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2007年10月14日(日) 17:35 |
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モダンな造形のさぬき漆器の作品展
香川を代表する工芸品・さぬき漆器の近代化に取り組んだ漆芸家の作品展が高松市で開かれています。
大正から昭和初期にかけて、さぬき漆芸は伝統を基本にアールデコなど欧米のスタイルを取り入れて、時代に即した工芸の創出に取り組みました。 磯井如真や音丸講堂、谷沢不二松らといったさぬき漆芸の巨匠らも、幾何学的な模様を取り入れてモダンな造形に挑戦し、世界の博覧会で高い評価を受けました。磯井如真の「乾漆花瓶」は、パリで開かれた博覧会でグランプリに輝いた作品で、現代感あふれるデザインです。 この漆芸展は10月28日まで高松市美術館で開かれています。
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