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救命士への指示 態勢は不十分

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心臓と呼吸が止まった患者の気管に管を入れたり、薬剤を投与するといった医療行為を救急救命士が行う際には医師の指示が必要なため、全国の救命センターなどには専用の電話回線が設けられています。研究班が調べたところ、救急隊との専用の電話回線がある医療機関は1001ありましたが、この中で、救急隊からの電話を最初に受けるのは常に医師だと答えたところは58%で、残りの病院は看護師や事務職員が受ける体制になっていました。医師が電話を受けるところでも、救急医療の専門の医師が常に電話に出るようにしている医療機関はその半数にとどまっていました。調査を行った広島大学救急医学の谷川攻一教授は、「救急医療の現場では、指示が少しでも遅れると手遅れになることもあるので、常に適切な指示が受けられるよう、消防の司令室に専門の医師を常駐させるなど早急に体制を整える必要がある」と話しています。
もどる10月15日 4時30分
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