モバイルセレロン、通称「ﾓﾊﾞｾﾚ」
年末という事もあって一応のまとめをしてみよう

ﾓﾊﾞｾﾚ1.6G～2.4Gまでｲﾛｲﾛ弄ったわけだが｡｡｡
・大抵の845、865、875で動く。但しほとんどはAE01を曲げるか折るかしないと起動しない。AE01は外側なので簡単です。特にDELLは875を含む殆どの478ﾏｻﾞｰにて動作を確認しました。
・性能もまぁまぁといったカンジでデスクトップのセレロンの同クロックより良い数字を出します。
・消費電力、発熱に関してはﾏｻﾞｰﾎﾞｰﾄﾞにもよると思いますがあまりﾓﾊﾞｲﾙCPUの恩恵を受ける事は出来ません。大抵はデスクトップCPUと同じかそれより上の消費電力、発熱があります。
・モバイルセレロンを使うメリット：上記の事から性能上で使わなければならないとか是非にでも使いたいといった性能や特徴はありません。コストパフォーマンスから見てもデスクトップ用セレロンが叩き売り状態の値段なのでコアむき出しのモバセレ使うよりクロック１つ上げたセレロンを安く買って使うほうがいいでしょう。またモバセレの場合は478用クーラーの他に1mm厚のスペーサーが必要となります。主に銅板を使います
ただし、ノートPCのCPUを換装してモバセレが余っていたりした場合はマザーも845だったりすると安いのでいいかもしれません。
低いクロックのものほどOC耐性は強く高クロックの物ほどOC耐性は低いです。
これは元々同じものの倍率だけを変更していろんな種類が作られた為ではないでしょうか｡｡｡
可変倍率ですがﾓﾊﾞｲﾙｾﾚﾛﾝにはｸﾛｯｸ可変はついていませんし、クロック可変に対応するﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟ用ﾏｻﾞｰﾎﾞｰﾄﾞも見た事がないです。

一応比較としてモバイルセレロンを使ったPCはHDD1台構成で50W程度です
一方DELLのGX270にP4の2.8CG乗せてHTをON、ﾃﾞｭｱﾙﾁｬﾝﾈﾙﾒﾓﾘｰ動作させてもｱｲﾄﾞﾙで45W程度しかありません。
当たり前ですが性能は2.8Cの方が圧倒的に良いです。

AopenのMX46Lという845ﾏｻﾞｰにモバセレ1.6G入れてFSB弄りながらOCで遊ぶと面白いですよ
またATXなﾏｻﾞｰだとコア電圧も弄れるのが多いので更にOC出来ます。
まぁいくらOCしても今ではPentiumMの足元にも及ばない程度なので「遊び程度」だったら面白いかもしれません（笑
これでPentium4やｾﾚﾛﾝがまだ高かったりすれば立場があるんだけどﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟ用CPUも投売り状態だからねー