赤福偽装 10年前に保健所「問題ない」

 三重・伊勢市にある和菓子の老舗「赤福」による製造日偽装問題で、三重県の保健所が、冷凍製品の解凍日を製造日と表示することについて「問題ない」と赤福に答えていたことがわかった。

 この問題は、赤福が、冷凍保存した「赤福餅(もち)」を解凍して包装し直した日を製造日と偽って販売していたもの。偽装は34年前から行われてきたが、約10年前に食品衛生法に基づく商品表示が「製造年月日」から「期限表示」に変わった際、赤福が製品を解凍した日を製造日と表示することについて伊勢保健所に問い合わせたところ、「食品衛生法上は問題ない」と答えていたことがわかった。

 これについて、三重県は「JAS(=日本農林規格)法違反の認識はなく、違反に気づかなかったことは申し訳ない」としている。 (10/13 18:13)

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赤福偽装 10年前に保健所「問題ない」
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