2007年10月02日
「教皇庁典礼秘跡省指針『あがないの秘跡』翻訳出版にあたって」 Part７
２００７年６月７日、日本カトリック司教協議会では「教皇庁典礼秘跡省指針『あがないの秘跡』翻訳出版にあたって」との文書を「教皇庁典礼秘跡省『指針 あがないの秘跡』（発行：カトリック中央協議会）に載せ、「読者の皆様には、本指針をお読みになる際に、以下の各点についてご留意いただきたいと思います。」として、５つの留意点を挙げていることは前述のとおりである。
「第三は、聖体拝領の方法についてです。なかでもとくに問題となるのは、両形態による拝領のとき、拝領者が手に授けられたホスティアを自ら取り、奉仕者が持つカリスの中に御血を浸して拝領する方法です。この方法は本指針104で認められていません。
両形態による拝領については、教会の歴史の中でもたびたび議論されてきました。トリエント公会議は、パンとぶどう酒のいずれかの形態の拝領であっても、欠けることのないキリストのすべてと、真の秘跡とを拝領することになることを宣言しました。現代の教会もこの宣言を受け入れています（『ローマ・ミサ典礼書の総則（ラテン語規範版第三版）』282）。同時に教会は、「しるしの観点からすれば、両形態のもとになされる拝領は、より充実した形式を備えている。この形式においては、感謝の会食のしるしがより完全に現れ、新しい永遠の契約を主の血によってあかしする神の意志がより明確に表示され、さらに、感謝の会食と父の国における終末の会食との関連がより明確に現れる」（同281）と述べて、両形態による拝領の大切さも強調しています。
日本カトリック司教協議会ではこれらの点をふまえて、「日本の教会におけるミサ中の聖体拝領の方法に関する指針」を現在準備しています。この指針は、教皇庁典礼秘跡省に提出され、承認が得られた場合は日本において実施される予定です。」（同書p.6）と、第三の留意点を述べている。
この両形態による拝領の方法、つまり、拝領者が手に授けられたホスティアを自ら取り、奉仕者が持つカリスの中に御血を浸して拝領する方法は、明確に使徒座により禁止され、日本カトリック司教協議会も、その禁止されていることを認識されているにもかかわらず、各地の教会で公然と行われている。このことは、９月２２日、Bunsei様から貴重なるコメントを頂いたとおりであり、残念ながら我が教会でも同様、公然と違法な両形態による拝領が行われている。
自分は、このような誤謬に組みするものではないので、ホスティアのみの拝領としている。頂いたホスティアをカリスに浸している前の信徒を抜くことになり、列を乱してしまうのが玉に瑕ではある。このことに気がつかれた助祭が席に着いた自分のところまでカリスを持ってきていただいたこともあるが、それも一度だけのことであった。
隣の教会でミサに与ったとき、偶然、両形態による拝領が行われた。こちらでは、祭壇の上に、コルポラーレを敷き、司祭により御血に浸されたホスティアを祭壇を通して信徒の口に授けてくださった。
この司祭に我が教会のこと、両形態による拝領の際、御血の入ったカリスを倒してしまい、掃除用具置き場からモップや雑巾を持って来るなど大騒ぎになった話をすると、苦笑いをされ、「浦和では両形態による拝領は無理でしょ」と切り捨てられた。
いずれにせよ、両形態による拝領については、きちんと準備がなされていない現実があり、司祭・信徒共々その準備は整うまでは両形態による拝領は避けるべきである。
もし、どうしても両形態による拝領を実施したいのであれば、使徒座の指示する方法によるべきである。少なくとも、「日本の教会におけるミサ中の聖体拝領の方法に関する指針」について使徒座の承認が得られるまではそのようにすべきである。
それとも、日本カトリック司教協議会は、違法なる誤用を積み上げ、使徒座から承認されるまでもなく、既成事実としてしまおうと考えているのか……。
「四 両形態による聖体拝領
100 聖体の宴において、しるしの豊かさがよりはっきりと信徒に明らかにされるために、典礼書に指示されている場合には、信徒にも両形態による聖体拝領が認められている。そのためには、トリエント公会議において定められたこのことに関する教義的諸原則について、前もって、またたえず繰り返し適正なカテケジスがなされるべきである。
101 聖体が両形態で信徒に授けられるためには、まず教区司教の判断に従って、その状況を十分に考慮すべきである。聖体が汚されるいささかの危険も完全に排除されなければならない。幅広い関連事項を検討した上で、その決定が典礼秘跡省を通じて使徒座の承認を受けたなら、司教協議会は規定を公布すべきである。この承認はとくに『信者に両形態で聖体を授与する方法について、またその機会の増大に』関するものである。
102 拝領者の数が多数にのぼり、御血のためのぶどう酒の量を前もって予測するのが難しく、『祭儀の結びに、飲まなければならない御血が必要以上に多く残る』危険があるときには、信徒にカリスからの拝領をさせるべきではない。カリスに近づくための整理が困難な場合、必要なぶどう酒の量が多すぎて、その出所や質を確認することが困難な場合、聖職者やふさわしい養成を受けた聖体授与の臨時の奉仕者の数が十分でない場合、会衆のかなりの数の者がさまざまな理由からカリスに近づくのを望まず、一致のしるしがある意味で損なわれる場合なども、同様である。
103 『ローマ・典礼書』の規則は、両形態による拝領が行われる場合には、『御血は、直接カリスから飲むか、あるいはパンを御血に浸すか、あるいは管を用いるか、あるいはさじを用いて拝領することができる』という原則を認めている。信徒への聖体の授与に関して、司教はそれがその地方の習慣でなければ管やさじによる拝領を除外することができるが、ホスティアを御血に浸す授与の方法の選択はつねに保たれる。しかし、この方法を採用する場合には、使われるホスティアは薄すぎたり小さすぎたりしないようにすべきであり、拝領者は司祭から口でのみ聖体を受けるべきである。
104 拝領者は自分でホスティアを御血に浸すことや、御血に浸されたホスティアを手で拝領することを許されてはならない。御血に浸すために用いられるホスティアについては、有効な材料で作られており、聖別されていなければならない。聖別されていないパンやその他のものを用いることは絶対に禁じられる。」（同書p.67-69）
「282 （略）たとえいずれかの形態のもとにおいてだけであっても、欠けることのないキリストのすべてと、真の秘跡とが拝領されるということがカトリックの信仰によって教えられているということ、またそれゆえに、秘跡の効果に関しても、ただ一つの形態のみを受ける者が、救いに必要な恩恵を何ら失わないということを、キリスト信者に注意すべきである。（以下略）」（「ローマ・ミサ典礼書の総則（暫定版）」（発行：カトリック中央協議会）p.99）
「284 両形態による拝領が行われる場合、（略）パンの形態だけの拝領を望む信者がいる場合、望むとおりに聖体が与えられるべきである。」（同書p.100）
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この記事へのコメント
1. Posted by 123
2007年09月25日 08:09
『あがないの秘跡』に関する一連の記事、興味深く読ませていただいています。約一ヶ月前の�猯�ち読み�瓩任蓮�見落としていた文言が、こうやって引用してくださると、よく分かります。
教皇庁の出された原文の翻訳を丁寧に読んでいけば、日本の司教様方のやろうとしておられる方向性が、見えてきますね。
ローマはこういっているけれど、日本ではこうしましょう、既成事実を積み重ねて、そのうち、認めさせてしまおう、という意図がありありです。
教皇庁の出された原文の翻訳を丁寧に読んでいけば、日本の司教様方のやろうとしておられる方向性が、見えてきますね。
ローマはこういっているけれど、日本ではこうしましょう、既成事実を積み重ねて、そのうち、認めさせてしまおう、という意図がありありです。
2. Posted by 123
2007年09月25日 08:10
104項については、「許されてはならない」と原文にあるのに、日本では認めさせようとしているのでしょうね。この姿勢・態度に、�狎産造飽戝廚靴茲Δ箸いΩ�虚さ�瓩�、感じられるでしょうか！
留意点3・・・「教皇庁典礼秘跡省に提出され、承認が得られた場合は日本において実施される予定です。」（同書p.6）とは、
なんと、しらじらしい、神を畏れる方のおことばでしょうか。
「予定」どころか、何年も前からすでに実施しているではありませんか！
ローマの指針はこうだけれど、日本では・・・という考え方を支えているのが、
「インカルチュレーション」の思想なのでしょう。
留意点3・・・「教皇庁典礼秘跡省に提出され、承認が得られた場合は日本において実施される予定です。」（同書p.6）とは、
なんと、しらじらしい、神を畏れる方のおことばでしょうか。
「予定」どころか、何年も前からすでに実施しているではありませんか！
ローマの指針はこうだけれど、日本では・・・という考え方を支えているのが、
「インカルチュレーション」の思想なのでしょう。
3. Posted by 123
2007年09月25日 08:11
第２バチカンが終わった1965年頃は、日本には外国の情報も少なく、一般の人が外国を訪れることも少なく、ヨーロッパのキリスト教文化を受容するために日本的な「適応」が必要だったかもしれません。
しかし、今、若い人は英語やヨーロッパ言語を駆使してインターネットで海外の情報を入手し、それを受け入れることに問題など感じていないと思うのです。
私とて、40代後半ですが、ラテン語規範版でミサがささげられるといえば、ああそうですか、たまにはいいですね、という感じで、
「日本の文化を受容した・日本独自の典礼」
のほうに、違和感を感じるほうです。正直、これ以上、日本風にするのは勘弁してほしいという気持ちです。
しかし、今、若い人は英語やヨーロッパ言語を駆使してインターネットで海外の情報を入手し、それを受け入れることに問題など感じていないと思うのです。
私とて、40代後半ですが、ラテン語規範版でミサがささげられるといえば、ああそうですか、たまにはいいですね、という感じで、
「日本の文化を受容した・日本独自の典礼」
のほうに、違和感を感じるほうです。正直、これ以上、日本風にするのは勘弁してほしいという気持ちです。
4. Posted by 123
2007年09月25日 08:12
1965年から、42年経ちました。
7/7の自発使徒書簡（自発教令）の中央協議会の正式翻訳文がHPにのせられています。今読んでいるところですが、典礼のあり方について示唆に富む箇所が豊富です。
典礼に対する謙虚な姿勢を、司教様も、神父様も、助祭の方も、われわれも、持つ努力をしないと、本当にどこかの国の新興宗教の礼拝のようになってしまう危機感を、いつも感じています。
5. Posted by ヨゼフ・ジェンマ
2007年09月25日 20:43
> 苦笑いをされ
そうなんですよ、本当にそうなんです。
つまり、現代の大抵の司祭方においては、自分の教会以外のどこかの教会で御血が床にこぼれそれがモップがけされて始末されていると聞いても、そのことはただ「苦笑い」程度の対象でしかないのです。その司祭は何故「苦笑い」で済ますことができたのでしょうか？ それは、彼もまたそれを「汚聖」という大罪とは全く思っていないからです。これは実に明白なことではないでしょうか。
そうなんですよ、本当にそうなんです。
つまり、現代の大抵の司祭方においては、自分の教会以外のどこかの教会で御血が床にこぼれそれがモップがけされて始末されていると聞いても、そのことはただ「苦笑い」程度の対象でしかないのです。その司祭は何故「苦笑い」で済ますことができたのでしょうか？ それは、彼もまたそれを「汚聖」という大罪とは全く思っていないからです。これは実に明白なことではないでしょうか。
6. Posted by Bunsei
2007年09月25日 21:17
不幸なことですが、このあがないの指針は日本の教会にとって必要とされていないのかもしてません。先日、京都教区のある教会に行きましたが、やはり違法な形式の聖体拝領をしていました。私はあがないの指針を見せたのですが、
そこの修道士はうちにもあると言われました。
この指針に従う気が全くないのです。
重ねて申し上げますが、聖ピオ十世会のミサは
よいものであると断言いたします。こう書きますと、教皇様と一致していない所のミサに行けるかと考える方もおいででしょう。ですが、こちらではミサ後に教皇様の為にもお祈りをします。ミサ後、あるいはミサ前に教皇様の為にお祈りするカトリック教会が日本にあるでしょうか。まずないのではないでしょうか。
そこの修道士はうちにもあると言われました。
この指針に従う気が全くないのです。
重ねて申し上げますが、聖ピオ十世会のミサは
よいものであると断言いたします。こう書きますと、教皇様と一致していない所のミサに行けるかと考える方もおいででしょう。ですが、こちらではミサ後に教皇様の為にもお祈りをします。ミサ後、あるいはミサ前に教皇様の為にお祈りするカトリック教会が日本にあるでしょうか。まずないのではないでしょうか。
7. Posted by
頬白親父
2007年09月25日 22:50
一方、浦和教会の惨状をお話しした際のことを、自分は、「苦笑い」と書きましたが、かなり怒っていらしたとも思います。
このことについては、ヨセフ・ジェンマ様をはじめ、みなさまに誤解を与えてしまったことをお詫び申し上げます。
8. Posted by ヨゼフ・ジェンマ
2007年09月25日 23:55
あら、そうでしたか。ごめんなさい。
9. Posted by
頬白親父
2007年09月26日 00:02
これからもよろしくご指導くださいませ。
10. Posted by 在欧日本人
2007年10月02日 15:43
管理人さん、はじめまして。
私は昨日、おとといと両形態のミサに出席しました。手でホスチアをいただき自分でカリスに浸して口に入れる方法です。日本語版の「あがないの秘跡」は訳に問題があり、管理人さんが上に挙げた「拝領者が手に授けられたホスティアを自ら取り、奉仕者が持つカリスの中に御血を浸して拝領する方法です。この方法は本指針104で認められていません。」は「認められていない」のであって「（使徒座に）禁止されている」のではないです。原文ではこの動詞の違いが明瞭で、日本語訳が曖昧でかつ読み手の都合よく解釈し吹聴されているだけです。「認める」のは誰かというと教皇庁ではなく司教です。
私は昨日、おとといと両形態のミサに出席しました。手でホスチアをいただき自分でカリスに浸して口に入れる方法です。日本語版の「あがないの秘跡」は訳に問題があり、管理人さんが上に挙げた「拝領者が手に授けられたホスティアを自ら取り、奉仕者が持つカリスの中に御血を浸して拝領する方法です。この方法は本指針104で認められていません。」は「認められていない」のであって「（使徒座に）禁止されている」のではないです。原文ではこの動詞の違いが明瞭で、日本語訳が曖昧でかつ読み手の都合よく解釈し吹聴されているだけです。「認める」のは誰かというと教皇庁ではなく司教です。
11. Posted by 在欧日本人
2007年10月02日 15:46
両形態の場合、拝領方法は信者の考えが優先され、口で受けることもできれば、手でいただいてもカリスには浸さない人が欧州では多いです。私も口でホスチア拝領のみでカリスには触れないです。聖ピオＸ世会のミサはまず最初に司式司祭本人がミサをあげる場所を治める教区長に司式認可を受ける手続きが必要であります。無認可の違法ミサに勝手に名前を挙げられているのが教皇です。
12. Posted by ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月02日 22:05
ん？ そうなのですか？
在欧日本人さん、私は語学には堪能でないので、すみません、もう少し詳しく教えて頂けますか？
第104項は英語では次のようになっています（重ねてすみません、私は英語が少しだけ何とかかんとか読める？？？だけです）。
The communicant must not be permitted to intinct the host himself in the chalice, nor to receive the intincted host in the hand.
在欧日本人さんが訳者だったら、これを日本語にどう訳されますか？ 「認められていない」と「禁止されている」との動詞の違いを明瞭にしつつ、且つ、「読み手の勝手な解釈」を許さない形でこの文を訳そうとすると、どうなるのでしょうか。
13. Posted by
頬白親父
2007年10月03日 22:49
「非常に強い禁止」の意味です。
ですから、「認められていない」ではなく、教皇庁典礼秘跡省は、はっきりと「許されてはならない」と強く訴えています。
日本カトリック司教協議会は、「誤用」を繰り返す上に、その「誤用」を強く禁止する聖座も無視するつもりのようです。
自分は聖座に従います。
14. Posted by 在欧日本人
2007年10月09日 03:00
ジェンマさん、頬白さん、こんにちは。
こういう議論で文章の部分抜き出しは厳禁です。104項全文は非常にわかりやすい。以下は教皇庁HP（英文）より引用です。
[104.] The communicant must not be permitted to intinct the host himself in the chalice, nor to receive the intincted host in the hand. As for the host to be used for the intinction, it should be made of valid matter, also consecrated; it is altogether forbidden to use non-consecrated bread or other matter.
ここに permit と forbid という二つの動詞が出てきます。permitは英英辞書で引いても、英和辞書で引いても「認可する」です。名詞に変えるとpermission。免許も英訳するならこの単語です。
forbidの名詞はforbiddance。（絶対禁止）
must not は「〜してはならない」と禁止を表します
こういう議論で文章の部分抜き出しは厳禁です。104項全文は非常にわかりやすい。以下は教皇庁HP（英文）より引用です。
[104.] The communicant must not be permitted to intinct the host himself in the chalice, nor to receive the intincted host in the hand. As for the host to be used for the intinction, it should be made of valid matter, also consecrated; it is altogether forbidden to use non-consecrated bread or other matter.
ここに permit と forbid という二つの動詞が出てきます。permitは英英辞書で引いても、英和辞書で引いても「認可する」です。名詞に変えるとpermission。免許も英訳するならこの単語です。
forbidの名詞はforbiddance。（絶対禁止）
must not は「〜してはならない」と禁止を表します
15. Posted by 続きです。在欧日本人
2007年10月09日 03:15
「must not be permitted 認めてはならない」は「手続をし認められる」と可能性がある場合に使う表現。must be permittedの否定文。絶対禁止にこの表現は使いません。絶対禁止はforbid．肯定動詞にもかかわらず「禁ずる」。この使い分けは欧米人には常識で、感覚でこの動詞の違いを明確にわかってます。教皇庁HPをどの言語で見ても厳密に使い分けています。ピオＶミサもカトリック教会において1988年からpermissionでありforbiddanceではないです。1988年以降も司教認可で欧米では絶えずピオＶミサは各地で行われていました。欧米はどの管区も聖座の仰せのとおりに従っているから禁止しませんでした。
頬白さん、聖座に従わない司教は滅多にいないです。must notですが文章から抜いても文章が通じるということ忘れないで下さいね。動詞がなければmust notだけでは意味が通じないのが英語です。
頬白さん、聖座に従わない司教は滅多にいないです。must notですが文章から抜いても文章が通じるということ忘れないで下さいね。動詞がなければmust notだけでは意味が通じないのが英語です。
16. Posted by 国民は小さな嘘にはだまされないが、大きな嘘にはだまされやすい・・・・
2007年10月09日 07:59
permitとforbidについてのご説明ですが、
１０４項冒頭
「must notですが文章から抜いても文章が通じるじるということ忘れないで下さい」と、
何故断言できるのですか？
The communicant is permitted to 〜
ではありません。not が付いています。否定文です。
教会法規に限らずどんな法規でも、「正当な」改正の手続きをすれば、内容の変更は可能です。「日本国憲法」然り、身近な例では「道路交通法」然りです。
当たり前のことを、持ち出して、１０４項の内容を混乱させないでください。
教皇庁典礼秘跡省指針『あがないの秘跡』１０４項は、「認められています」ではなくて、「許されてはならない」です。現時点で「認められてはいません」。日本での現行の方法は、認められていないやり方です。
１０４項冒頭
「must notですが文章から抜いても文章が通じるじるということ忘れないで下さい」と、
何故断言できるのですか？
The communicant is permitted to 〜
ではありません。not が付いています。否定文です。
教会法規に限らずどんな法規でも、「正当な」改正の手続きをすれば、内容の変更は可能です。「日本国憲法」然り、身近な例では「道路交通法」然りです。
当たり前のことを、持ち出して、１０４項の内容を混乱させないでください。
教皇庁典礼秘跡省指針『あがないの秘跡』１０４項は、「認められています」ではなくて、「許されてはならない」です。現時点で「認められてはいません」。日本での現行の方法は、認められていないやり方です。
17. Posted by 国民は小さな嘘にはだまされないが、大きな嘘にはだまされやすい・・・・
2007年10月09日 08:01
続きです。
もう一点。
１０番コメントで、「認めるのは誰かというと教皇庁ではなく司教です。」と、ありますが、地方司教が認めると変更していいとは、司教協議会の留意点にさえ述べられていませんよ。
第３の留意点で、
「日本カトリック司教協議会では・・・、�狷�本の教会におけるミサ中の聖体拝領の方法に関する指針�瓩鮓什濬猗�しています。この指針は、教皇庁典礼秘跡省に提出され、承認が得られた場合は日本において実施される予定です。」と、
教皇庁典礼秘跡省の承認後、実施する、という立場を明確にしています。
在欧日本人さんの認識とは異なりますね？
18. Posted by 欧州在住者
2007年10月10日 04:07
16、17さんへ。私は現在欧州に住んでおり、地元の教会で両形態ミサにあずかってます。この一週間で３度両形態ミサに出ました。しかも同じ教会ではなく、ひとつは教会、ひとつは修道会聖堂です。どこに書いてある、書いていない、訳がどうだのこうだの以前の問題で私はこの両形態ミサを前にし、複数の司祭にその是非を問いました。「司教からのAuthorizationをもらっているからできるのです」という返事でした。司教から認可がおりていない教会では両形態は行いません。欧米では既に実行されてます。
19. Posted by 続きです。在欧日本人
2007年10月10日 04:26
「教皇庁典礼秘跡省の承認後、実施する、という立場を明確にしています。」は世俗が知らなくていいことですが、教皇庁の承認を得た後、日本国内での管区−教区−小教区の関係と手続き手順を16さんの考えではまったく無視しています。世界中のどの管区でもまずは教皇庁に承認をいただくのは基本中の基本。そしてその後の手続が複雑なのもカトリックだからこそです。
英訳ですがmust be permittedは「許さなければならない」に否定が付く。所定の手続をすれば許される可能性があるならmust not be permittedです。forbidの否定形ですが「絶対許されない」の絶対は神のみが解除できるのであって普通forbidに否定は用いないです。ネイティヴの常識を日本で教える英語の常識になぞらえても日本でしか通じないです。文章構造のエッセンスをよく見てください。
英訳ですがmust be permittedは「許さなければならない」に否定が付く。所定の手続をすれば許される可能性があるならmust not be permittedです。forbidの否定形ですが「絶対許されない」の絶対は神のみが解除できるのであって普通forbidに否定は用いないです。ネイティヴの常識を日本で教える英語の常識になぞらえても日本でしか通じないです。文章構造のエッセンスをよく見てください。
20. Posted by 国民は小さな嘘にはだまされないが、大きな嘘にはだまされやすい・・・・
2007年10月10日 09:43
在欧日本人さん、
ご自分のお書きになった文を、もう一度、点検してください。
１０番・・・「認める」のは誰かというと教皇庁ではなく司教です。
この文では、
｢使徒座（ローマ教皇庁典礼秘跡省）の承認を得る｣ことなく、
｢司教協議会ー地方司教が認めれば｣、
１０４項に反することも、実施できる、
という意味になってしまいませんか？
そのことを、私は、１７番コメントで、指摘したのです。
しかし、
１９番・・・まずは教皇庁に承認をいただくのは基本中の基本
とお書きになっているので、
｢使徒座（ローマ教皇庁典礼秘跡省）の承認を得る｣ことが、
必要であることは、ご理解いただいているのですね？
ご自分のお書きになった文を、もう一度、点検してください。
１０番・・・「認める」のは誰かというと教皇庁ではなく司教です。
この文では、
｢使徒座（ローマ教皇庁典礼秘跡省）の承認を得る｣ことなく、
｢司教協議会ー地方司教が認めれば｣、
１０４項に反することも、実施できる、
という意味になってしまいませんか？
そのことを、私は、１７番コメントで、指摘したのです。
しかし、
１９番・・・まずは教皇庁に承認をいただくのは基本中の基本
とお書きになっているので、
｢使徒座（ローマ教皇庁典礼秘跡省）の承認を得る｣ことが、
必要であることは、ご理解いただいているのですね？
21. Posted by 国民は小さな嘘にはだまされないが、大きな嘘にはだまされやすい・・・・ （2）
2007年10月10日 09:46
続きです。
私が言いたいのは、
現時点において、
日本カトリック司教協議会は、
使徒座（ローマ教皇庁典礼秘跡省）に、
｢拝領者が自分でホスティアを御血に浸すこと｣を、
承認して(認めて）もらっていない！
ということです。
使徒座の承認を受ける前に、
１０４項で｢許されない｣とされている方法を、
実施していることが、
問題だ、といっているのです。
22. Posted by 国民は小さな嘘にはだまされないが、大きな嘘にはだまされやすい・・・・ （3）
2007年10月10日 09:49
続きです。
両形態の御聖体拝領の規定については、
『REDEMPTIONIS SACRAMENTUM 』が教皇庁から発表される前から、
たとえば、『ローマ・ミサ典礼書の総則』にも、詳しく、何項にもわたって述べられているので、みなさん、ご存じでしょう。
東京でも、正しい(典礼秘跡省が認める）両形態の御聖体拝領がなされているところもありますよ。
蛇足ですが、
ローマ教皇庁典礼秘跡省（普遍教会）の「承認」や決定が、カトリック教会の位階制度を経て、
地方教会（日本）の司教協議会ー司教区ー小教区に指導・伝達されることは、みなさん、ご存じですよ。
もっとも、インターネットの普及で、ヴァティカンの発表する教令や使徒書簡の内容を、主任神父様より信徒のほうが、速く、知ってしまうこともあるようですが・・・。
両形態の御聖体拝領の規定については、
『REDEMPTIONIS SACRAMENTUM 』が教皇庁から発表される前から、
たとえば、『ローマ・ミサ典礼書の総則』にも、詳しく、何項にもわたって述べられているので、みなさん、ご存じでしょう。
東京でも、正しい(典礼秘跡省が認める）両形態の御聖体拝領がなされているところもありますよ。
蛇足ですが、
ローマ教皇庁典礼秘跡省（普遍教会）の「承認」や決定が、カトリック教会の位階制度を経て、
地方教会（日本）の司教協議会ー司教区ー小教区に指導・伝達されることは、みなさん、ご存じですよ。
もっとも、インターネットの普及で、ヴァティカンの発表する教令や使徒書簡の内容を、主任神父様より信徒のほうが、速く、知ってしまうこともあるようですが・・・。
23. Posted by 国民は小さな嘘にはだまされないが、大きな嘘にはだまされやすい・・・・ （4）
2007年10月10日 09:52
続きです。
１８番コメントで、ヨーロッパの両形態の御聖体拝領のことに触れられていますが、１０４項で、使徒座が「許されてはならない」としている方法でしたか？
�／�徒がカリスから御血を拝領する方法、
�⊃隻稷佑�、ホスティアを、御血に浸して、信徒は、舌で受ける方法、
ではないですか？
もちろん、ご承知のように、この2つの方法は、使徒座が承認する、適法です。
繰り返します。
現時点で、
「拝領者が自分でホスティアを御血に浸すこと」は、
１０４項により、「許されてはならない」ことです。
使徒座が、認めていません！
１８番コメントで、ヨーロッパの両形態の御聖体拝領のことに触れられていますが、１０４項で、使徒座が「許されてはならない」としている方法でしたか？
�／�徒がカリスから御血を拝領する方法、
�⊃隻稷佑�、ホスティアを、御血に浸して、信徒は、舌で受ける方法、
ではないですか？
もちろん、ご承知のように、この2つの方法は、使徒座が承認する、適法です。
繰り返します。
現時点で、
「拝領者が自分でホスティアを御血に浸すこと」は、
１０４項により、「許されてはならない」ことです。
使徒座が、認めていません！
24. Posted by 在欧日本人
2007年10月10日 17:38
20〜23番さん、あなたが「使徒座の承認を受ける前に、１０４項で｢許されない｣とされている方法を、実施していることが、問題だ」と言ったとしても、欧州に住んでいる私は司教認可されている教会聖堂で両形態（自分の手にホスチアをとり、自分でカリスにホスチアを浸していただく）ミサにあずかってます。自己中心で立場を述べました。日本の事情はまだその段階に至っていないだけです。
外国語の文章の解読力の問題になりますが、The communicant must not be permitted to intinct the host himself in the chalice, nor to receive the intincted host in the hand. という文章を読んだら、これをmust be permittedにする方法があるという仮定があるのですよ。forbidにはそれがまったくありません。forbidenceを回避する方法というのは神にしかないのですよ。が、この作文はカトリック教会以外でも普通に用いられます。
外国語の文章の解読力の問題になりますが、The communicant must not be permitted to intinct the host himself in the chalice, nor to receive the intincted host in the hand. という文章を読んだら、これをmust be permittedにする方法があるという仮定があるのですよ。forbidにはそれがまったくありません。forbidenceを回避する方法というのは神にしかないのですよ。が、この作文はカトリック教会以外でも普通に用いられます。
25. Posted by 続き。在欧日本人
2007年10月10日 17:40
こちらがThe communicant must not be permitted〜についてThe communicant is permitted 〜にする方法をバチカンに問い合わせたら許されるまでの手順が示されます。それが一ページだろうが千ページだろうが段取りを踏むのがカトリックです。日本管区は今その段階の中にあるということになります。あなたが「使徒座が認めていない」と結論のみを世界中に認められていないかのごとくここで力説しても、両形態ミサを経験した私自身が司祭ご自身から認可までの詳細を聞いており、その認可がバチカンに至ることを悟って既に参加しているのです。日本は近い将来そうなるだろう、としか私は言えません。バチカンが用意した手順を踏めば認め、許されるのは事実です。
26. Posted by 続き。在欧日本人
2007年10月10日 17:53
この場を借りて英文について話すのもひけますが、外国語論文と日本語論文の決定的違いは論文そのものの作成方法に違いがあります。日本語論文は理由を述べて最後に結論を書く。外国は逆で結論を最初にまず述べ、その後理由や考察を書きます。「あがないの秘跡」は要約ですから、当事者である教会が更なる詳細をバチカンに求めればいい。あなたが言う�／�徒がカリスから御血を拝領する方法、�⊃隻稷佑�、ホスティアを、御血に浸して、信徒は、舌で受ける方法はThe communicant must not be permittedの教会の小ミサで行われていることで、これは第二ヴァチカン公会議直後から常にそうです。聖座に自分の手に乗せられたホスチアを自分でカリスに浸す許可が下りていないのでこうするのです。
27. Posted by 在欧日本人
2007年10月10日 18:01
バチカンの下、世界中どこのカトリック教会でもそうです。それにしても、 ＨＮ「国民は小さな嘘にはだまされないが、大きな嘘にはだまされやすい・・・・」さんは両形態ミサが欧米で既に実施されていると何か困るんですか。ピオＶミサも1988年から常に司教認可が下りた教会で欧米では行われ続けていますが、同じことではないですか。ピオＶミサは一度たりともバチカンにおいてForbiddenceになっておらず、1988年以降、司教のPermissionが必要なだけです。欧米でピオＸ世会だけが違法のまま続けていたなんてそれこそ嘘です。欧州に住む私からするとあなたが知ることのできない日本在住信者に「使徒座が認めていません！」と嘘を広めています。日本管区が現在手続中でいずれ使徒座が認めるならそれでいいではないですか。
28. Posted by 新潟司教
2007年10月10日 20:04
「禁止」には聖座の能動的行為、すなわち行為の主語は聖座です。しかし「許されてはならない」は、受益者の受動的行為、すなわち行為の主語は聖座ではありません。従って後者の場合は、聖座に許可を申請してその許可が与えられれば、何も問題はありません。
29. Posted by 123
2007年10月10日 21:07
新潟司教様
後者の場合ですが、
現時点(2007年10月）で、
聖座に許可を申請される記事は、カトリック新聞で知りましたが(今年3月、6月）、
聖座からの許可は、すでに、与えられているのでしょうか？
まだ、聖座からの許可が、与えられていないのではないでしょうか？
私の教会では、数年前から、すでに、｢許されてはならない｣方法で、実施されています。
後者の場合ですが、
現時点(2007年10月）で、
聖座に許可を申請される記事は、カトリック新聞で知りましたが(今年3月、6月）、
聖座からの許可は、すでに、与えられているのでしょうか？
まだ、聖座からの許可が、与えられていないのではないでしょうか？
私の教会では、数年前から、すでに、｢許されてはならない｣方法で、実施されています。
30. Posted by
頬白親父
2007年10月10日 21:19
新潟司教さまがおっしゃるとおり、「聖座に許可を申請してその許可が与えられれば、何も問題は」ないのでしょう。
しかし、現実は、聖座からの許可は依然として与えられていない。だから、１２３さんも憂慮されているとおり、『問題あり』なのではないでしょうか？
ちなみに、貴教区内での両形態による聖体拝領はいかがされていますか？
しかし、現実は、聖座からの許可は依然として与えられていない。だから、１２３さんも憂慮されているとおり、『問題あり』なのではないでしょうか？
ちなみに、貴教区内での両形態による聖体拝領はいかがされていますか？
31. Posted by 新潟司教
2007年10月10日 21:25
秘跡の有効性に関連して本当に問題があるのなら、とうの昔に「禁止」しています。
32. Posted by 123
2007年10月10日 22:46
新潟司教様
｢御聖体の秘跡の有効性｣を問題にしているのではありません。
「聖座に許可を申請して、その許可が与えられる」以前に、すでに、実施されていることが、問題なのではないでしょうか？
｢御聖体の秘跡の有効性｣を問題にしているのではありません。
「聖座に許可を申請して、その許可が与えられる」以前に、すでに、実施されていることが、問題なのではないでしょうか？
33. Posted by ニコ
2007年10月11日 00:47
＞１２３
まったくその通りだと思います。
まだ許されていないのに、「将来許されるからOK」なんて道理が、社会一般で通じるわけがないでしょ・・・
そういう主張をもしすれば、ますます信頼がおけない。。。
というか、日本の司教団を取り巻く官僚機構の、信徒に対する情報統制すら疑ってしまいますね。
最近は、公然と反バチカンな司祭もいますものね。そういう人って、やめさせられないのかな？
献金するのが嫌になるんだけど。（なぜにカトリック的でない司祭を食わすために貴重なお金を捧げなければいけないのか？）
まったくその通りだと思います。
まだ許されていないのに、「将来許されるからOK」なんて道理が、社会一般で通じるわけがないでしょ・・・
そういう主張をもしすれば、ますます信頼がおけない。。。
というか、日本の司教団を取り巻く官僚機構の、信徒に対する情報統制すら疑ってしまいますね。
最近は、公然と反バチカンな司祭もいますものね。そういう人って、やめさせられないのかな？
献金するのが嫌になるんだけど。（なぜにカトリック的でない司祭を食わすために貴重なお金を捧げなければいけないのか？）
34. Posted by 新潟司教
2007年10月11日 08:54
ですから「社会一般」のことを話しているのではなくて、教会の内部文書の言葉遣いについて話しているのです。「禁止」される事には「試行」はあり得ませんが、「許可」される可能性があることは、そうする権威がある役職が「試行」を許す「可能性」があるということです。あとは「司教協議会（中央協ではありません）が文書の最初に述べている通りです。
35. Posted by 123
2007年10月11日 13:36
新潟司教様
お忙しいお立場でいらっしゃるのに、直接、御教示いただけたことを、感謝しています。
１０４項で、「許されてはならない」とされている方法について、
現在、聖座に許可を申請中か、申請準備中なのですね。
「許可」される可能性はあるが、
現段階では、聖座は「許可」を、与えていない・・・。
”そうする権威がある役職が「試行」を許す「可能性」がある”とかかれていますが、
「そうする（試行を許す）権威がある役職」とは、
「司教様と司教協議会」ですか？
あるいは、「聖座」ですか？
『ローマ・ミサ典礼書の総則』第９章
「司教と司教協議会が行うことのできる適応」と、『典礼憲章』第４０条の規定によると、
「試行」は、「使徒座によって認証されたら」、「司教協議会」が行う、
のではないでしょうか？
現在、聖座が、「試行」を「許している」のですか？
お忙しいお立場でいらっしゃるのに、直接、御教示いただけたことを、感謝しています。
１０４項で、「許されてはならない」とされている方法について、
現在、聖座に許可を申請中か、申請準備中なのですね。
「許可」される可能性はあるが、
現段階では、聖座は「許可」を、与えていない・・・。
”そうする権威がある役職が「試行」を許す「可能性」がある”とかかれていますが、
「そうする（試行を許す）権威がある役職」とは、
「司教様と司教協議会」ですか？
あるいは、「聖座」ですか？
『ローマ・ミサ典礼書の総則』第９章
「司教と司教協議会が行うことのできる適応」と、『典礼憲章』第４０条の規定によると、
「試行」は、「使徒座によって認証されたら」、「司教協議会」が行う、
のではないでしょうか？
現在、聖座が、「試行」を「許している」のですか？
36. Posted by 123
2007年10月11日 14:45
以下は、独り言です。
教皇ヨハネ・パウロ2世の命により、教理省の協力を得て、典礼秘跡省によって準備され、2004年、教皇様に認可された『あがないの秘跡』・・・。
教皇様は出版を命じ、直ちにすべての関係者によって遵守されるように命じられた・・・。
日本の司教様方は、３年前に教皇様が遵守を命じられた内容を、何故、変更するように、望まれるのでしょう？
１０４項の内容がもつ深い意味は、一体、どんなことでしょう？
教皇ヨハネ・パウロ2世の命により、教理省の協力を得て、典礼秘跡省によって準備され、2004年、教皇様に認可された『あがないの秘跡』・・・。
教皇様は出版を命じ、直ちにすべての関係者によって遵守されるように命じられた・・・。
日本の司教様方は、３年前に教皇様が遵守を命じられた内容を、何故、変更するように、望まれるのでしょう？
１０４項の内容がもつ深い意味は、一体、どんなことでしょう？
37. Posted by 123
2007年10月11日 14:47
独り言 続き・・・
反論を予想しつつ、敢えて、書かせていただくと・・・、
カトリック教会が伝統的に大切にしてきた７つの秘跡のうち、�仝羸斬里糧訐廖´⊇�階の秘跡 の意義と尊さを、今一度、問い直せ、ということではないでしょうか？
エキュメニズムの考え方と、信徒奉仕職の導入で、御聖体への尊敬や信心が、低下しているのは否めないと思います。
１０４項の問題部分は、聖なるホスティアを手にして御血に浸せるのは、叙階の秘跡を受けられた神父様だけですよ、としています。
これは、信徒と、叙階の秘跡を受けられた神父様を、明確に区別しており、かつて、神父様だけに許されていたことが、信徒にも許されるようになる風潮に歯止めをかける意味もあったのではないでしょうか？
反論を予想しつつ、敢えて、書かせていただくと・・・、
カトリック教会が伝統的に大切にしてきた７つの秘跡のうち、�仝羸斬里糧訐廖´⊇�階の秘跡 の意義と尊さを、今一度、問い直せ、ということではないでしょうか？
エキュメニズムの考え方と、信徒奉仕職の導入で、御聖体への尊敬や信心が、低下しているのは否めないと思います。
１０４項の問題部分は、聖なるホスティアを手にして御血に浸せるのは、叙階の秘跡を受けられた神父様だけですよ、としています。
これは、信徒と、叙階の秘跡を受けられた神父様を、明確に区別しており、かつて、神父様だけに許されていたことが、信徒にも許されるようになる風潮に歯止めをかける意味もあったのではないでしょうか？
38. Posted by ニコ
2007年10月11日 15:24
ある意味皮肉ですが、叙階の秘蹟については、再検討するのは悪いことではないかもしれません。
カトリック教会のカテキズムに反する言動や行為を行った司祭にたいして、信徒から罷免・損害賠償請求を認めるべきです。
日本でも、国家や国民のために働く公務員は、法律に反することをすると、罷免・損害賠償責任を負います。
なんでカトリック司祭だけは、カトリックの教えに反する言動や行為を行っても、のうのうとカトリック司祭をやり続けていけるのでしょうか？
公務員が国家や国民のために働くというのが建前に過ぎない場合が多いのと同じように、司祭が教会や信徒のために働く、というのが単なる建前だからじゃないですか。
カトリック教会のカテキズムに反する言動や行為を行った司祭にたいして、信徒から罷免・損害賠償請求を認めるべきです。
日本でも、国家や国民のために働く公務員は、法律に反することをすると、罷免・損害賠償責任を負います。
なんでカトリック司祭だけは、カトリックの教えに反する言動や行為を行っても、のうのうとカトリック司祭をやり続けていけるのでしょうか？
公務員が国家や国民のために働くというのが建前に過ぎない場合が多いのと同じように、司祭が教会や信徒のために働く、というのが単なる建前だからじゃないですか。
39. Posted by ニコ
2007年10月11日 15:25
たとえば、マリアがレイプされてイエスが生まれたとかいう司祭（某H師）は、カトリック司祭をやめてほしいですね。（「信徒の時代」などというのに、なんで信徒がやめさせられないの？建前だけの標語はいらない。）
念のために付け加えておきますと、私はピオX会などとはなんの関係もありません。
教会に苦言を呈したら、すぐにお前はピオ会か、などという意味不明な攻撃をする風潮があるのかわからないけど。。。
念のために付け加えておきますと、私はピオX会などとはなんの関係もありません。
教会に苦言を呈したら、すぐにお前はピオ会か、などという意味不明な攻撃をする風潮があるのかわからないけど。。。
40. Posted by 新潟司教
2007年10月11日 16:20
決まり事には優先順位があります。優先されるのは指針ではなくて典礼書の総則です。申し訳ないが、それらをすべてよく読んで下さい。全部日本語です。指針の前文も読んで下さい。教区における典礼の規則を定める権能を付与されているのは、教区司教です。教区司教は教皇様ご自身に直属しているのであって、バチカン諸聖省の下部組織ではありません。日本では聖体拝領に関する指針は公式に決定されていないので、現在それを作成して認可申請中です。それが最終的にならない前に、教区司教は勝手に規則は決めません。何度も言うようですが、聖座が禁止しなければと思えば、とうの昔に「禁止」しています。
41. Posted by 新潟司教
2007年10月11日 16:35
典礼書の総則では教区司教に両形態による拝領の教区規則を定める権能を与えています。聖座の承認（ちなみに承認と許可もべつものです）が必要なのは、司教協議会による複数の教区にまたがる規則です。今般話題となっている方法については、典礼の総則ではもともと明確に書かれていないため、様々な神学的論争を経て世界的に広く行われるようになった様式です。総則に明記されていないのだから、許すも何ももともとなかったのです。それについて指針で聖座が見解を示したということです。だからその見解に対して、許可を申請するのです。その場合、すでに現実として広く行われていることであり、もともと明確に規定されてういなかったことであるので、明確な規定が決まらない限りそのままでなければなりません。
42. Posted by 123
2007年10月11日 16:58
ニコさん、
私は、叙階の秘跡を受けられた神父様だけに許されていたこと（聖なるホスティアを手にして御血に浸すこと）を、信徒にも許すことは、叙階の秘跡の意義をおとしめることにならないかと心配しているのです。
カトリック教会の叙階の秘跡で霊印（カラクテル）を受けられた神父様は、「役務としての祭司職」を、受けておられます。その領域に、共通祭司職（信徒使徒職）しか持たない信徒が、入り込んでいくのは、極力、慎重に・・・、と１０４項は、言いたかったのではないかと、思っているのです。
３８番・・・私は、今までどおり、叙階の秘跡を受けられた神父様は神父様として、司教様は司教様として尊敬しています。
私は、叙階の秘跡を受けられた神父様だけに許されていたこと（聖なるホスティアを手にして御血に浸すこと）を、信徒にも許すことは、叙階の秘跡の意義をおとしめることにならないかと心配しているのです。
カトリック教会の叙階の秘跡で霊印（カラクテル）を受けられた神父様は、「役務としての祭司職」を、受けておられます。その領域に、共通祭司職（信徒使徒職）しか持たない信徒が、入り込んでいくのは、極力、慎重に・・・、と１０４項は、言いたかったのではないかと、思っているのです。
３８番・・・私は、今までどおり、叙階の秘跡を受けられた神父様は神父様として、司教様は司教様として尊敬しています。
43. Posted by 123
2007年10月12日 13:58
新潟司教様（1）
４０番、４１番のコメント、どうもありがとうございました。
「日本では聖体拝領に関する指針は公式に決定されていないので、現在それを作成して認可申請中」であることは、わかりました。
認可申請中であり、まだ、使徒座（教皇庁典礼秘跡省）からの承認を得ていない・・・のですね。
『あがないの秘跡』の日本カトリック司教協議会留意点3には、
「・・・教皇庁典礼秘跡省に提出され、承認が得られた場合は日本において実施される予定です。」
と記述されていますが、現実には、承認が得られていないのに、実施されているわけですね。
４０番、４１番のコメント、どうもありがとうございました。
「日本では聖体拝領に関する指針は公式に決定されていないので、現在それを作成して認可申請中」であることは、わかりました。
認可申請中であり、まだ、使徒座（教皇庁典礼秘跡省）からの承認を得ていない・・・のですね。
『あがないの秘跡』の日本カトリック司教協議会留意点3には、
「・・・教皇庁典礼秘跡省に提出され、承認が得られた場合は日本において実施される予定です。」
と記述されていますが、現実には、承認が得られていないのに、実施されているわけですね。
44. Posted by 123
2007年10月12日 14:01
新潟司教様（2）
承認が得られていないのに、実施されていることについて、司教様は、
� 峩偽茲砲�ける典礼の規則を定める権能を付与されているのは、教区司教です。」
�◆ 峩偽荵紛気篭宜塚佑桓�身に直属しているのであって、バチカン諸聖省の下部組織ではありません。」
�� 「典礼書の総則では教区司教に両形態による拝領の教区規則を定める権能を与えています。」
�ぁ 崟産造両鞠А福ΑΑ砲�必要なのは、司教協議会による複数の教区にまたがる規則です。」
�ァ 嶌Ｈ模誕蠅箸覆辰討い詈�法については、典礼の総則ではもともと明確に書かれていないため、・・・（筆者 略）・・・。総則に明記されていないのだから、許すも何ももともとなかったのです。」
承認が得られていないのに、実施されていることについて、司教様は、
� 峩偽茲砲�ける典礼の規則を定める権能を付与されているのは、教区司教です。」
�◆ 峩偽荵紛気篭宜塚佑桓�身に直属しているのであって、バチカン諸聖省の下部組織ではありません。」
�� 「典礼書の総則では教区司教に両形態による拝領の教区規則を定める権能を与えています。」
�ぁ 崟産造両鞠А福ΑΑ砲�必要なのは、司教協議会による複数の教区にまたがる規則です。」
�ァ 嶌Ｈ模誕蠅箸覆辰討い詈�法については、典礼の総則ではもともと明確に書かれていないため、・・・（筆者 略）・・・。総則に明記されていないのだから、許すも何ももともとなかったのです。」
45. Posted by 123
2007年10月12日 14:04
新潟司教様（3）
�Α 屬修譴砲弔い道愎砲農産造�見解を示した・・・。だからその見解に対して、許可を申請するのです。」
�А 屬垢任妨充造箸靴胴�く行われていることであり、もともと明確に規定されていなかったことであるので、明確な規定が決まらない限りそのままでなければなりません。」
と、説明してくださいました。
司教様のアドヴァイスに従って、
『ローマ・ミサ典礼書の総則』（2002.3）に照らしてみると、
�´↓づ�応・・・25項、387項〜393項、
26項、
395項〜399項
���キ�両形態・・・283項、284項〜286項、287項、
161項、390項
が、関連項目でしょうか。
�Α 屬修譴砲弔い道愎砲農産造�見解を示した・・・。だからその見解に対して、許可を申請するのです。」
�А 屬垢任妨充造箸靴胴�く行われていることであり、もともと明確に規定されていなかったことであるので、明確な規定が決まらない限りそのままでなければなりません。」
と、説明してくださいました。
司教様のアドヴァイスに従って、
『ローマ・ミサ典礼書の総則』（2002.3）に照らしてみると、
�´↓づ�応・・・25項、387項〜393項、
26項、
���キ�両形態・・・
161項、
が、関連項目でしょうか。
46. Posted by 123
2007年10月12日 14:06
新潟司教様（4）
25項；「・・・適応は、教区司教あるいは司教協議会のそれぞれが行うことができる」
388項；「・・・適応は、法の規定に従って、司教協議会において決定されるべきである。」
とありますが、25項参照項目の、390項には、
390項；「司教協議会は、・・・・以下のような適応を導入することについて、使徒座の承認を得て、決定する。・・・
・御聖体を受けるための方法（160,161,284参照）・・・」
御聖体を受けるための方法の適応は、司教協議会が決定するが、
その前に「使徒座の承認」を得ることが必要、
と書かれています。
25項；「・・・適応は、教区司教あるいは司教協議会のそれぞれが行うことができる」
388項；「・・・適応は、法の規定に従って、司教協議会において決定されるべきである。」
とありますが、25項参照項目の、390項には、
390項；「司教協議会は、・・・・以下のような適応を導入することについて、使徒座の承認を得て、決定する。・・・
・御聖体を受けるための方法（160,161,284参照）・・・」
その前に「使徒座の承認」を得ることが必要、
と書かれています。
47. Posted by 123
2007年10月12日 14:09
新潟司教様（5）
「試行」についても、
395項；「・・・多様性と一層深い適応を必要とすべきであるなら・・・、司教協議会は使徒座の同意を得てそれらを導入するため、・・・『典礼憲章』第４０条の規定に従って、それを使徒座に提示することができる。・・・
・・・優先する計画が使徒座に個別に提示されなければならない。
この計画が使徒座によって認証されたら、特定の時間と場所のもとで試みが行われる。・・・試みの期間が終わったときに、司教協議会は適応をさらに進めていくことについて決定し、熟慮した計画を使徒座の判断によって決定する。」
司教協議会は計画を、
使徒座に提示し、
使徒座によって認証されたら、
特定の時間と場所のもとで試みが行われ、
計画を使徒座の判断によって決定する。
「試行」すら、司教協議会だけの判断では、できないのではないでしょうか？
「試行」についても、
395項；「・・・多様性と一層深い適応を必要とすべきであるなら・・・、司教協議会は使徒座の同意を得てそれらを導入するため、・・・『典礼憲章』第４０条の規定に従って、それを使徒座に提示することができる。・・・
・・・優先する計画が使徒座に個別に提示されなければならない。
この計画が使徒座によって認証されたら、特定の時間と場所のもとで試みが行われる。・・・試みの期間が終わったときに、司教協議会は適応をさらに進めていくことについて決定し、熟慮した計画を使徒座の判断によって決定する。」
司教協議会は計画を、
使徒座に提示し、
使徒座によって認証されたら、
特定の時間と場所のもとで試みが行われ、
計画を使徒座の判断によって決定する。
48. Posted by 123
2007年10月12日 14:15
新潟司教様（6）
両形態については、
283項；
「・・・（略）・・・教区司教は自教区のために、両形態による拝領に関する規定を定めることが出来る。・・・また、信者がよく養成され、御聖体に対する汚聖の危険がまったくない場合、・・・司式司祭がふさわしいと判断したときはいつでも、両形態による拝領を許可する権限が教区司教には与えられている。
しかしながら、信者に両形態で御聖体を授与する方法について、またその権限の拡大については、使徒座による承認を得て、司教協議会が基準を発表することが出来る。」
両形態による拝領を許可する権限は教区司教様に与えられていますが、
方法と権限の拡大については、
「使徒座による承認」を得て、
司教協議会が基準を発表する、
とあります。
両形態については、
283項；
「・・・（略）・・・教区司教は自教区のために、両形態による拝領に関する規定を定めることが出来る。・・・また、信者がよく養成され、御聖体に対する汚聖の危険がまったくない場合、・・・司式司祭がふさわしいと判断したときはいつでも、両形態による拝領を許可する権限が教区司教には与えられている。
しかしながら、信者に
両形態による拝領を許可する権限は教区司教様に与えられていますが、
「使徒座による承認」を得て、
司教協議会が基準を発表する、
とあります。
49. Posted by 123
2007年10月12日 14:17
新潟司教様（7）
新潟司教様は�イ如�
「今般話題となっている方法については、典礼の総則ではもともと明確に書かれていないため」
と書かれましたが、
御血にパンを浸して行われる場合は、
287項に示されています。
283項（両形態の拝領方法）、390項（聖体を受ける方法）には、「使徒座による承認」を得ることが必要とあるのですから、『総則』に、明記されていない方法が広まったことこそ、問題があったのではないでしょうか。
それで、『あがないの秘跡』において、104項
「許されてはならない」と見解が示されたのではないでしょうか。
見解が示された以上は、「使徒座の承認」を得るまで、待つのが自然ですが、�Г慮翦獣任砲覆襪里任垢諭�、�Г慮翦獣任蓮◆嵶碓嫖�3」とは異なるので、驚きました。
新潟司教様は�イ如�
「今般話題となっている方法については、典礼の総則ではもともと明確に書かれていないため」
と書かれましたが、
御血にパンを浸して行われる場合は、
287項に示されています。
283項（両形態の拝領方法）、390項（聖体を受ける方法）には、「使徒座による承認」を得ることが必要とあるのですから、『総則』に、明記されていない方法が広まったことこそ、問題があったのではないでしょうか。
それで、『あがないの秘跡』において、104項
「許されてはならない」と見解が示されたのではないでしょうか。
見解が示された以上は、「使徒座の承認」を得るまで、待つのが自然ですが、�Г慮翦獣任砲覆襪里任垢諭�、�Г慮翦獣任蓮◆嵶碓嫖�3」とは異なるので、驚きました。
50. Posted by 123
2007年10月12日 14:19
新潟司教様（8）
新潟司教様、『総則』を読むようにというアドヴァイスをいただき、ありがとうざいました。
司教協議会はつねに、普遍教会と一致しなければならないこと、
ミサ典礼文はラテン語に忠実でなければならないこと、
たとえ神父様であっても総則（典礼法規）違反はできないこと、
主日のメインのミサで、説教などミサの部分を省いたり、変更したり、削除してはいけないこと、
インカルチュレーションによる「適応」も、
重要な項目は「使徒座の承認」なしにはおこなえないことが、
わかりました。
今話題になっている両形態の方法（104項）は、
日本カトリック司教協議会の「留意点3」にあるように、
「教皇庁典礼秘跡省に提出され、承認が得られた場合は日本において実施される予定」
であるべきだと、思いました。
以上、失礼があれば、ご容赦ください。
新潟司教様、『総則』を読むようにというアドヴァイスをいただき、ありがとうざいました。
司教協議会はつねに、普遍教会と一致しなければならないこと、
ミサ典礼文はラテン語に忠実でなければならないこと、
たとえ神父様であっても総則（典礼法規）違反はできないこと、
主日のメインのミサで、説教などミサの部分を省いたり、変更したり、削除してはいけないこと、
インカルチュレーションによる「適応」も、
重要な項目は「使徒座の承認」なしにはおこなえないことが、
わかりました。
今話題になっている両形態の方法（104項）は、
日本カトリック司教協議会の「留意点3」にあるように、
「教皇庁典礼秘跡省に提出され、承認が得られた場合は日本において実施される予定」
であるべきだと、思いました。
以上、失礼があれば、ご容赦ください。
51. Posted by 123
2007年10月12日 14:33
新潟司教様（9）
訂正です。
50番・・・『総則』24項
「省いたり、変更したり、削除してはいけない」ではなくて、
「司祭は・・・自分の考えでミサの祭儀に何かを加えたり、取り除いたり、変更したりすることは許されない」
でした。
訂正です。
50番・・・『総則』24項
「省いたり、変更したり、削除してはいけない」ではなくて、
「司祭は・・・自分の考えでミサの祭儀に何かを加えたり、取り除いたり、変更したりすることは許されない」
でした。
52. Posted by 新潟司教
2007年10月13日 09:19
知恵ある司祭に直接教えを請うてください。ネットでは限界です。繰り返しますが、聖座は駄目だと判断すれば即座に禁止します。そうではない事には、書かれていない理由があります。そして教会は文書主義ですから、口頭の一時的許可の可能性は排除されません。書かれていない事は、排除されず、書かれたことにも例外の可能性があります。そうでなければ教会は今まで生き残らなかった。とにかく賢明な司祭に直接尋ねてみて下さい。
53. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 15:22
皆さんによるこんなに沢山の議論がなされていたことに、今日になって気づきました。
私の問いかけに応えて下さいました "在欧日本人さん" に御礼を申し述べたいと思います。私は、英語の "permit" にそのようなニュアンスがあるとは、ついぞ知ることがありませんでした。とても勉強になりました。ありがとうございました。
それから菊地司教様にも感謝申し上げます。教会の各文書の優先順位、教会の中で或る規定が決まるまでの流れ等について、おおよそのところは理解させて頂けたのではないかと思います。ありがとうございました。
私の問いかけに応えて下さいました "在欧日本人さん" に御礼を申し述べたいと思います。私は、英語の "permit" にそのようなニュアンスがあるとは、ついぞ知ることがありませんでした。とても勉強になりました。ありがとうございました。
それから菊地司教様にも感謝申し上げます。教会の各文書の優先順位、教会の中で或る規定が決まるまでの流れ等について、おおよそのところは理解させて頂けたのではないかと思います。ありがとうございました。
54. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 15:28
でも、まだ私の胸の中にスッキリしないものがあります。何と言うか、「私は結局、在欧日本人さんに "語学" を、すなわち欧米の言葉に関する理解を習い、菊地司教様には教会の "法" を、あるいは教会の "組織論" のようなものを習ったのではないか」という感じがするのです。
私には、たとえ教会法上は何の問題がなくても、信仰の心の上では「心ない」ことと思われることが起こり得る可能性があるように思われます。
私には、たとえ教会法上は何の問題がなくても、信仰の心の上では「心ない」ことと思われることが起こり得る可能性があるように思われます。
55. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 15:45
たとえば... 菊地司教様は、「教会が "文書主義" であるということは、"書かれていないことは容易に実行されない" ということを意味するのではなく、むしろ "書かれていない事は、排除されず" ということを意味する」ということをおっしゃっておられるのだと思います。きっとこの解釈は正しいのでしょう。
でも、そうなると、たとえば、「台の上に置かれたカリスが過失により倒され、御血が台や床にこぼれた場合、その御血を単に（それがあたかも "清められてはいるけれど、所詮は一種の物" であるかのように）布やモップで拭き取ることは、避けなければなりません」と「書かれて」いなければ、教会法上は何の問題もないことになります。
でも、そうなると、たとえば、「台の上に置かれたカリスが過失により倒され、御血が台や床にこぼれた場合、その御血を単に（それがあたかも "清められてはいるけれど、所詮は一種の物" であるかのように）布やモップで拭き取ることは、避けなければなりません」と「書かれて」いなければ、教会法上は何の問題もないことになります。
56. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 16:07
確かにその通りなのでしょう。「教会法上は何の問題もない」のでしょう。「"主の御聖体や御血に対する不敬なこと" というのは一体どんなことを言うのか」は、事実、各司教の「適切な判断」に任せられています。典礼の形態にしても、教会の青少年部を中心にして全国的にごくたまにとは言え行なわれている "あっちこっちミサ" に見られるような相当にアレンジのきついミサも、「司教の判断によって自由」です。その通りです。でも、これはきっと菊地司教様も御同意なされるのではないかと思いますが、信仰においては「そこから先」、すなわち「教会の規定の先にあるもの、教会法の外にあるもの」も極めて大事だと思います。
57. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 16:08
東京司教区では、おそらく御血に対する配慮から、今迄行なわれてきた形の両形態の御聖体拝領は中止になった、と私は聞いています。これもまた「司教の判断」によるもので、そこには何も問題はないのですが、しかし私達は、この変更は信徒の声がなければおそらく行なわれなかったであろうことを知っておかなければならないと思います。
残念ながら、私達はそのような時代に生きていると思うのです。
残念ながら、私達はそのような時代に生きていると思うのです。
58. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 16:30
つまり、私が感じているのは... たとえ「"permit" という動詞は、その否定形において、常に "許される可能性" を含み、表示するものである」のだとしても、また、「明確な規定が今迄存在していなかったのだから、改めて規定が定められる（それも "指針" ではなく "総則" のレベルで）迄は、各司教の権限および各地における "習慣"（すなわち "現実として広く行われている" 事実）が尊重されなければならず、現行の実施形態が続けられなければならない（続けられることに何の問題もない）」のだとしても、尚、カトリック信徒である私達は、聖座が「何故」その一文をここに置いたのか、聖座の「見解」（菊地司教様）の真意、動機は何なのかを、決して過度ではなく適切で自然な程度に、信仰の心に照らしつつ関心を持たなければならない、ということです。
59. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 16:30
私は別に自分好みの結論をここに導き出したいからというので、ここで話の流れを変えたわけではありませんよ。そんな意地悪な読み方をしないで下さいね。これは大事なことなんですから... (^^;ゞ
60. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 16:53
それから、私は、「"床に大量にこぼれた御血は、そのすべてを信徒がその舌で舐め取らなければならない" という規定があるべきだ」などということを言っているのではありませんよ...(^^;ゞ 実際は布の類で拭き取るしかないのではないかと思います。でも、要するに、カリスが容易に倒れるような環境を作ることとか、拝領者の手から御血が床に点々と落ちていることに気づかず、また気づいてもそれを大して重大視しない信徒また聖職者達の心の在り方とかが、もしあれば、問題だと思うのです。（それも、私はその「問題」に「大」を付けることに、全く躊躇を覚えません。・・・御血が "神聖な物" であるなら問題はないけれども、決してそうではないんですから！）
そのような観点から、そのような関連のもとに、あがないの秘跡における聖座のその一文を受け取ることも、そんなに行き過ぎたことではないし、不自然なことでもない、と私は思います。
そのような観点から、そのような関連のもとに、あがないの秘跡における聖座のその一文を受け取ることも、そんなに行き過ぎたことではないし、不自然なことでもない、と私は思います。
61. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 17:54
ありがちな人達へ。
私達の中に、"在欧日本人さん" や菊地司教様のなさった説明を、それとしてすぐに正確に受け取ることができない人もいるかも知れません。その上、私達の表現の仕方にも難があるかも知れません。私達は（私も含めて）それほど知的に訓練されていず、また自ら鍛錬もしていないかも知れないからです。
でも、たとえそうであったとしても、そこには単に我田引水的なものばかりがあるのでないことは、この信仰に関心のあるすべての人が、素直な魂の感受性をもって、感じ取っておくべきことでしょう。私達は、まあ、良くも悪くも？「信仰者」です。そのため、こう言えます。「知的な完全性に愉悦を感じて、うっとりと感服して、すっかり満足して、それでどちらかの陣営にせいせいとした晴れやかな気持ちで軍配をあげることで一件落着としてしまえる人は、確かに一種の "趣味人" であって、"信仰者" ではない。」
私達の中に、"在欧日本人さん" や菊地司教様のなさった説明を、それとしてすぐに正確に受け取ることができない人もいるかも知れません。その上、私達の表現の仕方にも難があるかも知れません。私達は（私も含めて）それほど知的に訓練されていず、また自ら鍛錬もしていないかも知れないからです。
でも、たとえそうであったとしても、そこには単に我田引水的なものばかりがあるのでないことは、この信仰に関心のあるすべての人が、素直な魂の感受性をもって、感じ取っておくべきことでしょう。私達は、まあ、良くも悪くも？「信仰者」です。そのため、こう言えます。「知的な完全性に愉悦を感じて、うっとりと感服して、すっかり満足して、それでどちらかの陣営にせいせいとした晴れやかな気持ちで軍配をあげることで一件落着としてしまえる人は、確かに一種の "趣味人" であって、"信仰者" ではない。」
62. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 23:12
粟本昭夫神父「パンとぶどう酒」
http://www.ignatius.gr.jp/info/hou_06/06_11.html#main
http://www.ignatius.gr.jp/info/hou_06/06_11.html#main
63. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月13日 23:41
オニのように書きまくってすみません。これが最後。（たぶん）
私が自分のサイトの中で昨年の7月から掲示し続けている文章「両形態の聖体拝領について」を読んで、その主張に「まったくその通りだ」と共感し、その内容を信じ込んでしまった人がいらっしゃるかも知れません。でも、在欧日本人さんと菊地司教様が上で教えて下さいました通り、私の認識には大きな間違いがありました。
この点について謝罪します。サイトにも修正を加えます。
私が自分のサイトの中で昨年の7月から掲示し続けている文章「両形態の聖体拝領について」を読んで、その主張に「まったくその通りだ」と共感し、その内容を信じ込んでしまった人がいらっしゃるかも知れません。でも、在欧日本人さんと菊地司教様が上で教えて下さいました通り、私の認識には大きな間違いがありました。
この点について謝罪します。サイトにも修正を加えます。
64. Posted by 影の声
2007年10月14日 01:50
６３番さん、サイトに修正をかける必要も、謝罪をする必要もないです。ＨＮ新潟司教の書かれた「各文」と「論理」を、注意深く検証してください。「論理」には矛盾があり、真でない「文」があります。日本の司教協議会では通っても、教皇庁典礼秘跡省では通らないです。permitの語法で、ことの本質を見誤ってはいけないです。この「指針」は、「総則」を補うものであります。『ローマ・ミサ典礼書の総則（暫定版）』を良くお読みください。ポイントは、「適応」における「司教と司教協議会の権限」、「使徒座の承認」、「聖体拝領の方法」、「両形態の聖体拝領の方法」、「普遍教会（使徒座）と地方教会の一致」です。
65. Posted by 在欧日本人
2007年10月14日 15:49
影の声さん。私は昨年夏にはじめて主日ミサで両形態を目にしました。手でホスチアを受け取り、それを右手の指で取り、カリスの中に浸して口に入れる所作です。驚いたので複数の司祭に問い合わせました。その説明の中にはPermittance、Forbiddenceの語（派生を含む）があり、結論としては司教によるAutorizationをいただいているのでこの教会で行われるミサでは問題がない、と聞いていました。しばらくして教皇庁の公式HPで件の104項をラテン語、英語はじめ複数言語で比較しつつ読みました。どれも明確であり、司祭が私に説明してくれたことと合っています。
66. Posted by 続き。在欧日本人
2007年10月14日 15:50
今年に入って日本語版「あがないの秘跡」を読みましたが、どうしても日本語の訳には限界がある、というより、日本の文化そのものが厳禁と無認可について捉える感覚が曖昧なことが原因にあると思いました。私がこれまで104項について経験したことはあなたがたのように文章を読んで見てもいないことを想像で述べるのではなく、その逆にあることに気付いてないですね。影の声さんのように一個人を挙げて通らないと典礼秘跡省の役人でもないのに主張しても何等カトリック教会は変わらないです。
67. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 17:27
少し別のケースのことを考えてみましょう。（まだ書くんかい！）
インサイド・ザ・バチカン2007年2月号で、典礼秘跡省の局長であられるマルコム･ランジス大司教様は、次のようにおっしゃいました。（私の不確かな訳だけれども。）
インサイド・ザ・バチカン2007年2月号で、典礼秘跡省の局長であられるマルコム･ランジス大司教様は、次のようにおっしゃいました。（私の不確かな訳だけれども。）
68. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 17:28
「私達は、すべてが完成されている、終っている、新しいことは何も起こり得ない、と言うことはできません。しかし実のところ、第二バチカンは決して性急な典礼の変化を主張しませんでした。むしろそれは、「既に存在している形態から有機的に成長する」(第23項) 変化を好みました。しかし公会議後の典礼改革を引き受けたコンシリウム（典礼改革のための専門委員会）の極めて尊敬すべきメンバーであったアントネッリ枢機卿様がその日記の中で書いているように、公会議後の幾つかの典礼の変化は、大した熟考もなしに、でたらめに（haphazardly）導入され、後になって許可された実践とされたものでした。
69. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 17:29
たとえば手による聖体拝領は、聖座によって許可される前にまず適切に研究され熟考された何かではありませんでした。それは幾つかの北ヨーロッパの国々においてでたらめに導入され、後に許可された実践となり、遂には多くの他の場所に広がったものです。それは避けられなければならなかった状況です。第二バチカン公会議は決して典礼改革へのこのようなアプローチを擁護しませんでした。」
[英] http://www.aa.alpha-net.ne.jp/poppyoil/translated/inside-01.html
[日] http://www.insidethevatican.com/newsflash/2007/newsflash-feb21-07.htm
[英] http://www.aa.alpha-net.ne.jp/poppyoil/translated/inside-01.html
[日] http://www.insidethevatican.com/newsflash/2007/newsflash-feb21-07.htm
70. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 17:30
[英]と[日]が逆でした。
71. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 17:30
また、1969年5月29日の典礼聖省教令『メモリアーレ・ドミニ』には、次のような一文があります。
若干の場所、若干の共同体では聖座がまだ許可を与えないのにこの方法が実施され、時には信者がふさわしい準備を受けないで、この実施が導入された。
（Indeed, in certain communities and in certain places this practice has been introduced without prior approval having been requested of the Holy See, and, at times, without any attempt to prepare the faithful adequately.）
[英] http://www.ewtn.com/library/CURIA/CDWMEMOR.HTM
[日] http://hvri.catholic.ac/memorialedomini.htm
若干の場所、若干の共同体では聖座がまだ許可を与えないのにこの方法が実施され、時には信者がふさわしい準備を受けないで、この実施が導入された。
（Indeed, in certain communities and in certain places this practice has been introduced without prior approval having been requested of the Holy See, and, at times, without any attempt to prepare the faithful adequately.）
[英] http://www.ewtn.com/library/CURIA/CDWMEMOR.HTM
[日] http://hvri.catholic.ac/memorialedomini.htm
72. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 17:31
つまり、この教令は、手による御聖体拝領を教会の「昔の習慣」と位置づけ、それに対する望みを肯定的に捉え、結局は手による拝領を認めたものですが、しかしそのような文書であってさえ、この拝領の形態が導入される際の手順のことで、一つの遺憾の意を表明しています。
73. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 17:56
そこで、私は菊地司教様にお訊きしてみたいのです。
菊地司教様は、手による御聖体拝領が導入されるに至ったこの初期の有り様についてのマルコム･ランジス大司教のお言葉、そしてメモリアーレ・ドミニにある一文について、どう思われますか？
ごく大雑把に訊いて申し訳ないけれども、菊地司教様は次のように思われますか？
菊地司教様は、手による御聖体拝領が導入されるに至ったこの初期の有り様についてのマルコム･ランジス大司教のお言葉、そしてメモリアーレ・ドミニにある一文について、どう思われますか？
ごく大雑把に訊いて申し訳ないけれども、菊地司教様は次のように思われますか？
74. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 17:56
「教会は "文書主義" である。それは、"書かれていないことは容易に実行されない" ということを意味するのではなくて、むしろ "書かれていない事は、排除されない" ということを意味する。であるから、当時、典礼法規のレベルにも、指針のレベルにさえ、"信徒の拝領は舌で受けるのみとする" とか "信徒がホスティアを手で受けることは厳禁とする（forbid）" という "明確な規定" が "そもそもなかった" のだから、若干の国の司教達がそれ自身の権限に基づいて、聖座の承認を求めることなしに（その前に）、その実践を取り入れたとしても、それは必ずしも問題ではない。」
そう思われますか？
そう思われますか？
75. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 18:00
もし菊地司教様がそのように思われるのなら（菊地司教様がもし「本当は、そのようなことに聖座が遺憾の意を感じる所以などないのだけどな」とお思いになるなら）、菊地司教様とマルコム･ランジス大司教、菊地司教様とメモリアーレ・ドミニは、その点については「見解が違う」ということになります。
そうして私達信徒は、教会の中には諸説紛々、あっちの司牧者はこのように言い、別の司牧者は別のことを言う、という状況の中に置かれることになります。
今回ここで話し合われている両形態の拝領形式のことと、この手による拝領のことは、「ケースとして似ている」と思うのは、私だけでしょうか？
一介の信徒の分際で司教様に詰め寄った感じになっちゃったけど、物事を明確にするためです。
そうして私達信徒は、教会の中には諸説紛々、あっちの司牧者はこのように言い、別の司牧者は別のことを言う、という状況の中に置かれることになります。
今回ここで話し合われている両形態の拝領形式のことと、この手による拝領のことは、「ケースとして似ている」と思うのは、私だけでしょうか？
一介の信徒の分際で司教様に詰め寄った感じになっちゃったけど、物事を明確にするためです。
76. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 18:08
> "信徒の拝領は舌で受けるのみとする" とか
> "信徒がホスティアを手で受けることは厳禁
> とする（forbid）" （74）
いや、fobid であれ permit であれ、この際どっちでも文脈上は大差ないのですが。
> "信徒がホスティアを手で受けることは厳禁
> とする（forbid）" （74）
いや、fobid であれ permit であれ、この際どっちでも文脈上は大差ないのですが。
77. Posted by 在欧日本人
2007年10月14日 19:57
76 ヨゼフ・ジェンマさん、
>いや、fobid であれ permit であれ、この際
>どっちでも文脈上は大差ないのですが。
困りましたね。文脈上、大差があるのですよ。
Forbiddance, Permission, authorization（の派生も含めて）は交わることない異なった動作です。世俗における法律用語でもありますから曖昧はありえません。発想の切り替えをしましょう。
>いや、fobid であれ permit であれ、この際
>どっちでも文脈上は大差ないのですが。
困りましたね。文脈上、大差があるのですよ。
Forbiddance, Permission, authorization（の派生も含めて）は交わることない異なった動作です。世俗における法律用語でもありますから曖昧はありえません。発想の切り替えをしましょう。
78. Posted by 通りすがり
2007年10月14日 21:16
問題の英単語の意味だけを
ここに書かせていただきます。
参考になりましたら幸いです。
・forbid→〔禁止（for）の命令をする（bid)〕が語源。他動詞として「（人・事情が）…を禁ずる、（人に）…することを禁ずる・許さない」
・permit→〔通して（per）送る（mit)→通過させる〕が語源。他動詞として「（人・団体・規則が）人にある事を（公に）許可する、可能にする」
・authorization→（…に対する）公認、許可、権限、委任
（以上、大修館書店「ジーニアス英和辞典」より）
ここに書かせていただきます。
参考になりましたら幸いです。
・forbid→〔禁止（for）の命令をする（bid)〕が語源。他動詞として「（人・事情が）…を禁ずる、（人に）…することを禁ずる・許さない」
・permit→〔通して（per）送る（mit)→通過させる〕が語源。他動詞として「（人・団体・規則が）人にある事を（公に）許可する、可能にする」
・authorization→（…に対する）公認、許可、権限、委任
（以上、大修館書店「ジーニアス英和辞典」より）
79. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 21:21
在欧日本人さん。大いなる誤解です（笑）
私の言葉が足りなかったのでしょうが、私は「この際大差ない」と、「この際」と言いました。その言葉は何となく言われたものではなくて、では「どの際」かというと、私の74の菊地司教様への問いかけにおいてです。
つまり、私は74における「私自身の文章の書き方のまずさ」を意識したに過ぎません（笑） どういうことかというと、私は菊地司教様に、ただこうお訊きしたかったのです、「菊地司教様は、"とにかくそもそもどんな明確な規定もなかった" という理由で、"若干の国の司教達がそれ自身の権限に基づいて、聖座の承認を求めることなしに（その前に）その実践を取り入れたとしても、それは必ずしも問題ではない" とお考えですか？」
私の言葉が足りなかったのでしょうが、私は「この際大差ない」と、「この際」と言いました。その言葉は何となく言われたものではなくて、では「どの際」かというと、私の74の菊地司教様への問いかけにおいてです。
つまり、私は74における「私自身の文章の書き方のまずさ」を意識したに過ぎません（笑） どういうことかというと、私は菊地司教様に、ただこうお訊きしたかったのです、「菊地司教様は、"とにかくそもそもどんな明確な規定もなかった" という理由で、"若干の国の司教達がそれ自身の権限に基づいて、聖座の承認を求めることなしに（その前に）その実践を取り入れたとしても、それは必ずしも問題ではない" とお考えですか？」
80. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 21:22
この単純な問いかけ（permit であろうが forbid であろうが「とにかくどんな明確な規定もなかった」というところから始まる問いかけ）において、私が「"信徒がホスティアを手で受けることは厳禁とする（forbid）" という...（云々）」と、わざわざいちいち "（forbid）" などと差し入れてしまったことは、文章としては「余計なこと」だったな.. ということだったんです。
そういう意味で言ったの。
そういう意味で言ったの。
81. Posted by
ヨゼフ・ジェンマ
2007年10月14日 21:26
私は怒っていませんけど、あなたのために申し上げます。
「困りましたね」ですって？
あなたのその口振りは、何？
あなたは鼻高ではないかしら。
「発想の切り替えをしましょう」ですって？
御教示かしら。
あなた、未熟なんじゃない？
（笑）...
「困りましたね」ですって？
あなたのその口振りは、何？
あなたは鼻高ではないかしら。
「発想の切り替えをしましょう」ですって？
御教示かしら。
あなた、未熟なんじゃない？
（笑）...
82. Posted by 在欧日本人
2007年10月15日 04:20
ヨゼフ・ジェンマさん。「あがないの秘跡」は2004年３月公布なので既に３年７ヶ月もの間、世界各国の教会がヴァチカンに手続きを取っているのではないですか。公布翌日または当日にヴァチカンに問い合わせ、手続きを始めた国があっても不思議ではないです。日本国内でも2004年３月以降の両形態ミサは司教認可があれば問題ないと思われます。横からすみませんが、Memoriale Dominiについては各国司教団がそれを受け入れるまでの経緯を調べてみてはどうですか。ヨゼフ･ジェンマさんの誤解が解けるきっかけになりますよ。
私が鼻高だろうが未熟だろうが構いませんが、ここに集う方々の意見から察するに、文章を読解するにあたり発想の切替えが必要だと思います。文章根幹を曖昧にして意見交換しても空論になります。
私が鼻高だろうが未熟だろうが構いませんが、ここに集う方々の意見から察するに、文章を読解するにあたり発想の切替えが必要だと思います。文章根幹を曖昧にして意見交換しても空論になります。
83. Posted by 在欧日本人
2007年10月15日 04:37
参考までに。現時点でMemoriale Dominiに書かれている聖体拝領の項目について調べると、1973年６月21日付De sacra Communione et de cultu mysterii eucharistici extra Missamの第21項、Missale Romanum 2002の第160項、2004年３月25日付Redemptionis Sacramentumの第94項などを参照するように導かれてます。