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“衝撃”の診断 ビザなし交流ロシア人、肥満7割 北方四島にも動揺波及(10/16 07:47)【ユジノサハリンスク15日津野慶】北方領土ビザなし交流で道内を訪問し、健康診断を受けた北方四島のロシア人の約七割が肥満と診断され、島民たちにもショックが広がっている。 日本の人道支援による健診で、昨年に続いて二回目。六日に市立根室病院で血液や尿、心電図などの検査を行い、ロシア語の診断書は、帰りの船内で渡された。 訪問団は六十七人で年配女性が多かった。団員によると、約七割が肥満という結果に失望し船内は重苦しい雰囲気に。高血圧と診断された五十代男性は「ロシア人医師の警告を信じていなかったので、高度な技術を持つ日本側の診断に衝撃を受けていた」と話す。 ロシアでは成人病のまん延が問題になっているが、北方四島の医療機関は検査機器が乏しく、簡単な検査しかできない。このため、島内のロシア人医師から高血圧などを指摘されても、真剣に治療を受ける島民は少ないという。 |
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