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ページ更新時間:2007年10月16日(火) 01時03分
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■奈良の家具製造会社 障害年金横領で刑事告発へ
奈良県広陵町の家具製造会社が、知的障害のある従業員の障害年金を最長で30年近くにわたって無断で引き出した疑いがあることが明らかになりました。被害総額は2億円にのぼるとみられています。
従業員の弁護士によると、広陵町にある現在、破産手続き中の家具製造会社「大橋製作所」では知的障害のある従業員が家具の組み立てなどを行っていました。
しかし、従業員10人が受け取る月額6万6,000円の障害年金のほぼ全額が最長で30年近くにわたって引き出されていました。
さらに従業員は食事代として週に3,000円を受け取るだけで本来の給料は支払われず、被害総額は少なくとも2億円とみられます。
「私と一緒に働いていたお金が勝手に使われているのはとても嫌です」(16年間働いた従業員)
従業員は、会社の社長を近く刑事告訴するとともに、損害賠償を求める裁判を起こす方針です。 (10/15 19:57)
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