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移転補償金詐取事件で8人逮捕 新居浜署
JR新居浜駅前土地区画整理事業に絡む移転補償金詐取事件で、新居浜署の特別捜査本部は17日、詐欺の疑いで主犯格の新居浜市松木町、水野興産社長水野幸茂(51)、本籍同市、住所不定、指定暴力団山口組系大石組大仙組元組長仙波和雄(61)の両容疑者=いずれも詐欺罪で起訴済み=を再逮捕。新たに会社役員や元組幹部ら6人を逮捕した。 新たに逮捕されたのは仙波容疑者の元妻で同市坂井町3丁目、会社役員若原和代(34)、同市田の上1丁目、元大仙組幹部で鉄筋工加地大剛(40)ら6容疑者。 調べでは水野、仙波、若原の3容疑者は加地容疑者ら同市内の5人を借家人とした架空の賃貸契約を結び、市から移転補償金を詐取しようと計画。2006年3月20日から同4月10日にかけ、水野容疑者経営の「第三水野マンション」=同市坂井町2丁目=4室分の移転補償金計約352万8000円をだまし取った疑い。うち1室は夫婦で契約していた。 水野容疑者は否認、仙波容疑者は認めており、若原容疑者は積極的な関与はしていない旨の供述をしているという。 市は同12月末、同マンション15室分について詐欺容疑で新居浜署に被害届を提出。特別捜査本部は残る10室分についても、それぞれ借家人の関与を調べ、立件を目指す方針。
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【愛媛新聞】 |
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