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中2いじめ自殺

同級生3人の審判開始決定、遺族陳述申し立てへ  (07.06.06)

 昨年10月、福岡県筑前町の三輪中2年森啓祐君(当時13歳)がいじめを苦に自殺した事件で、福岡家裁(坂主勉裁判官)は5日、暴力行為処罰法違反の非行事実で福岡地検から送致された同級生の男子生徒3人(いずれも当時14歳)について、少年審判を開始する決定をした。森君の両親は事件記録の閲覧とコピーを家裁に申請するほか、裁判官らへの意見陳述と審判結果の通知を申し立てる方針。両親の真相解明への期待は大きく、審判でいじめの実態にどこまで迫れるか注目される。

 審判は非公開で、通常は開始決定から2、3週間後に第1回が開かれる。男子生徒のほか、調査官、保護者、付添人らが出席。裁判官は非行事実や動機について生徒らと直接やり取りしながら、更生に向けての適切な処置をまとめる。

 最終的には保護処分か検察官送致(逆送)、不処分などを決定する。保護処分には少年院送致、児童自立支援施設送致、保護観察などがある。

 森君は昨年10月11日、「いじめられて、もういきていけない」との遺書を残し、自宅倉庫で首つり自殺した。町教委の調査委員会が同12月に発表した最終報告書では、不特定の同級生たちが日常的に「うざい」「死ね」とからかったりした行為や、自殺当日に男子生徒5人が森君を羽交い締めにしズボンのホックを無理やり外すなどした行為をいじめと認定。「(一連の行為が)自殺に至った最大の原因の一つ」と指摘した。

 県警は2月、5人について「いじめの中心グループではないが、いたずらの限度を超えた」として、14歳だった3人を福岡地検に書類送検、13歳だった2人を久留米児童相談所に通告した。他の同級生らの言葉によるいじめについては「証拠がなく立証が困難」として立件を見送った。

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