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「水着でも児童ポルノと認定」 容疑の制作者ら逮捕

2007年10月16日12時33分

 警視庁は16日、少女の水着姿のわいせつなDVDを制作したとして、アダルト作品制作会社「心交社」(東京都豊島区)のチーフプロデューサー有金慈青(ありがね・じせい)容疑者(34)ら4人を児童買春・児童ポルノ禁止法(児童ポルノ製造)違反容疑で逮捕した。同庁などによると、全裸シーンはないのに作品全体をポルノ作品と認定して逮捕するのは全国で初めて。4人は「児童ポルノではない」と容疑を否認しているという。

 少年育成課などの調べでは、有金容疑者は今年2月1〜3日、インドネシア・バリ島で、都内の女子高校生(当時17歳)が18歳未満であると知りながら、わいせつなDVD作品を撮影した疑い。

 作品に全裸はないが、陰部を誇張した映像や水着の上からでも性器が確認できる映像があるという。4月に定価3200円で発売、製造した5500部の大半が売れる人気作品だったという。

 少女は昨年4月ごろにプロダクションと契約。「ジュニアアイドル」として人気があり、この作品の出演料は5万円だった。

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