連合(高木剛会長)は15日、パートや派遣労働者など非正規労働者と中小零細企業で働く労働者を支援する「非正規労働センター」(仮称)を東京都千代田区の連合内に開設した。正社員を中心に運動をしてきた連合が、増え続ける非正規労働者へ向けた運動に大きくかじを切った。
センターは、定期大会で決まった「非正規労働者問題に最優先で取り組む」とした運動方針を具体化する第一歩。3人に1人を占めるという非正規労働者の現状を受け、賃金、残業代の不払いといった解雇問題の相談に応じるほか、最低賃金の引き上げやネットを利用した情報提供など支援に取り組む。
高木会長は「非正規労働者の問題は多岐にわたり、取り組むべき課題は多い。まず『よろず相談所』として多くの人に利用してもらいたい」と話している。問い合わせは連合フリーダイヤル(0120・154・052)。【東海林智】
毎日新聞 2007年10月15日 18時34分
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