ひといき/2007,10,16


 先日、夜の駅に行ったら、
 肩にインコを乗せて自転車で走り回ってるおじいちゃんがいて
 現実は時々ラノベより節操ないなあと思いました。
 この話はまたいずれ。(おじいちゃんの再登場はないです)

 なんとかどうにかこうにか一段落つきまして、少し空気が抜けています。
 昨晩前後不覚に倒れて寝てて、朝起きたら10通くらいメールがたまっててびびりました。
 それ以上に何通か返信したあとがあるのにびびりました。
 ええっと……おにいちゃんごめん……。


 学生時代、とろうと思えばとることも出来た教職の免許に全く見向きもせず
 公務員になっても教師だけは嫌だと思っていました。
 ごく身近に教職の人がいて、割に合わない、と思ったのかもしれないし
 困った教師の当たりを引くのが得意だったからかもしれないし
 私自身が一癖も二癖もある学生群の一人だったからかもしれない。
 こんなの相手にするのなんて全く大変だよななんて
 思ってしまったわけだけれど
 今ちょっと、そういう生き方も、ありかもなあってさっき、少しだけ思った。
 手のひらのなかで育っていくものは美しい、と思う。
 走り去っていく後ろ姿、が。
「あの子達は絶対にわからない」
 と、ある先生が自分の生徒を見て、苦笑しながら言ったっけな。
「どれだけ素晴らしい時を過ごしているかを」
 全くその通りだなと、思うし、私だったら、きっと泣いてしまって、駄目だなあと思う。