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日鋼記念病院:医師退職続く 医療体制の確立、3市長らが要請 /北海道

 理事長の解任に端を発し、日鋼記念病院の医師の退職や退職表明が相次いでいる問題で、地元の室蘭と隣接の登別、伊達の3市長らは15日、病院を経営する医療法人・カレスアライアンスに対し今後の医療体制の確立を要請。勝木良雄理事長は道も医師確保に動くよう働きかけてほしいと要望、3市は近く道に要請する考えを示した。

 胆振・日高地方唯一の救命救急センターの存廃が取りざたされていることから、緊急行動となった。新宮正志室蘭市長らは、「退職を予定している医師には、補充が決まるまで退職を踏みとどまるよう期待しているとの思いを伝えてほしい」と申し入れた。勝木理事長は会談後、「地域に不安を与え申し訳ない。必死で医師確保に努めている」と述べた。【新庄順一】

毎日新聞 2007年10月16日

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