小中学生のいわゆる「ジュニア・アイドル」の写真集を販売する東京の出版社が、女子高校生のわいせつなDVDを販売したとして、警視庁に摘発されました。
児童ポルノ法違反の疑いで摘発されたのは、東京・豊島区の出版社「心交社」で、警視庁は、社員でチーフプロデューサーの有金慈青容疑者(34)とフリーカメラマンら4人を逮捕しました。
調べによりますと、有金容疑者らは今年2月、インドネシアのバリ島で販売する目的で17歳の女子高校生のわいせつな姿を撮影し、児童ポルノを製造した疑いが持たれています。
有金容疑者らは、撮影した映像をDVDに収録し、5千枚余りを販売、およそ900万円の売り上げがありました。調べに対し有金容疑者らは、「児童ポルノには該当しない」と容疑を否認しています。
「心交社」は小中学生の少女のいわゆる「ジュニア・アイドル」を出演させた写真集やDVDを販売していましたが、摘発について「何もコメントできない」と話しています。(16日11:35)