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最終更新:2007年10月13日(土) 6時53分

独議会、アフガン派遣1年延長決定

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 アフガニスタンで活動するISAF=国際治安支援部隊のうち、今月で期限が切れるドイツ軍の派遣についてドイツ連邦議会は12日、1年間の延長を決めました。

 ISAFは、アフガニスタンの治安維持を目的とした国際部隊で、NATO=北大西洋条約機構の加盟国を中心に37か国、およそ3万9000人が参加しています。このうちドイツ軍兵士は3000人で、アメリカ、イギリスに次いで3番目の規模となっています。

 12日に開かれたドイツ連邦議会では、ISAFとは別に偵察用戦闘機で活動する部隊500人の兵士を含めた3500人の派遣延長について採決が行われ、賛成454、反対79、棄権48でおよそ4分の3の賛成多数で可決されました。

 しかし、自爆テロなどによりアフガニスタンで死亡したドイツ兵はすでに26人にのぼっており、今回の議会決議とは逆に世論調査では派遣延長に賛成する人は3割程度にとどまっています。

 ISAFについては、民主党の小沢代表が自衛隊の参加に意欲を示す一方、与野党から「武力行使を伴う地上軍で、憲法違反だ」との指摘が出るなど議論となっています。(13日00:54)



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