くなるので、次の機会に。また、タモツについても、改めてちゃんと書きます。田中美純のこと、桂木のことと、書きたいことがたくさんあって、順番に書こうと思ってあとまわしにしていただけなのですが、タモツについて書いて欲しいという声がすごく多いので、取り急ぎ短く書きました。でも、私自身こんな簡単にすませたくないと思ってるし、読んだ皆さんが、これで納得するとも思っていません。でも、タモツについて書くことは、私がここ数年で到達した人生観について書くことと同じことなので、簡単には行きません。すいません。
ちなみに、私の話が長くなる理由は、去年の12月の記事「ごあいさつ(上)」にあるので、興味のある方は参照してください。
ただ、念のためですが、作品の解説をするような立場に、自分が立ってしまっているのは、考えどころですね。少なくとも、作品解釈の答えを示すようなことは、するべきじゃないのに。だから、私がこのブログで書くことというのは、裏話程度に思って欲しいのですが。
誰かが書いている通り、作品がすべてです。作品を通してタモツが何なのか、伝わらなかったなら、しょうがない。それを言葉で説明してひっくり返そうなどとは思っていません。作品を見て、興味がわいて、「何々について、もう少し知りたい」という方と、いろいろ語り合いたいというだけです。
あと、支配者が気になるんでしたね。あの支配者は神でも宇宙人でもなくて、「力を持った、普通の家族」のつもりでした。(見たまんまですが・・)ただ、皆さん自由に、自分の生活の中で感じる「手の届かない逆らえない存在」というものを当てはめていただければいい。ちなみに、私の意識では、インド人という洞察は、いいセンに来てます。
実は前回、作品の内容について書くと約束したのは、売春婦の問題について書くつもりでした。だけど、ここ一週間私はDVDリテイクの作業が忙しいのと、皆さんのコメントを細かく読んでいたら、簡単に半日や一日たってしまって、なのに未だに読み終われないという、困った状況に陥っていました。それでかわりに、タモツと支配者について短く書いた次第です。これで勘弁してください。
先週終わったDVDリテイクは、13、14,15話の作業です。13話で、自分たちの地球に帰ってきた時のマキの表情、14話の佐久間、15話のタモツの表情を主に直しました。もうスタッフは解散してますし、時間もあるようでないので、メインスタッフ数人と、動画と仕上げ、撮影による、限られた範囲のちょっとした手直しばかりですが、キャラクターの表情が曖昧になっていた部分を明確に整えるだけで、とても効果が上がることが分かって嬉しくなって、先週は夢中で作業してました。やっぱりキャラクターは表情が命ですね。
ところで、以下に、「『ぼくらの』12話によせて」の記事のコメント欄より転載します。
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DVDのリテイクとは?(Unknown)
2007-09-27 12:35:13
>「非常に限られた範囲しか直しません。まったく違うものにするというのは絶対にしたくないし、できないことなんです。それは制作上の都合ではなく、気持ちとしてやりたくない。質的に至らなかった点をこっそりちょっと直す程度で、たぶん見られたお客様も気がつかないようなレベルだと思います。
「こっそり」「気がつかないよう」
ブログの記事と同じ手法だな
この人間性は救いようがない
それに嘘つきだ
見ればすぐ分かるような性描写の差し替え
最終回ではないが、やってるじゃないか
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(転載終わり)
なんのこっちゃ? 嘘つきっておまえ、嘘つきが「こっそり直してます」って、自分で言うか? あと、性描写はべつにあとから描き加えたものじゃないです。もともと描いていたものを、テレビ放送には向かないと判断して自粛しただけです。
こっそり直してると言った意味は、新たにセールスポイントを付加するようなことはしてません、という意味です。そう言っておかないと、「テレビと違うものが見られるかと思ってDVDを買ったのにがっかりした」となるでしょう? この時まだ、実際どのくらい直せるかどうか分からなかったから、ほとんど直さないというニュアンスで言いました。実際作業を進めてみて、どんな風に直していくか、見えてきたので、今それを書いているだけの話ですから。あくまで、別物に直したりはしてません。質的に至らなかった点を少しでもよくしようと、直せるところだけを直しています。
もうひとつ、同じ記事から転載します。
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Unknown?(Unknown)
2007-09-27 14:08:51
どちらかといえばアニメ援護派ですけど、ちょっと批判させてもらいます。ORERAの監督インタビュー読みました。色々な責任を部下達に押し付けようとしているように思えます。卑怯です。監督になれるだけあって相当腹黒いように感じました。自分の尻拭いくらい自分でしましょうよ。周りから批判されてもブログを継続する根性に多少好意を持っていたのですが、失望ものです。
あと、ぼくらののアニメ化の企画が今から始まればもっと違う結果があったんじゃないかと思います。
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(転載終わり)
私が腹黒い? 卑怯? それはあなたの解釈に過ぎないのではないですか? そう思うのは自由ですが、そうやって文章に書いて発表するほどまでに、確信を持って分かるのですか?
私は自分の仕事に満足しています。特にヤクザ話の19話は、西田さんに助けられて、自分が思っていた以上の域まで行けたと思っているのです。取材を受けたときそれを思い出して感謝したくなっただけじゃないですか。曲解しないでください。
コメントにいちいち噛みつかないで、作品の内容について書いてくれという意見が多いので、その通りにしたいと思っていますが、今、友人たちと今後の運営について議論している最中なので、私の基本的な考え方は小出しにでも表明していきたたいと思います。
それで、無記名によるコメントについての議論をいくつか、「ふたつ、考えを改めた(2)」のコメント欄よりK.Aさんのコメントを転載します。
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Unknown?(K.A)
2007-10-08 08:49:55
>無記名で、自分は安全なところから、人のことを悪く言う方がよっぽど卑怯ですよ。
とありますが、じゃあどうすればいいのでしょうか?
自分はblogも持っておらず、ここに書けるようなHNもURLも持っておりません。メールアドレスでも記入すればよろしいのでしょうか?
(とりあえず自分の本名のイニシャルでも入れておきますが…)
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(以下 略して転載終わり)
自分で自分のことがどうしようも出来ないのなら、せめて人のことを嘘つきだの卑怯だのと書くのをやめればいいのではないですか? どうすればいいかと聞かれても、困ります。あなたの書いていることですから。人のせいにせず自分で考えて下さい。
ただし、あとで私なりのアドバイスは送ります。ちなみにイニシャルを書いていただけるのは嬉しいです。助かります。
上のK.Aさんのコメントの続きを転載します。
(コメントの中盤を略して途中から転載)
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>ひとかけらの敬意も払っていただけないとなると、私としても許容することが難しくなるのが正直なところです。
すいませんが、自分は一切森田監督に敬意を払っておりません。
作品の質を見ても blogで監督の人間性を見ても、ひとかけらの敬意も持てませんでした。煽りではなく、本当にです。
ですがつたないながらも真剣に書いた文章ですので、公開したままにしていただけると嬉しいです。
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(転載終わり)
今のところ、私自身に対するコメントは多少ひどい内容でも削除していません。その理由は前回書きました。
K.Aさんが、私を悪く思うのは自由ですが、こうして私に呼びかけるからには、最低限の敬意は払っていただきます。もちろん、私もK.Aさんに敬意を払います。何も、私のことを尊敬してくれと言っているわけではありません。悪く書くのは構いません。それを真摯に受け止めたいからこそ、最低限の礼儀は守って欲しいと言っているだけです。
同じく、「ふたつ、考えを改めた(2)」のコメントよりいくつか転載します。
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Unknown?(Unknown)
2007-10-08 09:20:46
>自分はblogも持っておらず、ここに書けるようなHNもURLも持っておりません。
フリーのブログならいくらもあるじゃない。 自分はlivedoor と楽天ブログを使ってるけど。この gooブログもフリーじゃなかったかな。
初期設定はちょっと面倒だけど、ブロガーデビューもいいんじゃない?
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監督に質問?(Unknown)
2007-10-11 11:44:02
>無記名で、自分は安全なところから、人のことを悪く言う方がよっぽど卑怯ですよ。
ネットで良く使用されるハンドルネーム(ニックネームのようなもの)でも書けばいいの?
まさか監督と対等な立場として本名や住所まで書けなんて言っているんじゃないよね?
ただでもネット上での個人情報流出が問題になっているのにそれはできないよね?
ところで、具体的にどうすればいいんですか?何を書けばいいんですか?
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Unknown?(Unknown)
2007-10-11 21:32:34
>無記名で、自分は安全なところから、
>人のことを悪く言う方がよっぽど卑怯ですよ。
“無記名で、自分は安全なところから、人のことを誉める”コメントに対してはどう思ってるの? まさかこちらは両手を広げて大歓迎・・・・・・って訳じゃないよね?
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(転載終わり)
最後のコメントについてですが、別に人のことを根拠もなく卑怯だとか嘘つきだとか、書いていないのなら、それは気になりません。
具体的にどうすればいいのか、ということで、それはもちろん、ブロガーデビューしてくれれば上等ですが、そこまで行かなくても、よくある礼儀の示し方としては、簡単な自己紹介をコメントの最初に入れていただくと、それだけで、そのコメントに信頼度が増すと思います。性別や年齢、職業、或いは住んでいる都道府県とか。それらが嫌なら、たとえば、普段こういうものが好きです、とか、こういう考え方を信じているとか、そのコメントがどんな立場から発せられているのか? どんな背景から生まれた考え方、感じ方なのかが分かると、いろいろイメージしやすいです。やりとりも多少柔らかくできるのではないでしょうか?
そして、もちろん本名を書くことは出来ないでしょうから、何か一貫したペンネームを考えてもらえると、こちらも、その方の発言を追いかけて、理解を深めることができます。これまでも何人か、そういう方はおられて、説得力がありました。読んでいて面白いですし、この人がまた書いてくれている、と嬉しくもありますし。
ただ、他人の名前を勝手に語る悪質な輩もいるので、その難しさは分かります。ですが、ただそれだけのことで、モラルを失って欲しくないというのが私の考えです。これは試しですが、そういう悪質な書き込みでお困りの方は、記事「ごあいさつ(下)」の最後のところに公開しているメールアドレスに一報いただいて、私と信頼関係を築いていただくという方法もあります。先日書いたとおり、ある程度、コメントを管理して行こうと私は思っていますから。ただ、これも必ず対応できると約束することは出来ません。私も今、方法を探っているところです。
以上、私が書いたことは今のところ規約でもなんでもありません。こんな方法もあるのでは? という一例をあげさせていただきましたが、これらのような、些細な努力をする気もないくせに、乱暴に人を貶めるようなことを書いてくるコメントに関しては、残念ながら、私も敬意を払うことはできかねると、そういうことです。
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しかしこうも挑発的な文章が乱立すると見る側としてもただの煽りとしか受け止めようがないです。
挑発に対して挑発で返すのが監督の(大人の)礼儀でしょうか。
以前のレスで言われていた卑怯という言葉。私も非常に同意できる文だと思います。なぜ同意できるのか、コメントの量が膨大でいろんな意見が寄せられ、そのたくさんの価値観や視点から監督の人物像が浮き彫りになってきたのもありますし、何より反論しやすいものを発掘してきてそれに対してぼろくそに言う。これを卑怯といわずなんと表現できましょうか?自分は反論しやすいからこのレスを拾ってきたんじゃないと仮に言おうがそれが果して言い訳として通じるでしょうか?
監督の記事に対して批判なんていくらでもする余地があると思いますが、一応厳選して以下にとどめておきます。
>私が腹黒い? 卑怯?
>それはあなたの解釈に過ぎないのではないですか?
>そう思うのは自由ですが、そうやって文章に書いて発表するほどまでに、
>確信を持って分かるのですか?
解釈もくそも腹黒い、卑怯。そういう外面は監督の意志に関係なく、周りによって決定づけられるものではないでしょうか?彼にとって監督は腹黒い卑怯と映ったそれだけのことでしょう。
文章に書いて発表するほどまでにとありますが、アニメぼくらのははたしてアニメにしてまで伝えるものがあって制作したのでしょうか?
一応HN記入しておきますが、これは何の意味もないただの文字列にすぎないのじゃないでしょうか。自演したり、具合が悪くなればコロコロ変えることもできる。こんなものに信頼を寄せる監督の眼は確かでしょうか
リテイク作業お疲れ様です
もうスタッフは解散してしまわれたのですね
スタッフの方もお疲れ様でした
森田監督自身はまだリテイク作業で忙しいようですが、暇なときで構わないのでいつか質問に答えてくれると嬉しいです
特に二つ目の光点の疑問が未だ釈然としないのでお願いします
あともう一つ、気になることがあるのですがあの最終回の内容はいつ決定したのでしょうか?
最初は違うストーリーを用意してたのではないですか??
では本放送とDVDの表情の違い楽しみにしてますのでリテイク作業がんばってください
お願いします
あっ・・・もう遅いかORZ
作品解釈を求められるような視聴者置いてきぼりのオナニー作品なんか、作るべきじゃないのに。
>それはあなたの解釈に過ぎないのではないですか?
>そう思うのは自由ですが、そうやって文章に書いて発表するほどまでに、
>確信を持って分かるのですか?
要約すると、
「オレのことよく知りもしねぇくせに批判書いてるんじゃねぇよ!」
ってことですか。
>なんのこっちゃ? 嘘つきっておまえ、嘘つきが「こっそり直してます」って、自分で言うか?
>私が腹黒い? 卑怯? それはあなたの解釈に過ぎないのではないですか? そう思うのは自由ですが、そうやって文章に書いて発表するほどまでに、確信を持って分かるのですか?
こんなに大人気ない文章をまさか「監督」という肩書きの人が
ブログ上で公開するとは…
「コメントにいちいち噛みつかないで、作品の内容について書いてくれという意見が多いので、その通りにしたいと思っています」
と言われても
そのすぐ上でやってることが違いすぎて…
敬語を使わない、からかい調子のコメントが
監督の神経を逆なでしたり、プライドを傷つけたりするのかもしれません。
もし自分がこのようなコメントを送られる立場ならとても黙ってはいられない、
なんとしても卑怯者を言い負かしてやる!!
って思うような気もします。
でもそれってガキの喧嘩を買う大人みたいで
すごく恥ずかしい姿だと思います。
作品の質の悪さに落胆するあまり
過激なコメントを連発している人がいるからって
そのひとたちに「そんなに偉そうに怒ってこなくてもいいじゃないか!」と
謝りもせずに言い返すのは
逆ギレととらえられても仕方ないと思います。
自分がカチンときたコメントを晒して細かいところを反論し続けているだけでも十分見苦しいと思っていましたが、
今回の生地…じゃなかった、記事の「おまえ」呼ばわりには
あごが外れそうになりました。
言われたから言い返してもいいというのは大人の作法ではないですよね。
それは個人レベルの日常日記ブログなどでは常識かもしれません。
しかしここは作品を見た多くの人がおのずと集う場のはず。
どうしても「(匿名の)個人⇔(同)個人」のコミュニケーションというよりは
「特定の個人⇔匿名性の高い視聴者たち大勢」
という関係になると想像することは
そうむずかしくもないと思います。
コメントは自然と、簡潔で伝わりやすく、読みやすくなるものかと自分は思います。
みんながみんな作品の感想をひとこと寄せるのにいちいち自己紹介をしていたら
ものすごいカオスになると思いますが。
自分を貶めるだけだよ、本当に恥ずかしいよ…。
人はこうももろいものなのだと自分自身で表現することなのか。そういう意味では監督の生きざまはしっかり伝わった。これでこのあと監督がロボットに乗って死ねばさらに完璧
いまさらツッコミをいれる気はありませんが
いくつかハッキリと言っておきましょう。
いくらリテイクしてもDVDを買う気も観る気もありません。
知人にもお勧めしません。
生憎と、そういう魅力的なアニメ作品にはなっておりませんので。
自信や満足感にひたるのは結構ですが過信は禁物です。
ここのブログに対する批判の嵐と、
DVDがまったく売れていないという現実を直視しましょう。
>私が腹黒い? 卑怯? それはあなたの解釈に過ぎないのではないですか? そう思うのは自由ですが、そうやって文章に書いて発表するほどまでに、確信を持って分かるのですか?
わはは、
相当たまってたようですね。
別に煽りに対して、煽り口調になっても良いと思います。
大人の対応とか、監督のコメントとしてとか、
関係無いと思いますよ。
一人の人間 対 一人の人間ならば、
胸倉掴むくらいになっても良いでしょう。
必要以上に感情を押し殺すのは
不適な職業ですし。
(感情丸出しは、さすがに駄目だと思いますけど)
ネットでこういった行動になると、
すぐ炎上したり、プロとしてとか、リテラシーがどうのとか言われますけど、
自分のブログぐらい、もっとネイティブで良いと思うのです。
rssフィードに403返すようなノイズで無ければね。
ただ、監督が根本からわかってないというか理解してないのは、視聴者がタモツに
「『ぼくらの』という世界観そのものにキャラクターが合っておらず、激しく浮いている」
という違和感を持っていることについてではないでしょうか
原作を読んでいればもちろん、アニメだけを13話まで見ていても、
ヤクザという存在が相容れない世界観だと思うのです
子供たちが主役として形成された世界を、冷たく蒼く透き通った水と例えれば
任侠の描写がまるで濁った廃油をそこに垂らしたように混ざり合っていません
監督は脱セカイ系を謳ってますが、たしかに原作にセカイ系らしい雰囲気はあります
(セカイ系の定義や是非について深く語りません。雰囲気的なものとしてのみ言います)
しかしそれを元に作られたアニメにも13話まではその雰囲気はしっかりと出ているのです
そこから脱するにはもう作風が固まりすぎていました
これがたとえば3話くらいからすでにヤクザの存在が垣間見えていれば
原作ファンはとにかくアニメから見始めた人には受け入れられたかもしれません
「ああ、そういう世界なのね」と思うこともできたでしょうから
19話が監督として渾身の出来だとしても視聴者からしたら
「あれ?別のアニメ観てんのか?時間間違えたかな」としか思えませんでした
ぶっちゃけて言うとセカイ系ならセカイ系でちゃんと統一してる方が
作品として何度でも、最後まで観たいと思うものです
心配なのは、今後監督が原作付きアニメを手がけたときに、いやオリジナルですらも、
途中から作風を捻じ曲げるようなキャラや設定を平気で出さないかということです
むかついてきそうな
挑発的で幼稚な文章ですね
もう原作付きのアニメには監督として
手をだなさないでください
そう願うほどぼくらのはひどい出来です
理解してください
こんなサイトを見つけたんで読んでみると面白いかもしれないです。
飛田新地 実録
http://blog.livedoor.jp/tobitashinchi/
率直に言うと、監督、あんたキチガイだ。
なまじ絵が書けると後々までひきづって大変ですね。
自身の人格を否定するような発言をされれば反論したいと思うのも当然と思います。しかし、いちいち相手にしていてはきりがありません。
森田さんに対する「印象」についてはいくら反論したところで意味はありませんし、反論せずとも、人柄は文章に自ずから表れるものだと思います。反論は思想に対する誤解を解く程度にとどめるといいかと思いました。
私は森田さんの言う敬意を、他者と接する時に払うべき最低限の礼儀、と受け取りました。森田さんに対する不満が、そのまま礼儀をわきまえない態度に直結するのはいかがなものか、とは思います。相手が無礼な発言をしたとしても、同じことをして良い理由にはならないわけで。
匿名での書き込み云々は要点ではないと思いましたので、匿名のまま書き込みをさせていただきました。
森田さんがどんなに敬意について語ったところで、不特定多数を相手にしているのですから理解できない人は必ず出てきます。森田さんの書き込みに感化される人もいるかもしれませんが、少なくとも今回は明らかに逆効果です。
他人と衝突するときにこそ、敬意を持って推敲を重ねた文章を書くべきだと、自身の行動を持って訴えるべきだったのではないでしょうか。
こんな礼儀知らずにはこっちも敬意を払わないぞ、という意思表示にしてもひどすぎます。
せっかく書いていただいたのにタモツや支配者について意見を書きませんでした。
これは本格的な説明がなされてから書き込みをしたいと思ったからでもありますが、それだけ森田さんの態度が目についてしまうということでもあります。
そういう感じ方もされるのだという事実を受け止めていただければ幸いです。
ようこそ、バーボンハウスへ。
このようかんはサービスだから、まず食べて落ち着いて欲しい。
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このブログの更新を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「駄目だこいつ 早くなんとかしないと」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この釣りブログを作ったんだ。
じゃあ、第13話までの感想を聞こうか。
森田氏が893の気質をこう定義する元になった資料
または体験となったものとはなんでしょうか?
それともアニメ業界という所はこのような思考が
ごく普通に共有認識されてる反社会的業界なんですか?
どっちにしろかなり危険な思想の持ち主ですね。
このような人物がアニメを通してプロバガンダしてると思うと背筋が凍りますわ・・・。
監督って、見知らぬ人たちと、まるで友達のように話すんですよね。
そういう心の窓を全開に広げてる人は好感が持てますが・・・・
なんだか、まだ観ていない「猫の恩返し」を観たくなってきました。
いい加減放送から日が経ちすぎて話を忘れてしまいます。
タモツと支配者の説明は拝見しましたが、「だから何?それで?」という感想しかありません。森田監督にとっては必要だったかもしれませんが、「ぼくらの」という作品には、まったくもって必要のない存在だからです。
自分語りならオリジナル作品で大いに語ってください。それなら誰も文句言いませんし、批判もしません。
これ以上、森田さんの品格を貶めてどうするつもりですか?
>
>でも、タモツについて書くことは、私がここ数年で到達した人生観について書くことと同じことなので、簡単には行きません。
少なくともタモツ=監督というメアリー・スー仮説が今回立証された模様です。詳細は次回!
まだやってんの?
やっぱりここには
もうあなたの居場所は
無いみたいだね。
おつかれ。
>タモツというのは、すべてを失った人間が、最後に何を支えにして生きるのか、
>それを体現してくれるキャラクター
タモツが全てを失った人間には見えませんでした。
というか、最後に支えにできるものがある時点で、全てを失ったとはいえないですね、
また、仮にタモツが全てを失ったキャラクターだったとしても、それが「ぼくらの」に必要だったとは思えません。
しかし監督はそのようなキャラクターが必要だと決断したからこそタモツを出したのでしょうから、
なぜ必要と感じたのかについての説明がその内あるんですよね?
人がどんどん堕ちていく様は見ていてホントに見苦しい。
もしかしたら周りの方々はもう諦めていらっしゃるかもしれませんがなんとか踏み止まっていただきたい。
今では見に徹していましたが最近の言い訳の見苦しさは吐き気がします。
醜態を晒していることに気づかないってのもかわいそうですけどね。
なんで批判されるのかが本当にわかってないんだろうな。
ですか、ヤクザが重んじる規律とは世間や法律ではなく仲間内・業界内だけのものだし
仲間を大切にしたとしても、一般人を傷つけることも厭いません。
実に狭量なものですよね?自分たちが存在している土台である社会は蔑ろにしている。
実に監督の内面を表した的確なコメントでした。
過去に
>「人の職業に優劣はない」「人に迷惑をかけなければ何をやってもいい」という、私自身も信じている人生観
と言ってましたが、これで整合性が取れました。
「人に迷惑をかけなければ何をやってもいい」という考えも実に象徴的です。
確か小林よりのり氏でしたか、
「自分が表現したことによって、思わぬ人が傷つくこともあるだろう。」
「だが、それで尻込みしていては本当に伝えたいことが言えなくなる。」
「人を傷つける良心の痛みから逃げずに、それでも表現していく。」
と語ってました。
表現者として、自分が想像もしてない価値観や感性が存在し、それらの持ち主を
傷つけるかも?という気遣いが伺えますよね?
前述の「人に迷惑をかけなければ何をやってもいい」なんて言葉が出る人に
こんな繊細な気遣いは出来ないでしょう。
やっぱり監督は私が感じた通りの方でした。
これからも唯我独尊で行ってくださいね。
ただし表現者の仕事は避けて頂きたいですが。
> ヤクザ者の気質を私はヒントにしました。
知人に「ヤクザ」と呼ばれる種の人間がいる自分としては苦笑してしまいました。
確かに彼らは「規律」と「仲間」に殉ずることを理想としてはいますが、それを実践できている「ヤクザ」なんて私は出会ったことがありません。また、彼ら自身もそのことにはすぐれて自覚的ですよ。そうですね、教師が「聖職」と呼ばれるのと同じくらい意味のないお題目にすぎないと彼ら自身も認めているように見えます。
ようするに、「規律」と「仲間」に殉ずる「ヤクザ」なんて仁侠映画の中にしか存在しないということです。文献に登場する伝説の侠客も、実際に交流のあった関係者から話を聞くと実像はずいぶん違っていたようです。
はてさて、そのような「規律」と「仲間」に殉ずる(現実には存在しない)「ヤクザ」を作品に登場させることが監督にとってのリアリティだったのでしょうか……
それとも、監督の言う「ヤクザ者」は、私が上で述べた暴力団構成員と同義ではなかったのでしょうか?(作品に登場していたのは暴力団構成員のようでしたが)
タモツという、監督のどうでもいい妄想で
「ぼくらの」は原型留めないほどに崩れたんだぞ。
それ、自覚してるか?
あ〜あ。待ちに待ったタモツ誕生秘話がこれほど下らない
ものだったとは……
いい歳した大人が…って呆れる以外の反応を期待してる訳じゃないですよね?
ヒントを得るのはいいと思いますよ。監督の出合ったヤクザさんがそのような方なのでしょう。ですが、そのヤクザ者をそのまま登場させるというのは単純すぎるのではないでしょうか・・・
それにタモツ登場以前でも、子供たちによって強さや優しさは表現されていたように感じます。特にダイチ編やマキ編に強くそれを感じました。そこにタモツが登場することで、かえって子供たち自身の強さ、優しさが薄まったように私は思います。
まぁ、他にも理由があるようなのでそちらを待たせていただきます。
えーと、ネット上での批判、中傷、煽りに対して真っ向から反論するのは、それらを楽しみの一つとしている人達が喜ぶだけですので真剣取り合うのは如何なものかなと…
作品放送日に感情が高ぶって書き込んだレスも多数ある訳ですから、放送終了から幾分経過した今、それをぶり返さなくとも良いんじゃないでしょうか?
監督がその様な煽り合いが好きであるなら仕方ありませんが…
たもつに関してですが
やはり自己投影に近いキャラだった様で、ぼくらのに入れ込むにはやはり無理があるなぁと改めて感じました。
これから先、どう説明されてもこれだけは変わらない評価になりそうです。
たとえばタモツさんを、浪花節を歌える「泣かせる演歌歌手」だとします。
例えばこんな事が本当にあったと仮定します。
1960年代の冷戦期に、共産圏の鉄のカーテンの向こう側、某国の独裁者が、家族の命を人質にした子供達を15人並べて、歌を歌わせながら、5分に1人を射殺して行き、それを全世界にTV放送したとします。
歌わなければ、子供も家族も全員射殺。
歌い続けても5分に1人が射殺されると言う状況で、子供達は励まし合いながら、「命がけの最後の絶唱を歌い続ける!」
全世界は、そのあまりに理不尽な死に呆然としながらも、その命懸けの気高い姿に、ただ魂が打ち震え涙するしか無い…。
こんな事件が、本当にあったと仮定しますよ?
そんな状況で、「いや〜日本全国しみったれてんな〜、いっちょあっしの浪花節でダ〜〜〜と泣いてスキッと元気出してくださいよ〜〜!!」
って歌い出したら。
「いや、ちょっとあんた、今そういう状況じゃ無いでしょ!タモツさん、たしかにあんたの歌最高だけど!
「この子供達の歌を、聞いてやる時じゃ無いのタモツさん?」
「おれ、あんたのこと大好きだけど…今タモツさんの歌で泣ける気分じゃ無いよ?空気読んでよ!タモツさん!」
…て思いませんか??
状況に則して無いと言うか…
いやあんた、人情あるんだったら、「ウアアアアアアアアアアアアアアアアアア…あっしの歌は、こんな時なんの力も無いんじゃ〜〜〜〜〜」
って泣き叫び!
日本政府に、「おら〜〜〜怒、自衛隊で今直ぐ助けにいかさんかい〜〜〜〜」って恫喝して
「お前ら!あれ見てなんも思わんのか!!お前らぁ!!血も涙も無いんかいぃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!って暴れまわる!
そう言う人だと思ってたよ?タモツさん。らしく無いんじゃ無い??
物わかり良過ぎるよ!タモツさん。
別にタモツは要らなかったのではないでしょうか。
これから「自分」を失う人間が何を支えに戦いに挑むか。
家族を守りたいというマキやダイチから十分その強さと優しさは表現されていたように思います。
ダイチ編、マキ編の暖かさに胸が熱くもなりました。
どうしてもタモツを出したかったのなら
最初の頃からタモツを出しときゃ良かったじゃないですか。
下手に前半は原作に則って後半は好き放題にやるから
ごちゃごちゃして皆を困惑させてしまったんですよ。
反論だけは潔いですが作品は中途半端。
忙しいので割愛し、詳しくは後ほど…
というのは理解いたします。
その時が来るのを、お待ちしております。
それなのに、その後に礼儀に関する講釈が延々と…
忙しいのですから、割愛なされては?
言って分かるような方は、言われなくとも分かって
いますし、言っても分からない方には…
どう考えても視聴者と原作者を置き去りにしすぎですよ。
鬼頭氏が好きにやってくださいと言ったのかもしれませんがあくまでも「ぼくらの」をやってくれと言う意味ですよ。そんなこともわからないんですか?
>私もまた、この頃はまだ原作を許されないほどに変えているという自覚がありませんでした。
↑つまり許されないほどに変えたのは19話絡みの部分じゃないんですね。
どこだよ。
ただ、監督は感情移入できても私は感情移入出来ませんでした。
まず、監督による「力を持った、普通の家族」という支配者の表現ですが、頑張れば逆らえそうなほどの座敷の低さしか感じれません。
本当に手の届かない存在は、顔も分からず、何を考えているかもわからず、そして存在しているかどうかも私たちには感じられないものです。
ですが監督の手によって、「神」は「インド人」みたいで、「電気」が欲しくて、「家族」で現れる奴と描かれた。これは森田監督が本当に「手の届かない逆らえない存在」として描きたかったのだとしたら、大失敗、大失態です。
あと政治家に様々いるように、そしてヤクザに様々いるように、一般人に様々いるように、コメント欄も様々書かれます。
もちろんコメントで理由を言わず中傷の言葉を投げかける人おり、確かにそれ良くない事ではあると思います。ですが、それを受け入れられる器を持っていない森田監督は、むしろ中傷の言葉を吐く人と同類で視野が狭く、醜いです。
もう、後半部分の反論なぞは読むのもいたたまれないほどです。監督は早く、売り文句に買い文句の世界から脱却するべきです。
過去のエントリでもそうでしたが、今回の森田氏の反論は酷過ぎます。子供の喧嘩ですか?四十を過ぎたいい大人がおまえだの上等だのと言い放つなど品性の欠片も無い言い回し、猛省を望みます。
Blog上での匿名性についてはPCに詳しい友人がいるだろうと信じて省きますが、本当に怖いのは他人を騙る事ではなく、一人が多数を騙る事です。ハンドルネームや年齢、性別、出身地など嘘を書こうと思えばいくらでも書けますし、文体を変えて別人に成り済ます事も容易に出来ます。分からないようなら実演してもいいのですが、これも必要無くご理解戴けると信じています。
最後に、森田氏に一つお願いがあります。新たなエントリを立ち上げる際、今一度ご自身で書かれた文章を読み返し、冷静になられた上でUPして戴きたい。
今の森田氏は、貴方が嫌うお父上にとても良く似ておられますよ。
過去のエントリでもそうでしたが、今回の森田氏の反論は酷過ぎます。子供の喧嘩ですか?四十を過ぎたいい大人がおまえだの上等だのと言い放つなど品性の欠片も無い言い回し、猛省を望みます。
Blog上での匿名性についてはPCに詳しい友人がいるだろうと信じて省きますが、本当に怖いのは他人を騙る事ではなく、一人が多数を騙る事です。ハンドルネームや年齢、性別、出身地など嘘を書こうと思えばいくらでも書けますし、文体を変えて別人に成り済ます事も容易に出来ます。分からないようなら実演してもいいのですが、これも必要無くご理解戴けると信じています。
最後に、森田氏に一つお願いがあります。新たなエントリを立ち上げる際、今一度ご自身で書かれた文章を読み返し、冷静になられた上でUPして戴きたい。
今の森田氏は、貴方が嫌うお父上にとても良く似ておられますよ。
ご無沙汰しておりました。
アニメ版「ぼくらの」無事完結
おめでとうございます。
きっかけは偶然第一話をみたことによるものでしたが
最後まで全て視聴させて頂きました。
原作が未完というハンデを抱えての製作には
たくさんのご苦労があったことと
拝察いたします。
どうもお疲れ様でした。
ここでのみなさんが書かれてるような
アニメの専門的なことは分かりませんが
私は楽しく視聴いたしました。
絵もきれいでしたし
戦闘シーンも、大きな機械がぶつかる迫力が
上手に表現されていて楽しかったです。
最終回は希望の残るエンディングで
ほっとしました。
====
ところで
10/17本日、ようやく原作のコミックスを一気に全部(1巻〜7巻)読みました。
良い悪いは別にして、アニメ版とは「だいぶ異なったもの」を感じました。
そして、この原作内容をそのまま、ごく一般の人たちの目に触れる地上波のテレビアニメとして製作する
には相当の困難があることを知りました。
原作を忠実に再現するのであれば
これはオリジナルビデオなどで製作した方が
よかったのでは、と思いました。
ですので、そういった困難を知った上で
この原作のアニメ化に挑戦した森田監督は
勇気ある人だと思いました。
しかし「原作ファン」の方たちは、原作のもつ魅力
の一部(それが一部では反モラル、反社会的なもの
であったとしても)それをも含んでこそ、アニメの
中で再現してほしかった、期待していたのではない
でしょうか。
そして私はそれも理解できました。
しかし監督もすべて分かった上で、今作品に臨まれたのだと思います。
どうもお疲れ様でした。
ひどいコメントにも冷静に対応されていて
感心していました(でも、今回はちょっと感情を出されてますね(苦笑);
炎上後もこのブログを時々訪問しておりましたが
読むだけにして、意識して書き込まないようにして
おりました。以前にはなかった あんまりなコメントが散見されてましたから。
原作ファンの失望(という表現が適当かは不分明ですが)も理解はしますが、私は地上波で放送されたアニメ版「ぼくらの」を楽しく視聴させていただきました。
それをお伝えしたかったです。
ありがとうございました。
また次の作品も期待しております。
========
以下は補足(蛇足?)
>Unknown (マロニー)
2007-10-17 01:12:51
何と言えば良いのか分かりませんが…
えーと、ネット上での批判、中傷、煽りに対して真っ向から反論するのは、それらを楽しみの一つとしている人達が喜ぶだけですので真剣取り合うのは如何なものかなと…
作品放送日に感情が高ぶって書き込んだレスも多数ある訳ですから、放送終了から幾分経過した今、それをぶり返さなくとも良いんじゃないでしょうか?
私もマロニーさんの意見に賛成です。
しばらくブログはお休みした方が無難かと
存じます。
どうかご自愛を。
陰ながら応援しております。
すいません、名前とタイトルが消え Unknown と
なってしまってますが、のざわ本人です。
失礼しました。
やる気という点において僕はアニメ版「ぼくらの」に好意的な印象を持ちました。
しかしこの作品にはたくさんの課題も山積だった事も事実ではないでしょうか?
それは何もスタジオのプロデュース能力(生産能力)や各スタッフのポテンシャルのことを言及しているわけではありません。
最も大きな問題は「ぼくらの」の名の通り本来中学一年生を中心とした子供たちの話であるはずなのにこのブログもコメントに多く寄せられている通り「おとなの」、あるいは「もりたの」の話になってしまったことではないでしょうか??
僕はちなみに原作信者ではありません。あの原作にも子供の描写に多くの問題があると思います。
原作を改ざんすること自体には問題ないと思います。
面白ければ!!
(押井守のビューティフルドリーマー。原作と違うって不満聞いた事ありません。おもしろいから)
ここにある多くの不満は簡単に言えばアニメ版「ぼくらの」はつまらなった(説得力がなかった)といっているんです。
それがタモツや支配者といった分かりやすい違和感へ矛先が行っているだけです。
ではどこがつまらなかったのでしょうか?
僕の主観ですが最も多きなファクターは森田監督にお客さんの顔が見えていなかった事だと思います。
テレビにしろ、ニコ動にしろ「ぼくらの」を見るであろう観客層は容易に想像がつきますよね。
森田さんはその人々に対してこう生きて欲しいと慮るとこるは少しでもあったのでしょうか?
もし「ぼくらの」を見るであろう人たちに発信したいことがあるなら、途中から出てきた余計な大人たちではなくもっと真摯に子供たちを表現するべきではなかったではないでしょうか。
僕はあまた出てきた余計な大人たちが森田さんの代弁者にしか見えませんでした。
森田さんが言いたい事をミスミ、タモツ、・・・ウシロ養父とただ言わせていっただけでその言葉はあまりに希薄でメッセージ性に欠けるものでした。
そもそもにして森田監督はこの作品をはじめるにあたって現状の中学一年生をロケハンなさったのでしょうか??
映画作りの基本だと思うですがどうでしょうか?
森田さんが子供たちの動向にたいしてそこまで意識がいっていなかったように思われるのです。
森田さんは自分か、それか自分に近い世代の人間、あるいは自分に近い思想の人間にしか興味がいっていないように作品から推測されるのですがどうでしょうか?
本当の中学生ってもっと他人を気にしてコンプレックスが一杯あって、ほんの些細なことで引きこもってみたり、世界の終わりを感じてみたりと多感なはずなんです。
原作の子供たちも以前何かで見た記号の集合体のようなキャラ作りでした。アニメも大差なかったです。
「ぼくらの」キャラは中一にしては大人過ぎます。
もっと多くのしがらみ、精神病理と戦って生きてるはずです。
子供の外界へのしがらみとの戦い=ジアースによる戦闘。
をお話の根幹にすえてお話を膨らませ、どのように世の中を見て行けば世界とよりよく接していけるのかということを「ぼくらの」という作品を通して視聴者にみせていくべきだったと思います。
「ぼくらの」という題材にはそれが出来るだけのポテンシャルがあっただけに悔やまれてなりません。
森田さん、ご自身の作った作品に対してもっと客観的で包括的な総括をなさったらどうでしょうか?
自戒作、次回作期待してます!!
監督の現実感、人生観をあてはめて、はみだした部分をカットするだけ。
ならば監督の人生観から生まれたタモツが作品内でどこまでも
自由に振舞うのは、まぁ自然な流れなんでしょう。
確かに、作品の中で自分の伝えたい事が伝わらなかったのは良くないことだと思います。
しかしもう放送が終わってしまった今、補足程度に「あの時自分はこういう意図でこの演出をした」などの説明をされるのは参考になりますに、また「ぼくらの」を見た機会に違った感想を持つことができるかもしれません。
自分の思っていたことを書いて、批判があるのは当然だと思いますがこれからも頑張ってください。
原作コモ篇の敵パイロットのおじさんがそうかな?
そういう意味だと、タモツが敵性地球人だった…というのも面白かったかもしれないね。
後半はト書きの羅列を見ているようなつまらない作品だと思う事は無かったのでしょうか?
今更セカイ系にしたくないと言ってましたが、社会をドラマチックに描くという選択肢は無かったのでしょうか?
小説も漫画もアニメも描き方でつまらなくなったり面白くなったりすると思わないのでしょうか?
メリハリとか飴と鞭とかを使って話を盛り上げるつもりは無かったのでしょうか?
なにより、他のアニメ見て勉強してるのでしょうか?
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