やさしくなりたい

ひとにやさしくなりたいとつねづね思っています。
しかし、なれない。なぜだろうと考えると思い当たります。
いままでひとからあまりやさしくされてこなかったのです。
だから、ひとにやさしくできないのではないでしょうか。
どうやってひとにやさしくしたらいいのかわからないということがまずあります。
技術面ですね。つぎに感情面の問題がある。
もしかしたらこれがいちばん大きいのかもしれません。
なんでひとはやさしくしてくれないのに、じぶんがひとにやさしくしなければならないのか。
この思考法を幼稚だとお笑いになるかたはおそらくめぐまれたお生まれなのでしょう。
うらやましいかぎりです。
そうなのです。だれに対してもやさしいひとがいます。
このようなかたはやさしいがゆえにだれからも愛されます。すなわち、やさしくされる。
自身もひとにやさしくなるのはごく自然の道理というものでしょう。
言うなれば、正の連鎖といったところ。
いっぽう、わたしは負の連鎖のただなかにいるといえるのではないでしょうか。
ひとにやさしくしないから、当たり前だが、やさしくされることもない。
さらに性格がゆがんで、人間が嫌いになってゆく。意地悪になってゆく。
すると、周囲にもどんどん似たような悪意の人間が集まるようになってしまう。
このブログのコメント欄をご覧ください。悪意が渦巻いているでしょう(笑)。
自業自得というほかありません。

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